ささやかな幸せ

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「大エルミタ―ジュ美術館展」より「漆黒の身体」

2017-10-08 21:33:12 | 美術鑑賞
「大エルミタ―ジュ美術館展」 2017.10/3-2018.1/14 兵庫県立美術館

エルミタ―ジュ美術館

ウィギリウス・エリクセン<戴冠式のローブを着たエカテリーナ二世の肖像> 威厳がある。ドレスの双頭の鷲は、ロマノフ王朝の紋章。


ティツィアーノ・ヴェチェッリオ<羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像> 帽子は後で描き加えたものらしい
●ベルナルド・ベロット<ドレスデンのツヴィンガー宮殿> 細かい。人物もきちんと書き込まれている。
●アールト・ファン・デル・ネール<月明かりの川の風景> 月明かりの不思議な感じがする。好きな作品。


フランシスコ・デ・スルバラン<聖母マリアの少女時代> かわいい
●バルトロメ・エステバン・ムリーリョ<羊飼いの礼拝> キリストが光り輝いて、周りの人々を明るく照らしている



ジャン=オレノ・フラゴナールとマルグリット・ジェラール<盗まれた接吻> キスされてビックリしつつ、他の人に見られていないかドキドキしているのが初々しい
●ジャン=バティスト・グルーズ<未亡人と司祭> 少女漫画に出てくるようなお目目をしている人たち。特に右端の男の子がすごくカワイイ。


ルカス・クラーナハ<林檎の木の下の聖母子> かわいらしいが、ちょっとお地蔵さんぽい

 日曜の午後に行ったが、まだ始まったばかりだからか、あまり混んでおらず、じっくり見ることができた。兵庫県立美術館では、県美プレミアムという展覧会もやっており、今日は無料で見ることができるという。疲れたし、どうしようと迷っていると「よかったですよ」と話しかけてくれる人が。思い切っていく。すると、これがよかったんだな。県美プレミアムの館外作品による小企画展「青木千絵展 漆黒の身体」が。

「青木千絵展 漆黒の身体」2017年7月8日-10月15日 兵庫県立美術館 常設展示室4

 まるでお腹の大きな妊婦さんのような下半身のみの作品。一部作品は、手で触ることができる。大きな漆作品なのにツルツル。製作は大変だったろうな。
●<BODY 17-3> 引き締まった足首、背を丸めた時にでる背骨の凸凹、触ってわかるすごさ。
 本当に小企画展だが、よかった!10/15までだが、ぜひ。

 元町に出て、大丸神戸店の9階 ラ・パッキアさんでお茶にする。

左から時計回りに、青リンゴのゼリー、サツマイモのパウンドケーキ、カボチャのチーズケーキ、レモンのカタラーナ、栗のティラミス
ドルチェの盛り合わせにドリンクを付けて、なんと900円を切る。カボチャのチーズケーキとレモンのカタラーナが特においしかった。

コメント
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