Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

北鎌倉 秋の花

2012-10-31 22:39:35 | 鎌倉

Img_5654blog 北鎌倉駅から鎌倉寄りにある踏切沿いにはちょうどススキとセイタカアワダチソウが見ごろでした。
この線路沿いには季節ごとに思いがけない野の花を楽しむことができ、立ち寄りたい場所のひとつです。
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ちょうど一か月前には「ジュズダマ(数珠玉)」の雄花を見ることができました。
幼いころ、この丸い果実に針で糸を通し、ネックレスにして遊んだことが懐かしくよみがえってきます。
今の子供たちはこのような遊びがあることを知っているのでしょうか。。


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長寿寺から岩舟地蔵堂へと抜ける亀ヶ谷の切通しでは端境期のためか、花の姿は少なく感じましたが、「アキノノゲシ(秋の野罌粟)」の淡い黄色の花を見つけました。
撮影中は気づきませんでしたが、パソコンに取り込み拡大をしてみると、蘂の模様が芸術的なのにびっくりでした。

Img_5682blog Img_5684blog 岩舟地蔵堂脇を流れる小さな用水路(でしょうか?)には、たくさんの「ミゾソバ(溝蕎麦)」
葉の形が牛の額(ひたい)を思わせるところから「ウシノヒタイ」という別名があります。
タデ科タデ属
田の畔や水辺など、やや湿ったところに生える1年草です。
花は5㍉ほどで、枝先に10数個集まって咲きます。
場所によって、花色が白、ピンク、白に紅紫の縁取りなど様々で、つい夢中になってしまいます。

( 撮影日: 2012年10月20日 )

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鎌倉・海蔵寺  秋の花

2012-10-29 00:23:14 | 鎌倉

10月20日に撮影をした秋の花にもう少しお付き合いください。
海蔵寺の秋の花というとキンモクセイとリンドウで、苔の上に散った黄金色のキンモクセイと青紫色のリンドウの花との競演は素晴らしく一見の価値があります。

Img_5663blog Img_5671blog 期待をしていた競演は、キンモクセイが咲き始めたばかりでしたので、まだ散る状態にはなっていませんでしたが、リンドウの可憐な姿は楽しむことができました。
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Img_5661blog Img_5673blog 「タイワンホトトギス」も苔の上では風情があります。










( 撮影日:2012年10月20日 )

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北鎌倉・円覚寺(黄梅院)  秋の花

2012-10-26 21:34:21 | 鎌倉

花弁の斑点を、鳥のホトトギスの胸の斑点に見立てた名前を持つ「ホトトギス(杜鵑草)」。
ユリ科ホトトギス属。山地のやや湿ったところに生える多年草です。
鎌倉では寺社の境内はもちろんですが、道端などでも普通に見ることができます。
Img_5598blog Img_5579blog
株ごとの斑点の入り方や色の濃淡を比べてみるのもこの花の楽しみ方です。










Img_5546blog_2 Img_5552blog_3「タイワンホトトギス(台湾杜鵑草)」
茎がよく分岐し花は散房状につくので、「ホトトギス」と見分けることができます。









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「チャノキ(茶の木)」  ツバキ科ツバキ属の常緑低木

1191年に僧栄西が中国から持ち帰り、緑茶用に各地で栽培されています。
10~11月に白い5弁の花を下向きに咲かせます。
ちょうど咲き始めだったのか、きれいな状態の花を撮ることができました。





Img_5555blog鎌倉ではよく見ることの出来る「ナンテンハギ(南天萩)」です。
花の時期はすでに終わったのか、他の場所では見ることができませんでしたが、一株だけ咲き残ったのを見つけました。
マメ科ソラマメ属で同じ仲間にはカラスノエンドウやスズメノエンドウ、カスマグサなどがあります。







Img_5626blog 黄梅院入り口に植えられている白萩ですが、剪定が強かったのか例年に比べ株が小さくなってしまったようです。
花期はすでに終わっていましたが、いくつかの枝に白い花が咲いていました。








( 撮影日: 2012年10月20日 )

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北鎌倉・円覚寺(黄梅院) 秋の花

2012-10-25 23:24:34 | 鎌倉

Img_5622blog_2 円覚寺の境内の一番奥まったところにある塔頭・黄梅院もまた、四季を通してさまざまな花を楽しむことができます。
今の時期山門を入るとまず目に入るのは、紅紫色が鮮やかな「キブネギク(貴船菊)」そして、青紫色の「セキヤノアキチョウジ
」です。
時期的に終わってしまっているかと思っていたのですが、どちらもちょうど見頃でした。


Img_5584blog Img_5575blog 両方とも「シュウメイギク(秋明菊)で、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。左は「キブネギク(貴船菊)」という別名の方が知られているのではないかと思います。
キブネギクの名はかつて、京都の貴船に多く生えていたことからついたそうです。
黄梅院ではキブネギクの方がたくさん植えられているのではないでしょうか。







Img_5566blog Img_5568blog 花が小さいうえに少しの風にゆらゆら揺れる「セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁子)」です。
関所を守る家のことを“関屋”といい、この関屋の近くに咲いていたことから付いた名だそうです。
花の形からもわかるようにシソ科ヤマハッカ属の多年草で、鎌倉ではここ黄梅院が一番たくさん植えられているように思います。




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以前よりも株の数が少なくなってしまいましたが赤紫色の花が印象的な「タニジャコウソウ(谷麝香草)」です。
シソ科メハジキ属の多年草で、鎌倉の他の寺社では見られないように思います。
麝香草という名から想像できるように、茎や葉によい香りがあるそうなのですが、いつも撮ることに夢中で、香りの確認をつい忘れてしまいます。

(撮影日: 2012年10月20日 )

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北鎌倉・円覚寺(龍隠庵)  秋の花

2012-10-24 23:30:27 | 鎌倉

秋の龍隠庵の目当ては「キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)」の黄色い花です。
昨年は見事な花つきでしたので、今年は暑かったし台風もあったし、どうかなぁ、、、と、半分期待をしながら石段を上りました。

Img_5534blog Img_5540blog_2 Img_5541blog












昨年に比べると花数は少なめですが、艶のある黄色い釣鐘状の花が咲き始めていました。
台風の塩害でしまったのか、葉は元気がありませんでしたが、花は元気いっぱい。。
紀伊半島南部の半日陰の岩場など自生することから“紀伊”の名が付いたそうです。
同じ仲間で神奈川県丹沢山地に自生をしている「サガミジョウロウホトトギス(相模上臈杜鵑)」があります。

( 撮影: 2012年10月20日 )

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北鎌倉・円覚寺(松嶺院) 秋の花

2012-10-23 22:42:30 | 鎌倉

Img_5381blog 境内に地植えをされている萩は、もうすでに剪定されていましたが、鉢植えの萩がちょうど見頃…♪
花の色が少し濃い印象です。






Img_5407blog「ウメモドキ(梅擬)」
モチノキ科の落葉低木で、山中や湿地に生え、赤い実が枝いっぱいにつき美しいので、庭木として植えられています。
雌雄異株で6月頃、葉の付け根に直径3.5mmくらいの小さな花が咲きます。




Img_5465blog Img_5470trblog 赤い実を付けたウメモドキは鉢植えでしたが、境内に地植えされたもう一株のウメモドキの木には赤い実ではなく、本来は6月頃に咲く花が付いていました。
花弁の縁がほんのり薄紅色の小さな小さな雌花です。
夏が暑かったせいか、季節を間違ってしまったのでしょうね。





Img_5434blog たしか昨年も撮った「ダイモンジソウ(大文字草)」、白い方は見ごろを過ぎていたので、赤い方を撮影。

Img_5440blog 白いボンボンが可愛い「ホシクサ(星草)」
別名「ミズタマソウともいい、白い頭花を星や水滴に見立てた名のようです。



Img_5475blog Img_5494blog 紫色の実が美しい「コムラサキ(小紫)」に対し実が白い「シロシキブ(白式部)」
どちらもクマツヅラ科の落葉低木です。









Img_5482blog 肉厚で丸い葉が特徴の「ダルマギク(達磨菊)」
昨年は名札が付いていなかったので確信が持てなかったのですが、今年はちゃんと「ダルマギク」との名札。
キク科シオン属で、西日本の対馬海流に沿った海岸の岩の上に生えるのだそうです。
海岸の岩の上に咲く様子がダルマが座っているようにみえるところから付けられた名だそうです。
青紫色の花がとてもきれいです。



Img_5512trblog Img_5517blog 傍に咲いていたコスモスの色が花弁の先を染めたような風情の「十月桜」。
春に咲くソメイヨシノに比べると、どことなく寂しげに見えます。
コヒガンザクラの園芸品種で、4月上旬と10~12月の2回花を咲かせます。







( 撮影 :2012年10月20日 )

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北鎌倉・円覚寺(松嶺院) 秋の花

2012-10-22 22:53:43 | 鎌倉

円覚寺の塔頭のひとつ松嶺院は、境内の参道脇に様々な花、珍しい花が植えられています。

Img_5387blog特にホトトギスは品種の違いだけでなく、花弁の模様もさまざま、、、 十人十色とまではいかないかもしれませんが、楽しむことができます。
左は「コハクジョウロウホトトギス(琥珀上臈杜鵑)」(木札はジョウロウホトトギスとなっていましたが)、ジョウロウホトトギスとヤマホトトギスの交雑種だそうです。









Img_5402blog Img_5488blog 花弁が白いホトトギス、左のは葯が淡い薄紫色ですが、右の方は葯も白。
どちらも可憐で美しいホトトギスです。











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左は花弁が淡いクリーム色、特徴の斑は淡い紅色で控えめな品種です。
2枚めと3枚目はたぶん同じ品所ですが、斑の色と入り方が違います。同じところに生えていても、それぞれ個体差があるようです。
( 撮影 :2012年10月20日 )

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北鎌倉・円覚寺  秋の花

2012-10-21 23:02:04 | 鎌倉

昨日は久しぶりに朝から“いざ!鎌倉”
花の様子がわからなかったのでとりあえず北鎌倉駅そばの円覚寺へ。。
Img_5358blog_2 北鎌倉駅から少し大船方面に戻った個人のお宅の垣根前の小さな花壇は、四季折々に花が咲く楽しみな場所です。
今回は「ジュズサンゴ」の赤い小さな実と秋色になった葉が出迎えてくれました。










Img_5501blogImg_5362blog_2 円覚寺の塔頭・白雲庵前のキンモクセイの大木にはびっしりとオレンジ色の花が付き、甘い香りを漂わせていました。
また、松嶺院脇の参道からはキンモクセイの花越しに円覚寺の三門が・・・♪
いままで何度も足を運んでいる円覚寺ですが、この風景は初めて。
こんなにたくさんの花を付けたキンモクセイも初めてのような気がします。



Img_5527blog_4 秋の花と言えばまず思い浮かべる「シュウメイギク」、左のピンクのは園芸種ですが、選仏場脇の酔芙蓉の根元で可憐な花を咲かせていました。

Img_5646blog_5 仏殿裏の花庭はナンジャモンジャの木があったり、シャクナゲ、ボタン、サクラソウなど四季を通して様々な花が大切に育てられています。
中に入れるのは限られた時期だけなのですが、囲いの植え込み越しに覗くだけでも十分楽しむことができます。

今回は紫色の「シコンノボタン」がたくさんの花を付けていました。

( 撮影日:2012年10月20日 )   

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夕焼け

2012-10-15 20:28:04 | インポート

更新ができないまま1ヵ月以上が経ってしまいました。

仕事ではないのですが、いろいろ忙しくて気持ちにゆとりが持てず、放置状態。。

でも、今日の夕焼けがあまりにきれいでしたので、コンパクトデジでパチリ♪

皆様にも見ていただきたくて久々のアップです♪♪

Dscn5443r

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