Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

ツメクサ、ムシクサ、タチイヌノフグリ

2012-04-25 23:29:42 | 鎌倉

桜の咲いているお寺の境内、足元にも小さな小さな春が来ています。

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妙本寺、参道の石畳の脇の砂利の間から芽を出し、茎をのばし、小さな白い花を咲かせている「ツメクサ(爪草)」

細い葉が鳥の爪に似ていることからついた名だそうです。確かに左の画像の葉を見るとなるほど…と納得。

ナデシコ科ツメクサ属で、日本全土、庭や道ばたなどに多い高さ2~20cmの1~2年草です。

花は直径4mmと小さくて、葉の脇に1個ずつつきます。花弁は白色で5個あるのですが、肉眼ではそこまで確認するのは難しいです(私の場合、、、ですが)

                                                                         

Img_3555blog Img_3556blog 「ムシクサ(虫草)」

ゾウムシの仲間がしばしば子房に虫えいを作って、果実のようになるのでこの名があるそうです。

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の1年草です。オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、フラサバソウなどと同じ仲間です。

葉の脇にわずかに淡紅色を帯びた白色の小さな花をつけます。(画像の花は、ほとんど白色に見えますね)

花は直径2~3mmとほんとうに小さく、その中に1個の雌しべと2個の雄しべが収まっています。

                                                       

Img_3561blog 前出のムシクサと同じ仲間の「タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)」です。

ムシクサと一緒に生えていて、ほとんどムシクサと同じ大きさ(というより、同じ小ささという表現の方があっているかと…)です。

今まで撮ってきた個体に比べ、花の開き具合が大きいように感じましたので、登場させました。

                                           

                                           

                                                       

( 2012年4月15日撮影  鎌倉・妙本寺 )


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大振りで華やかな花々に目を奪われがちですが、視... (Kay)
2012-04-26 08:45:50
大振りで華やかな花々に目を奪われがちですが、視点を少し変えるだけで小さな花の世界があることに気づかされたのは比較的最近のことです。柔軟な視点は柔軟な思考を産むように思えるこの頃です。
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色鮮やかな花の周りにはたくさんの人。 (ハム次郎)
2012-04-26 19:24:05
色鮮やかな花の周りにはたくさんの人。
そんな人たちに紛れて必死にシャッターを切っていますが、
結果は思うような画像を得られなかったりしています。
どなたも気付かない小さな花を(こちらは違った意味で必死なんですけれど)
撮っている時の充実感は心地よいものです。

>小さな花の世界があることに、、、

Kayさんもとうとう禁断の世界に踏み込んでしまわれましたね(笑)
下ばかり気になって、頭の上に咲いている花を見過ごしてしまわないように…
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