ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

「パウル・クレー だれにもないしょ。」

2015-10-14 21:11:51 | 美術鑑賞
道を歩いていると金木犀の香りがする。職場のトイレの便座に暖房が入る。秋だなあ。ということで芸術の秋。

「パウル・クレー だれにもないしょ」 2015年9月19日~11月23日 兵庫県立美術館
「赤のフーガ」
クレー自身が「特別クラス」と位置づけ、例外的に高値をつけたり、非売とした作品が40点ある。
色が美しいと思った。赤や緑など、なかなか出せない色合いだ。
近くで見るのと離れて見るのとでは印象が違う作品も多い。
私の知っているクレーとは違うクレーを見ることができた。
●光にさらされた葉 渋いて優しい色合い。私の好きな作品
●島 下地に土が混じっている。点々で描かれており、離れて見ると山や湾、草原が浮かび上がってくるように見えた
●悲しみ 近くで見ると悲しげな顔だが、遠く離れて見ると悲しみが消える気がする
●花ひらく木をめぐる抽象 色合いが好き。紫などが美しい。
●裸体 絵の中にうっすらと見える人物がはっきりとわかる赤外線写真が絵の横にある
●快晴 パキッとはっきりした色。私の好きな作品。
「柵の中のワラジムシ」

「手塚愛子展 Stardust Letters-星々の文」
兵庫県立美術館の常設展示室4にある。荷物を預け、手をウェットティッシュで拭くと作品を触ることができる。目の不自由な方にも触って芸術を楽しめるようにということらしい。
「Stardust Letters1」
たれさがる糸がそうめんのよう。中に入ることもできる。白い四角が点字を表しているらしい。
ロダンの「痙攣する大きな手」も実際に触ることができる。大きな肉厚な手だった。
コメント
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