ベニバナヤマボウシの樹形。ミズキ科ヤマボウシ属。
ヤマボウシの仲間は中国大陸で種分化が著しいと言われ、これはその1種。
本州、四国、九州には自生もあるというが、園芸種としても作られ、北海道でも植えられたものが見られる。
ベニバナヤマボウシの花。
ヤマボウシの花では総苞片4枚が白色であるのに対して、ベニバナヤマボウシは名の通り赤く色づく。
中央部の小花の集まりが頭状花序(本来の花)。総苞片がピンク色になることからハナミズキと間違えられることもあるが別種。ハナミズキの総苞片の先はくぼむが、ベニバナヤマボウシの総苞片はヤナボウシと同じで尖らない。ハナミズキの別名は「アメリカヤマボウシ」。
ベニバナヤマボウシの果実。
ベニバナヤマボウシの果実は核果の集合果でヤマボウシに一寸似ている。ハナミズキの場合は集合果似はならず、赤い液果状の核果となる。右下に見えているのは来年のための花芽。
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