世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

練習はジャスミン緑茶の味

2005年09月13日 01時30分25秒 | Weblog
ついに、シアホリvol.6公演「なんか、どきどきしてきた。」の練習が始まりました。
久しぶりの立ち稽古。
これからウンザリするくらい続くんですが、それでもやっぱり最初はうれしくワクワクするものです。
今回は劇作家末嶋氏も演出家末嶋氏も気合いが入りまくっている作品でありまして、
じゃあ、今までは気合いが入ってなかったのかよ、と言われるといや違うと言わざるを得ないのですが、
要はオレの隠してた部分ってやつを今回は一気にさらけ出してやるぜ、オレ、今まで女子大生相手にふんわり芝居ばっかりつくってきてると思われがちだけどもさ、実はこんなことも考えつく破廉恥人間なんだぜ、そんなオレでも愛してくれるかい、ベイベー♪
という、愛の賛歌であるわけなんですよ。
さすが、サンボマスターを先生と慕う氏のことである。
と、いうわけで。
練習どしょっぱつの昨日今日でも熱が入っていた。
別に激しく叱咤するわけじゃないんだけど、いつもなら「最初だから」と大まかな指示しか出さぬ氏が、いきなり一つのセリフの意味についてつっこんでくる。
その勢いは今まで甘やかされてきた美幸さんが早々に音を上げるほど。
はぇよ。
が、それもそのはずで、
今回のキーパーソンである美幸さんには一皮剥けた役者になってもらわないと成り立たない、あ、それはagoも新人シドゥちゃんも同じなのだが、
そのための早期情操教育なのである。
多分姉もやられる。
いやいや、とにかく鼻息の荒い演出家にがうんがうんと引きずられつつ進まっていく感じである。

といっても、その猛牛は明日からまるっと1週間練習に出てこないのだが。
どういうこったい、こりゃ。

荒くれる演出家とそこに渦巻かれ引き付けられた役者人が右手に鞭を左手に飴を持ち、操りつつ泣き笑い、恋し歌い踊るスペクタクル練習の幕が今、始まる。
多分、ほとんど上記には該当しない。

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