絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

流れる星は生きている   (藤原てい)

2005-11-18 20:58:35 | 読書
この本は、敗戦まじか昭和20年8月9日新京から釜山を経て、
苦難の末日本に引きあげてきた作者藤原ていさんの体験記です。
気象台の官舎にも立ち退きの勧告があり慌ただしく移動の準備
長男6歳、次男3歳、長女1ヶ月。寒さに備え持てるだけの荷物を持ち駅で夫(新田次郎)を待つ
しかし夫は気象台にまだ仕事が残っているので一緒に発てないと言う。
それからが苦難の連続・・・21年9月末日本の地を踏むまでの孤軍奮闘・・・
まだ幼い三人の子を引きつれ、よくぞ日本に辿り着けたものだと、母なる強さには頭が下がる。
故郷にたどり着いたときの安堵感・・・涙・涙・涙・・・
本当に無事帰ってこれて良かったですね~ご苦労様・・・
戦争は二度と御免です!
★★★★★