ハーブスイーツハナウタコウチ

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王冠

2009-01-15 23:40:30 | 育児
先日のお休み、隣の家に遊びに行っていた5才が、大事そうに何かを手に握ってもって帰ってきた。
「宝物をもらった」と言う。
見せてもらうと、古い王冠と窓のカギ。おわかりいただけるだろうか、サッシが出来る前の木の窓(木造の学校なんかにあったスライド式の窓)のカギ、スポイトみたいな形で、ネジがきってあり、窓をあわせて中央の穴にカギを差し込んでひねるとカギが閉まった、
・・・を大事そうに持っている。

 友人のお母さんである隣人が、何かの理由でしまってあったのか、どこかに落ちてたのか、はたまた友人が幼い頃しまってあったものか、さだかではないが、まあ、今となっては、何の役にも立たないものではある。

 どうして男の子供って、いつの時代にもこんなものが好きなんだろう?苦笑してしまった。
 もちろん、同じようなものが私の幼い頃の宝箱(お菓子の缶とか、ブリキのフタの瓶とか)にも入っていたのを思い出してしまった。

 すこし違うと言えば、私たちの頃には王冠は当たり前であり、ラベルにこだわりがあったように思う。三矢サイダーとかは、ポイント低く、コカコーラはやや普通、うちではアルコールを飲まないので、キリンビールとかビールの王冠がポイント高かったように思う。ただし、ビールの王冠はたしか裏にコルクが貼ってあったのでよく乾かしてから宝箱に入れないと、カビ等の原因となったと記憶する。

 どうも男というのは、こんな物が本質的に好きなようである。ホームセンターのネジや金属板とかが異常にたくさん種類があるのはきっとそういう理由なのである(笑)

 それにしても・・・王冠を見るのは久しぶりである。ジュース、醤油なんかもペットボトルになり、瓶ビールについているくらいである。しかも、瓶ビールなんて飲み屋さんとかでしか見ないし、盆と正月くらいしか外でお酒を飲みない私にはほぼ縁がないのである。

 それにしても、王冠という名前はステキだ(笑)何しろ、「王のかんむり」なのである。子供が夢中になるのもしょうがないか(笑)