9月9日は菊の節句だ。と言っても桃の節句とか端午の節句に比べて知名度はいまいちだ。もともとこういうのは宮廷の儀式がもとで民間にも普及した。菊の節句はなぜか普及しなかったということ。
公民館の菊講習の連絡がきた。わたしの菊は持ち主に忘れられ、肥料もなく、水もなく、後に鉢から畑に移動させられた。無残な姿だ。
話は明るく。食べ物から節句を考える。桃の節句は桃を食べる。血圧降下。これから農作業が始まる。体調を整える。端午の節句は菖蒲湯につかる。菖蒲は殺菌力が強い。農作業できず口から菌がはいらなうよう。七夕にはほほずきの根を食べる。これはいそがしい農繁期に嫁様が妊娠しないよう不妊薬。菊の節句は菊の葉を食べる。鉄分はあるので造血だ。さあ、もうひとふんばりの体力増強。