武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

かげ絵・・・こどもの遊び

2008年08月10日 | Weblog
暑中見舞いのコメントありがとうございます。

世の中がこんなに明るいと、影絵遊びなど自然となくなる。それよりも遊び道具が多くなって、こういうのんびりしたものは横によせられてしまった。
一般に手を使うのを「手かげ絵」といい、鳥からうさぎ、犬、あひる、ぞう、きつね、かになど作った。瓶のキヤップを使ってカーボーイ、ボールを使ってかたつむりなど工夫した。
体を使うのは「身かげ絵」と言い鶴とか大きいものができた。
江戸時代には寄席芸として人形を竹串につけた「からくり影絵」が登場して、紙芝居の前身となったようである。