絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

上野の大仏

2011-01-09 15:11:10 | Weblog
旧岩崎邸庭園から不忍池をぐるりと回り弁天様を参拝。
不忍池には冬枯れの蓮がいっぱい!
蓮の咲く時期は素晴らしい景観だったことでしょう。
 

蓮の間に沢山の水鳥・・・
人馴れしたユリカモメも可愛い!

弁天様をお参りした後、上野公園で寛永寺に寄ってみようと歩いていると
大仏の表示がありました。
お顔だけの大仏があるとの話は聞いていましたが、見た事がなく一度見てみたいと思ってはいましたが・・・・
ラッキー!今年は運がいいかもなんて・・・つい思ってしまう楽天家です。

階段を上り左手に大仏様のお顔が在りました。


☆寛永8年(1631)越後の国村上城主堀丹後守直寄公旧自邸内に戦乱に倒れた
 敵味方の将兵の冥福を祈るため土で釈迦如来像を造立。

☆明暦・万治の頃(1655~60)木食僧浄雲師により銅佛に改められた。

☆元禄11年(1698)露座の大仏に仏殿が建立された。

☆天保12年(1841)火災に遇い天保14年、
 末孫堀直央公が大仏を新鋳し仏殿を再建した。

☆大正12年関東大震災によって仏頭が落ち寛永寺に保管
 その後仏体は解体され第二次世界大戦時に献納された。

昭和47年春に残った尊顔を再び旧地に迎え祀っているとのこと・・・
お顔だけの大仏様・・・時代の流れを一身に受け瞑目。
心引き締まる思いです。


上野から見えたスカイツリー
時代はどんどん進み取り残されそう・・・・・・・