鉄道親爺の窓

今日でブログを始めて6年目 国鉄形の車輌の淘汰が進み 寂しさもひとしおですが 平成の名車にも目を向けたいと思っています。

最後の春を駆ける 「雷鳥」

2011-02-26 20:17:46 | 485系・489系
    2011年02月26日撮影 湖西線 近江中庄~マキノ    ISO 400 1/5000 f 4.5 WB 晴

 昨夜の天気予報では近畿地方の北部も晴れマークでしたので 予てからの念願だった湖西線(近江中庄~マキノ)への撮影に行くことにしました。朝起きて外に出ると夜空に星が煌めき 東の空には明けの明星が輝いていました 淀川を渡る電車の窓から漸く山際に太陽が昇ってくるのが見えた来ました 山崎駅を過ぎたあたりでキヤ144検測車と併走 そして京都駅手前ではキハ181系さよなら運転の京都送り込み回送と併走(ヘッドマークは「あさしお」を模したものが付いていました)京都駅山陰ホーム西端ではこれを撮影する人たちがズラリと並んで待っています(ホームに警備の為のJR西の職員さんも見えました)私は京都駅で湖西線の電車に乗り換え近江中庄に向かいました この電車で行くと「日本海」通過まで凡そ10分しかないので近江中庄の出口階段に近い先頭車両に乗ることにしました 近江中庄に着くと私を含めて3人が下車一人はそのままホームから撮影すると言ってホームに残られました もう一人の方と急いで撮影ポイントへと向かい到着すると既に十数人の人達がカメラを構えて待っていました 挨拶を済ませ開いている所に三脚を立てて話を伺うと4002レは約30分遅れているようで釜はトワ釜との事です 時間がないと思って走って来たので息が上がっていましたが其れを聞いて少し落ち着けました。遅れている4002レより先に4008Mレ「雷鳥」が来るのが見えて来ました 緩やかにカーブしながら築堤の上を凄いスピードですっ飛ばして行く485系「雷鳥」を見ていると「俺は後進に道を譲るがまだまだ若いものには負けないよ」と言う声が聞こえ 残雪の残る湖北の山々を背に青空の下最後の時を精一杯頑張っているように見えました。

   

    2011年02月26日撮影 湖西線 近江中庄~マキノ    ISO 200 1/1000 f 7.1 WB 晴

 今日は臨時「雷鳥」9017Mレも走りました 4002レを写した後4020Mレまで撮影し一旦新疋田の様子を見に行きましたが 光線状態は良くないのですが青空と雪が残る風景に引かれてまたここまで帰ってきました ヘッドマークの付いた先頭車を狙うとは逆光になるので今度は雪山をバックに真横から写してみました もう少し右側に振って雪の多いところを写せば良かったのですが 春らしさが感じられると思い雪解け水が流れる水路を入れてみました。

   

    2011年02画と26日撮影 東海道本線 新大阪駅    ISO 400 1/640 f 5.0 WB 晴

 そして最後は新大阪駅での回4033Mレ「雷鳥」の向日町からの送り込み回送です 今日は天気が良かったので何とかまずまずの出来でした。WBを晴れではなくオートにすれば夕方らしくもう少し赤みがでて良かったかも知れません。


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