カンガルー大陸をゆく!! ---福岡糸島編---

福岡・糸島に生息する研究者の日常。

おすすめ本

2009-04-26 12:34:48 | Weblog
英語で科学論文を書く・書かねばならぬ方々に絶賛お勧め中の2冊です。
 「ライフサイエンス 英語表現使い分け辞典」 羊土社 ¥6,825
 「ライフサイエンス 英語類語使い分け辞典」 羊土社 ¥5,040

論文を書いていて、「ここはforを使うべき?いやofかな?」などと悩むこと、ありませんか?
私はしょっちゅうあります。そんな時はこれ!
「英語表現使い分け辞典」を引きます。
たとえば'available (利用できる、入手可)'という単語に対して
 available for ~ (~について利用できる)
 available to ~ (~するために利用できる)
 available in ~ (~において利用できる)
 available on ~ (~に関して利用できる)
 available at ~ (~において利用できる)
 available from ~ (~から入手できる)
と6つの使い方を提示し、それぞれに科学論文からの抜粋で例文が示してあるのです。

それから、「研究目的について書きたい。けどもう
purposeはこの前後だけで5回くらい使っちゃたよ。」というようなとき。
または、「purposeよりちょっと強いニュアンスが入れたいんだけど
単語が思い浮かばない」と思うとき。
「類語使い分け辞典」がお役立ちです。
目的・試みと題して
 【目的】purpose, aim, goal, objective, end
 【試み】attempt
 【努力】effort
が列挙されており、やっぱり科学論文から持ってきた例文がついています。

論文を書く手がなかなか進まないときに、パラパラめくっていると
「あ、あそこ、こう書こう」と、思いついたりしますよ。
ややお値段が張りますが、お勧めです!!