絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

ホタルブクロ

2005-06-19 00:50:11 | 花おりおり
ホタルブクロ(キキョウ科)ホタルブクロ属
ぶら下がって咲く花を提灯に見立てて、火垂(提灯の古語)を
当てたと言う説と、子供が花の中に蛍を入れて遊んだからという説
があるが一般的には蛍袋と書くことが多い。
昨日の新聞に面白い記事が載っていました。
蛍袋の花の受粉に協力してくれるのはマルハナバチ
咲いたばかりの花は、真ん中に突き出ためしべの先端がとがっている。
まだめしべが受粉できる状態に成熟していない。
おしべの方は花が開いた時点ですでにしぼんでいる。
しかし、めしべの中ほどにある毛におしべが残していった花粉が付いている。
ハナバチが筒にすっかり収まって蜜を吸う。
背中が丁度めしべの中ほどにある。背に花粉を付けて蜂が飛び去っていく。
開花して数日が立った花では、めしべがすでに長く伸びてその先端が
三つに分れている。受粉の準備万端。花粉を背負ったハチを待つばかり。
「同じ花の花粉で受粉するのを防ぐための巧妙な仕組みだと思います。
おしべとめしべの成熟に時差をつけることで、同じ花が雄花になったり
雌花になったりするわけです」千葉県立中央博物館・天野誠
 ちなみに西日本では白い花が多いが、関東地方では白・赤・ピンクの
 花が見られる。赤と白の雑種がピンクなのか、それとも別の種類
 なのか。色が違う理由はよくわかっていないらしい。
 まだ多くの謎を秘めている花だそうです。
チョト失礼して覗いて見ました。めしべの先端が三っに別れたのが雌花・・
ありました。蛍袋を見る楽しみがふえました。