武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

大暑・・・・・梅雨明け

2014年07月23日 | Weblog
この暑さにマケズ「大津絵」を見る。
この「大津絵」は東海道大津の宿で旅人におみやげで売っていたはしり書きの絵である。みやげものとして全国にひろまったそうだ。民衆の芸術というものだろう。
仏画ではじまったのがことわざ・風刺などとりいれたり自由自在だ。この本物は貴重品で手に入らない。
そこで三井寺のお土産やさんで手にいれた印刷ものを版画にしようとたくらんだ。
ところが図柄が大きいので、なんかしまらない・・・・・・ちょい画面の工夫が必要だ。
題材にはことわざも多いらしい。わかりやすいのは「ひょうたんをなまずでおさえる」・・・・無理なことという意味だ。
こりや、「鬼のそら念仏だ」。「残忍なものがうわべだけ優しい」例えだ。ことわざもそうだけど、江戸時代の庶民教育をになったものを絵にしたものもあるらしい。
なかなか才がないいと難解だ。これは座頭が犬にかまれたのか血をだしている。文をよむと「座頭かげかたぶく月やほととぎす」とある。?????????????
ま、江戸時代はなかなか難解です。