ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

山梨県南アルプス市、山寺「宝珠寺のマツ」(県指定)です!!

2024-05-28 19:22:25 | 巨樹・大木
 山寺地区は、南アルプス市役所の西南西約1kmのところ

 南アルプス市役所の西側の道路を南へすぐの「南アルプス市役所前」信号を右(西)へ

 約600mの丁字路を左(南)へ

 約300mで右手に宝珠寺があります

 県指定文化財の標柱です
  (県)重要文化財 五智如来と(県)天然記念物 寶珠寺の松ですね

 目的のマツは境内一杯に枝を広げています

 東側から太い幹を見ました

 説明版です
   宝珠寺のマツ
     県指定文化財(天然記念物)
     指定 昭和35年11月7日
 このクロマツは根廻り4.8m、目通り幹囲3.25m、枝下3.9m、それより上で幹は南へ屈曲して梢は上に立っている。
 枝張りは東へ3m、西へ6m、南へ9m、北へ7.5mで樹高は15.5mである。
 この木は樹形が立派であるばかりでなく、クロマツとしても相当の巨樹である。 
   宝珠寺木造毘沙門天立像
     市指定文化財((彫刻)
     指定 昭和51年3月2日
 この毘沙門天像は内刳りのある寄木造り、体躯全面が布着せで、胡粉彩色であるがおそらく元禄15年(1702)の修理であろう。
 身を甲冑にかため、右手に宝珠を捧げ鬼形上に立ち肢体服装共に強い動きを示し、写実的で顔面風貌など堂々たる作風である。
 伝説によれば、承安年間(1171~4)加賀美遠光が宝珠寺を再建し、毘沙門天像は元暦年間(1174)その子小笠原長清が祀ったと伝えられている。
      平成5年3月    山梨県教育委員会・南アルプス市教育委員会

 南側から
 
 西側から

 説明版です
   如意山 宝珠寺
 往古は真言宗に属し、馴虎山宝珠寺と称え法善寺末と栄えた。
 中古寺運が傾いたが延宝5年(1677)伝嗣院14世骨心和尚が再興、如意山宝珠護国禅寺と号し曹洞宗の道場となった。
 伝説によれば養老年中僧行基が里人の水災に苦しむをあわれみ開基能二男五智如来をつくり安置、その後廃頽したのを承安年間
1171~4)加賀美遠光が再建、さらに元暦年間(1184)遠光の次男小笠原長清が毘沙門天立像を併せ祀ったという。
 昭和35年県文化財に指定された五智如来座像は、その後の研究によって平成3年「木造大日如来及四波羅蜜菩薩坐像」として重要文化財に指定された。
 また、境内にあるクロマツは県指定天然記念物に、毘沙門天立像は町文化財にしていされている。
     小笠原長清公顕彰会

 仏像の説明版です
   木造大日如来及四波羅蜜菩薩坐像 5軀
     国指定重要文化財(彫刻)
     指定 平成3年6月21日
   像高   大日如来像    100.4cm
        金剛波羅蜜菩薩像  79.1cm
        宝波羅蜜菩薩像   78.9cm
        法波羅蜜菩薩像   78.7cm
        羯磨波羅蜜菩薩像  79.4cm
 等身大の大日如来像に一廻り小さな四波羅蜜菩薩像を配する5尊像である。
 大日如来像は智拳印を結ぶ通例の金剛界大日如来像であるが4菩薩像は三昧耶印と呼ばれる特殊な印を結んでいる。
 大日如来とそれに侍坐する4親近菩薩である4波羅蜜菩薩と尊像構成は金剛界曼荼羅の成身会中輪にみられるものを典拠としたもので、本群像製作者の密教思想に対する造詣の深さを忍ばせるものがある。
 像はいずれも檜を用材とするが、大日如来像と金剛波羅蜜菩薩像は寄木造、他の3軀は割矧造である。
 その作風は平安時代の和様彫刻の末期的な傾向を示すもので、製作は12世紀も末頃と推定され、きわめて特殊な構成を示す類品稀有の密教群像として注目される。
 なお、大日如来像の像内に「願主金剛佛子勝阿」と判読できる墨書があるが、勝阿については不詳である。
     平成5年3月      文化庁・南アルプス市教育委員会

 文化財は宝蔵の中ですね

 では、次へ行きましょう


2024・4・15・11・00
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山梨県韮崎市、穂坂町三之蔵「三之蔵のクヌギ」です!!

2024-05-28 12:30:09 | 巨樹・大木
 穂坂町三之蔵地区は、韮崎市役所の北東約5kmのところ

 韮崎市役所西側の国道20号線「武田橋北詰」信号を北西へ進みます

 約700mの「一ツ谷」信号を右(北東)へ、国道141号線です

 トンネルを貫けた約900mの「藤井バイパス南詰」信号を左(北)へ

 約1kmで右(東)へ、間も無く国道141号線との交差点「絵見堂」信号からは県道616号線となって坂を上って行きます

 約3.3kmで「明野・須玉⇐」の標識に従って左(北)へ

 約400mで左斜め下の集落へ入ってい行き直ぐの丁字路を右(北)へ狭い道路を上がって行くと


 右手に目的のクヌギの幹上部が見えて来ます

 民家のブロック塀の中から生えています

 西側から見上げました

 *北巨摩郡穂坂村は、昭和29年(1954)10月10日に 北巨摩郡韮崎町・藤井村・清哲村・神山村・大草村・竜岡村・旭村・中田村・穴山村・円野村が合併して韮崎市が発足しました。


 民家の中なのでここまでにしました

 では、次へ行きましょう



 2024・4・15・10・15
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山梨県北杜市、高根町下黒澤「下黒沢のコウヤマキ」(県指定)です!!

2024-05-28 06:30:38 | 巨樹・大木
 高根町下黒澤地区は、北杜市役所の北北西約3kmのところ

 北杜市役所の南側の道路を西へ中央自動車道の高架を潜って進みます

 約500mで右(北)へ国道141号線です

 約2kmの「西川橋西詰」信号を左(西)へ、県道28号線です

 道成りに約1.7kmの坂道を上って行き、右カーブの「下黒沢打越入口⇐」の案内板を斜め左へ入ります

 約300mで右手に大きな樹冠が見えました

 目的の「下黒沢のコウヤマキ」です

 南側から見上げました

 説明版です
    山梨県指定天然記念物
       「下黒沢のコウヤマキ」
         所在地    山梨県北巨摩郡高根町下黒沢2773
         所有者    植松信
         指定年月日 昭和45年10月26日
         根回り     8.50m
         目通り     4.77m
         樹高     18.00m
         枝張り 東西15.00m
              南北21.00m
 日本特産のスギ科の常緑高木で、高野山に多く産するという意味からつけられた。
 木曽地方より西に自生し、樹高は、40mに達するものもある。
 樹皮は赤褐色で、ヒノキに似、葉は長線形で輪生する。雌雄同株。
 当木は、地上4mで6本に分岐していたが、風害により2本欠損、樹勢は旺盛である。

 山梨の巨樹・名木100選にも選定されています

 南南西側道路から

 南西側から見ました

 では、次へ行きましょう

 2024・4・15・9・50

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