今日は先週行った小出川沿いにもう一度…と思っていたのですが、
台風の影響で朝から雨が降っていたので中止。
10時過ぎに雨が止み薄日が差してきたので、近くの市民の森へ花散歩に出かけてきました。
ちょうどミゾソバやツリフネソウが咲き始めていたので、
3時間ほど楽しんできました♪
手前はミゾソバ、後ろはツリフネソウの群落です
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市民の森で撮った画像は9/2、9の分のアップがまだですので、後日纏めて…と思っています。
小出川沿いで出会った花たちをもう少しご紹介させてください。
マメアサガオ(豆朝顔) ヒルガオ科
北アメリカ原産の帰化植物です
畑の斜面のパサパサに乾燥しているような所で蔓を縦横に伸ばして花を咲かせていました
ツユクサよりちょっと小さめの白い花、とても可愛らしくて厄介者とは思えません
花弁は白色ですが、撮った中にほんのりピンクを帯びたのもありました
ザクロソウ(石榴草) ザクロソウ科
畑の畝の脇にコニシキソウやスベリヒユ、カタバミ(5枚目に写っています)などと一緒に生えていました
カタバミの黄色い花の花径が8ミリ程度ですから、
ザクロソウの花がいかに小さいか…
どこにでも生える1年草ですから、ぜひ探してみてください
( 撮影日:2018年9月24日 )
先週、ヒガンバナを撮りに初めて行った小仏川沿いの道、
両側には水田と農地が広がる田園地帯。
撮影の目的はヒガンバナでしたが、
水田雑草と呼ばれる草花や、自宅近辺では見られない花などを見ることができました。
暑さのため途中で引き返してしまった先や途中にある茅ケ崎里山公園など、
是非もう一度二度三度(^^;
行ってみたいと思っています。
ツユクサ(露草)
身近に普通に見ることができる花ですが、
これほどの群落はなかなかありません
ヒガンバナよりも先にカメラに収まりました
花弁が虹色のツユクサ
薄い色のは時折見ることはありますが、こんなにきれいなのは初めてです
シマツユクサ(島露草)
ツユクサを撮り歩を進めると、とても小さなツユクサに似た花の群落がありました
最初は農薬散布などでツユクサが萎縮や変異を起こしたのかなぁと思いながら撮っていました
でも、結構な群落を作り、花弁の幅は5ミリほど(正確に計ったわけではありませんが)、
普通のツユクサに比べ極小、それに花の形た造作がどうもツユクサとは違う…
また、農家の方に話しを聞くと、水を抜き稲刈り前の水田にどんどん侵入をしてきて
迷惑な厄介者とのこと。
では、きっとツユクサの一種なのかもしれないと思って自宅で図鑑やネット検索をしましたが、
結局該当するものにたどり着きませんでした
そこで以前何度かお世話になった花調べのサイトにSOSの投稿をしたところ、
シマツユクサとほぼ推定できると教えていただきました
分布は沖縄から九州南部だったものがどのような経緯で北上して、定着できたのか…
とても興味がわきました
明日、もう一度行ってみようと思っていたのですが、予報は雨。。
でも、花は逃げないので近いうちに♪♪
葉も花弁も淡い色のツユクサ
でも花の大きさは5ミリ程度だったような、、、
一株だけでしたので、発育不良??
やはりこれも再確認をしに行かねばと。。
トリミングをして花を拡大したら、こんなに可愛い花、
ちょっとトッポジージョ似にほっこりしました
( 撮影日:2018年9月24日 )
先日初めて行った小出川沿いのヒガンバナをホームページのギャラリーにアップをしました。
お時間がございましたら覗いていただけるとうれしいです。
彼岸花・小出川沿い http://hamujiro.2.pro.tok2.com/g2018_02_index.htm
日影沢の花のご紹介は終わりましたが、
風景を撮ったのが少しありましたので、日影沢の林道の雰囲気を感じていただければと思い、
アップをすることにいたしました。
沢沿いにはツルフネソウの群落、花数はこれから増えていったはずです
木漏れ日が心地良くて…
タマアジサイの花は終わっていましたが、一つ二つの残り花がうれしかった
雨がちらついた後の陽の光
( 撮影日:2018年9月16日 )
日影沢の秋の花、最後までご覧くださりありがとうございました。
約36種の花たち、時期がずれたら出会えなかった花もきっとあったかもしれません。
人との出会いも一期一会、花とも…
だからこそきちんと撮ってあげないととは思っていますが、
撮り急いでぶれていたり、2~3枚程度しか撮っておらずアップできなかったりと、
後悔することもしばしば。。
でも、花を撮っている時間は至福のとき♪
これからも撮り続けていきたいと思っています
モミジガサ(紅葉傘) キク科
林道脇の日当たりのあまり良くないところに生えていました
花は僅かに頭花が確認できますが、終わっているようです
ヤブマメ(藪豆) マメ科
日当たりの良い乾いたところや、やや日陰にも生えるつる性の1年草
近くの市民の森でもたくさんの花をみることができますし、鎌倉でも♪
身近に見ることができる花ですが、出会うとつい撮ってしまいます
ヤブミョウガ(藪茗荷)
花は白色で径7~10ミリでガラス細工のよう、
藍色に色づいた果実も一見の価値あり!!です
ヤマホトトギス(山杜鵑)
今回一番シャッターを切ったのがこのヤマホトトギスです
花弁は強く反り返り、内側が中にくぼんでいるのが特徴です
沢沿いの道で小さな株ですが、あちらこちらで見ることができました
花弁が平開することで区別できるヤマジノホトトギスは、高尾では自生していないそうです
レモンエゴマ(檸檬荏胡麻) シソ科
シソに似ていますが、葉脈が少し赤みを帯びているように思います
葉を触るとレモンのような香りがすることで判別することができます
近くの市民の森の散策路脇でも見ることができるのですが、
タカオスミレに代表される高尾で発見、命名された植物50種類余りのなかのひとつだということを知り、
あらためて自然豊かな森で大切に守っていかなければと思いました
( 撮影日:2018年9月16日 )
日影沢の花のアップがまだ残っていますので、今日と明日の2日間お付き合いください。
ミツバフウロ(三葉風露) フウロソウ科
ゲンノショウコによく似ていますが、
ゲンノショウコに比べ葉が深く3裂し草丈も高く立ち上がっています
以前、小下沢で撮ったことはありますが、日影沢では初めて…
花色は白色から淡紅紫色ということですが、今回のは愛らしい淡いピンク♪
花弁もきれいでした
ゲンノショウコ(現の証拠) フウロソウ科
近くの市民の森や鎌倉の道端でも見ることができる花ですが、
日影沢のは葉が大きく日焼けしていなくてきれいです
マツカゼソウ(松風草) ミカン科
葉っぱが観葉植物のアジアンタムに良く似ています
図鑑には葉にある油点から強烈な臭いがすると書かれていますが、
撮影中に臭いと感じたことがないので、触らなければいいのかもしれませんね
花は極小、おまけに名の通り風に揺れるので、悩ましい被写体です(^^;
ミズタマソウ(水玉草) アカバナ科
いつどこでみても可愛い花です
↑のマツカゼソウに同じく小さな花、息を止めての撮影で時々立ち眩みがします
それでも撮らずにいられない魅力があります
ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科
まだ花は開いていませんでしたが、花弁の先をほんのり赤く染めた姿は十分可愛い、、、
ヤマミゾソバ(山溝蕎麦)
ミゾソバの近くに生えていたので、最初はミゾソバだと思っていましたが
葉の形がミゾソバでもママコノシリヌグイとも違うような気がしたのでとりあえず撮ってきました
自宅で調べるうちたぶんヤマミゾソバではないかとわかり、
初めて見た花がまた一つ増えることになりました♪
ミゾソバよりも花が小さく、まだ開いていなかったのが残念。。
でも、来年はしっかり確認して撮ってきたいと思っています
ミヤマフユイチゴ(深山冬苺) キイチゴ科
去年10月に来たときは花の時期は終わっていましたが、
今回はほとんどが蕾の状態で、咲いているのはこの花だけでした
気候にもよるのかもしれませんが、
山に咲く花は半月違うだけで花期が違うものだと実感しました
( 撮影日:2018年9月16日 )
腰の痛みが少し楽になってきたので、昨日行く予定だった藤沢・小出川の彼岸花を撮りに行ってきました。
小出川彼岸花まつりの会場へは、JR・東海道線で辻堂下車、バスに乗り換えて約20分、
刈込バス停で下りて徒歩1分の場所にあります。
用水路のような小出川の両側に彼岸花が植えられています。
花は見ごろを過ぎたものもありましたが、
久しぶりの彼岸花と畑や水田に生えている小さな花を楽しむことができました。
画像の整理がまだなので、今日は雰囲気だけのご紹介をさせていただきます。
( 撮影日:2018年9月24日 )
今日は藤沢へヒガンバナを撮りに行く予定でしたが、昨日腰を痛めてしまい自宅で休養(^^;
せっかくの花曇りの撮影日和だったのに、残念。。
痛みが和らいできたので、明日は行けるかも♪
ハグロソウ(葉黒草) キツネノマゴ科
花弁が2つ、上下に開き舌をペロッと出したような面白い形をしています
見つけ始めるとあちらにもこちらにも…
雌しべは1本、雄しべは2本です
( 若い果実:5/9 光則寺 )
( 雌花:4/8 大船フラワーセンター )
ハナイカダ(花筏)の黒紫色の果実
最初は上の方から何かの実が落ちてきて、葉の上に乗っているのかと思いました。
よくよく触ってみると葉の葉脈の中心にくっついているのがわかり、
それならハナイカダの果実ではないかと。。
今まで花や若い果実は見たことがありましたが、こんなに立派になったのは初めて
2つしかありませんでしたが、見ることができてラッキーでした
ヤマジソ(山紫蘇) シソ科
花は3ミリほど、花色は淡紅紫色で下の花弁は少し濃い目なので華やかな印象です
あえて「がっはっは」顔のアップはしませんでした(*^^*)
フジカンゾウ(藤甘草) マメ科
淡紅色というよりはピンクに近い7~8ミリの小さな花が可愛いい
見頃を過ぎていたのか、たくさんは見ることができませんでした
ボントクタデ(凡篤蓼) タデ科
林道脇の少し水がしみだしているような場所に生えていました
花は開いていませんでしたが、
花穂を垂れ下げている様子からたぶんボントクタデではないかと、、、
ノブキ(野蕗) キク科
林道脇のいたるところで見ることができます
白い頭花は、内側が雄花、外側に雌花が付き
果実はこん棒状で先端の腺で粘りつきます
タマアジサイ
花の見ごろは過ぎていましたが、林や林道の縁に生えている様子は風情があります
スズメウリ(雀瓜) ウリ科
近くの市民の森で見ることができますが、
日影沢で見られるとは予想外でした
果実は直径1センチほど、まだ緑色ですが、熟すと白くなります
( 撮影日:2018年9月16日 )
昨日ご紹介オオヤマハコベですが、実は3年前、2015年9月20日に撮影をしていました(^^;
見た花はすべて覚えていると自負していただけに、ちょっとショック。。
でも、初めて見る花だと思ってシャッターを押した時の気分は最高でしたので…♪
来年また見ることができた時は、しっかり3度目と思って撮りましょう♪♪
キツリフネ(黄釣舟)
日影沢ではキツリフネより赤紫色のツリフネソウの方が多く見られるように思います
参考にしている『高尾・奥多摩 植物手帳』には、
「奥多摩では夏から咲きだす。高尾山でも記録があるが、現在みられる所のものは、
もともとあったものか疑わしい」と書いてあります
ツリフネソウが川沿いや林道わきなどいたるところで見られるのに比べ、
このキツリフネは日影沢入り口と分かれ道の2か所だけでしか見られませんでした
ツリフネソウ(釣舟草)
花の後ろ側にのびている距(きょ)が、キツリフネは後ろに下がっているだけですが、
このツリフネソウのはくるっと巻いています
林道脇で咲いている姿は風情があってお気に入りです
( 撮影日:2018年9月16日 )
オオヤマハコベ(大山繁縷) ナデシコ科
初めて見た小さな花、林道脇に2株だけ生えていました
花期は9月中旬~10月下旬とのことですので、これから増えるのかもしれませんね
草丈は30センチくらいで比較的大きめですが、細い茎に5ミリ程度の本当に小さい花。。
ハコベに似ているけれどガク片が花弁の倍の長さ…
初めて見るこの花を夢中で撮りました
ただ、少しの風にもゆらゆら、、、息を止めてもピントを合わせるのが難しくて
あまり満足できる画像を得ることができませんでした
葉は細長く対生し、葉の基部から花柄を出し数個の花を咲かせています
花弁は先が深く2裂し、基部が急にくびれて、工具のモンキースパナ風♪
ガク片が花弁の倍ほど長く、そのガクや花柄に腺毛が多く生えているのが肉眼でも見えました
日影沢に咲く花のお気に入りがまたひとつ増えました(*^^)v
オトコエシ(男郎花)
この花も日影沢では初めて、、林道わきの斜面下で一株、すこし倒れるような様子で生えていました
鎌倉・大巧寺や大船フラワーセンターなどでは見たことがありますが、
山の中で自生をしているのに出会ったのは初めてでした
キバナアキギリ(黄花秋桐)
前日の雨で花はすこし傷んでいました
クサギ(臭木)
樹高が4~8メートルですので、花を近くで見られる機会は少ないのですが
ちょうど目の高さに咲いていたので♪
11月上旬ごろに見られる真っ赤なガクと藍色の果実が美しいのですが、
雄しべの先の淡い紫色の葯もなかなかきれいです
シモバシラ(霜柱)
あまりきれいな状態ではありませんでしたが、
この一株しか見つけることができなかったので、、、
以前はもっとたくさん見られたと思うのですが、減ってしまったのでしょうか
シュウブンソウ(秋分草) キク科
秋分の頃に咲くから秋分草
ちょうど時期真っ盛りだったせいか、林道の両側にこれでもかというほど生えていました
ただ、花自体は5ミリ程度で淡黄緑色で目立たないので
咲いていることに気付かないかもしれません
( 撮影日:2018年9月16日 )