しかし引っ張ってますね。
いや、そんなつもりはなかったんですが、
思い出しながら書いてるとついつい色々書くこと出て来ちゃって…。
そんな訳でその4
しかし困ったものです。
友人の親戚なのであからさまに冷たくすることは出来ないし、
第一もとは純粋ないい子なのでそんな鬼っぽいこと出来ません。
…救いはやっぱり弟君。
危機を察知してダッシュで帰って来てくれました。
本当にいい子です。
しかしその善意の弟君に対して姉の攻撃は更に続きます。
「そう言えばさっきおばさん(私の友人の母)、あんたを捜してたよ!」
ってそんな見え透いた…。そこまでやるのか。
そんな嘘ついてまで…そこまでするあんたの目的は何なんだぁ?!
(ま、障害物除去は重要なミッションすから。)
「んな訳ないだろー。俺たちずっと一緒にいたじゃん。」
しかし姉、あえなく返り討ち。弟、ナイスです。
しかし…その後もその子のその子にしか分からない、
ほとんど芝居がかったお話を延々と聞き続けたのでした。
一体何時間聞いたのだろうか…。今となっては思い出せないが…。
0時は確実に過ぎていた。
そして弟君と言えば…
最後まで付き合ってくれました。
心からありがとうと言いたい。…今更ですね。
かくして一日目はようやく幕を降ろしたのでした。
次の朝早く、何時だったかなんてもはや覚えてもいないがすっごく早く、
迎えに来ました。まだ皆寝てます。
朝がけ、て言うのかな。こういうの。
「オッパー!おはよー!」(ドアを少し開けて)(入って来ないだけ良心ある)
「え?あ、お、おはよう。…は、早いね。ホントに。」
「朝ご飯の準備出来たみたいですよー。早く下に行きましょー!」
嘘つけー。こんな早くからメシ食うヤシ何処にいるんだー。
弟君と私の友人とその父は私の目の前でまだ寝てるっつーのっ!
…なんて言えるはずもなく、
「お、おう、分かった…今行くから…。」
分かっていながら自ら罠にはまって行く…。
犠牲精神ていうの?こういうの。
犠牲精神て美しいの?
…誰かの為に犠牲になるって貴いことなの?…誰か教え、て…
エレベーターに乗った私の気持ちはディープ・ブルー…。
階を降りるごとにまるで深い深い海の底に沈んで行くようでした。
k、き、今日も朝からフル・スロットルじゃん…。
今日も最初から気持ち全開じゃん…。
今日も一日… 今日も…
いよいよ物語は驚愕のクライマックスへ!
愛と涙と感動の最終章!君は直視出来るのか?!
なあーんてね。大したオチじゃないんすよ。実際。
期待しないで下さい。してないか。
つか一日目のインパクト強すぎて二日目のことよく覚えてないしぃー。
いつの間にか連載になっちゃってるしー。
ここらでケリをつけなきゃね。
最終章へ!