Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

光則寺に咲く花たち(2)

2012-08-28 23:37:15 | 鎌倉

撮影をしてから1ヵ月が経ってしまいましたが、7/29に撮った光則寺の花たちの残り半分をご紹介します。

Img_3996blog 鎌倉では寺社の境内や切通し、また道端などでも見ることの出来る「ヤブミョウガ(藪茗荷)」です。

白い花も魅力的なのですが、果実が白から淡い緑、そして秋には藍紫色へと変わっていく変化も楽しみのひとつです。

ツユクサ科で山野の林内に生える多年草で、葉や茎は触るとざらざらとした感触です。

暗い林の中でまっすぐに伸びた茎の先に輪生状に咲く白い花は、目を惹く美しさです。

                                                         

                                                       

                                                       

Img_4033blogまだ咲き始めの「キンミズヒキ(金水引)」

花はみっつしか開いていませんでしたが、今年一番に見つけたキンミズヒキでしたので、四方八方から撮りまくった中の一枚です。

バラ科で、道端や草地に生える多年草で、細長い花序をタデ科のミズヒキにたとえたものだそうです。

                                          

                                          

                                                       

                                                       

                                                       

Img_4056blog_2 Img_4037blog この花も鎌倉では普通に見ることの出来る「シュウカイドウ(秋海棠 )」で、私の好きな花です。

中国原産で江戸時代初期に園芸用として持ち込まれた帰化植物だそうです。

Img_4088blog 「ヒオウギ(檜扇)」、アヤメ科の多年草です。

ヤマアジサイが見ごろの頃に花菖蒲が咲いていた場所に咲いているよ♪と教えていただき撮りました。

花はオレンジ色に赤い斑点があり魅力的ですが、午前中に咲き夕方にはしぼんでしまう一日花です。

Img_4038blog いつも名前が混同してしまう「ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)」です。

明治時代にヨーロッパから渡来、野生化し、各地に広まったのだそうです。

鮮やかなオレンジ色の花と、一度植えると毎年花を咲かせることから家庭の庭でも楽しまれています。

Img_4060blog 「シロバナサクラタデ(白花桜蓼)」も咲き始めていましたが、小さなうえ花穂が少しの風でも揺れてしまい、撮影には悩ましい花です。

タデ科の多年草で雌雄異株だそうですが、いまだ違いを見つけられずにいます。

来年こそは虫眼鏡を持って…と思ってはいるのですが。。

                                                       

Img_4096blog 「フウラン(富貴蘭)」

日本原産のラン科植物のひとつです。

境内の梅の古木に着生し、うっかりすると咲いているのを見過ごしてしまいます。

花は良い香りがするそうですが、何しろ高いところで咲いているので、、、(残念)

                                                       

Img_3554blog「タシロラン(田代蘭)」

かなりアンダーな画像で見難いかもしれませんが、この位暗い場所でないと生育できないラン科の腐生植物です。

とてもランの仲間とは思えない地味な花で、ちょうど見ごろの状態に遭遇するのは難しいのですが、毎年「また見られるかなぁ」と気になる花です。(7/7撮影)

                                                        

 ( 2012年7月29日撮影  鎌倉・光則寺 )

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光則寺に咲く花たち(7/29)

2012-08-19 21:46:35 | 鎌倉

Img_3997blogまたしばらく更新が止まっていましたが、7/29の撮影をしていた光則寺の花たちをまだアップしていなかったので遅ればせながらご紹介します。

本堂前の蓮は大賀蓮(おおがはす)、境内に咲く様々な品種の中で代表格の蓮の花です。

                                       

                                                         

Img_4068blog 石碑の前に置かれている「小君子」という蓮、先が尖っていて少し小ぶりの蕾です。

花色は白だと思いますが、どのような花姿を見せてくれるのか…今年も確認ができませんでした。

また来年の宿題がひとつ・・

                                           

                                           

                                                       

                                                       

                                                      

Img_4025blog Img_4005blog

夏の花「ミソハギ(禊萩)」です。

名の由来は祭事に用いることによるそうです。

山野の湿地に生える多年草で、花は紅紫色で直径1.5cm程度の小さな花です。

蝶た蜂たちが蜜を吸いにきていましたが、忙しく花から花へと移動をするので、つかまえることができませんでした。

                                           

                                           

Img_4017blog本堂左のカイドウの木の下で毎年花を咲かせる「フシグロセンノウ(節黒仙翁)」です。

ナデシコ科センノウ属の多年草です。同じ仲間にはエンビセンノウやマツモトセンノウなどがあります。

少し奥まったところに生えているので、節の部分を確認することができませんでしたが、節が太く紫黒色を帯びることから「フシグロ」の名がついたようです。

                                          

                                                       

                                                       

                                                       

Img_4030blog_2 毎回悩ましい「ヤマホトトギス」か「ヤマジノホトトギス」かわからない「ホトトギス」  なのですが、もしかすると「ヤマホトトギス」かなぁと。。。

今年も出会えたことに感謝です♪

                                           

                                           

( 2012年7月29日撮影  鎌倉・光則寺)

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夏の花咲く大巧寺

2012-08-09 20:59:54 | 鎌倉

Img_3820blog Img_3876blog 鎌倉駅から歩いて3分のところにある大巧寺、境内には夏の暑さにも負けず、さまざまな花が訪れる人を待っています。

本堂前の蓮の花が一輪、開き始めていました。

参道にはオミナエシの黄色の花が咲いていましたが、9月になるとここには赤と白のヒガンバナがバトンタッチします。

                                

                                                       

                                                        

Img_3839blog Img_3879blog 水鉢の中には小さな白い花を咲かせる「オモダカ(面高)」

水田や浅い沼、湿地などに生える多年草です。

右の黄色い花は「タヌキモ(狸藻)」(もしかするとイヌタヌキモかもしれませんが)

池や沼などに生え、水中のミジンコなどを食べる食虫植物です。

画像では左のオモダカと同じ大きさに見えますが、オモダカより少し小さめで、1.2~1.5㎜程度です。

Img_3886blog Img_3891blogblog

タヌキモの隣の水鉢で咲いていた更に小さなピンク色の花、名札がなかったので名前がわかりません。

中心が黄色で外側に向かって白~淡いピンク色の愛らしい花です。

                        

                         

                         

                                                        

Img_3900blog Img_3902blog 名前は「チシオタンポポ(血潮蒲公英)」、なんだか怖いような名ですが、花は可愛いですし、淡い赤紫色の斑が入った葉も綺麗です。

                  

                                                        

Img_3983blog Img_3831blog フヨウの花に似た黄色の花は「ハマボウ(浜朴)」です。

黄色の花の中心の暗赤色の風車模様が印象的です。

一日花で朝開き、夕方には閉じてしまいますが、次々と花を咲かせます。

境内には3本ほどあり、夏の陽を浴びて、元気いっぱいに咲いています。

                                                       

                                                       

                                                        

Img_3861blog Img_3859blog                   

                  

                  

                  

                                                       

                                                        

駐車場側の水鉢で咲いていた蓮の花、品種名はわかりませんが、花弁の縁がほんのり紅色、楚々とした美人です。

( 2012年7月29日撮影  鎌倉・大巧寺 )

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ハム次郎のDigital Photo Box           http://hamujiro.2.pro.tok2.com/

                                           

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夏日の妙本寺

2012-08-04 23:10:49 | 鎌倉

1週間ぶりのblog更新です。

連日の猛暑日と、オリンピックで、ついつい更新をさぼってしまいました。

先週日曜に撮った中から、今日は妙本寺の分をアップします。

Img_3923blog Img_3926blog 朝8時の参道、すでに日差しは強烈です。

でも、両側の大木のおかげで、日差しは和らぎ、吹く風は爽やかです。

                               

                               

                               

                               

                                                       

                                                        

Img_3956blog Img_3940blog

例年でしたら、二天門を入った両脇に今を盛りと咲いているノウゼンカズラ、今年は花数が少なくて…

光則寺でも今年はダメと言っておられましたので、気候のせいかもしれませんね。

                                           

                                           

                                                       

                                                        

Img_3964blogImg_3971blog 本堂前には鉢植えの蓮の花が咲いていました。

開花2日目ぐらいの花だと思いますが、透けるように白い花弁がとても綺麗でした。

                        

                        

                        

( 2012年7月29日撮影 )

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