北鎌倉駅から鎌倉寄りにある踏切沿いにはちょうどススキとセイタカアワダチソウが見ごろでした。
この線路沿いには季節ごとに思いがけない野の花を楽しむことができ、立ち寄りたい場所のひとつです。
ちょうど一か月前には「ジュズダマ(数珠玉)」の雄花を見ることができました。
幼いころ、この丸い果実に針で糸を通し、ネックレスにして遊んだことが懐かしくよみがえってきます。
今の子供たちはこのような遊びがあることを知っているのでしょうか。。
長寿寺から岩舟地蔵堂へと抜ける亀ヶ谷の切通しでは端境期のためか、花の姿は少なく感じましたが、「アキノノゲシ(秋の野罌粟)」の淡い黄色の花を見つけました。
撮影中は気づきませんでしたが、パソコンに取り込み拡大をしてみると、蘂の模様が芸術的なのにびっくりでした。
岩舟地蔵堂脇を流れる小さな用水路(でしょうか?)には、たくさんの「ミゾソバ(溝蕎麦)」
葉の形が牛の額(ひたい)を思わせるところから「ウシノヒタイ」という別名があります。
タデ科タデ属
田の畔や水辺など、やや湿ったところに生える1年草です。
花は5㍉ほどで、枝先に10数個集まって咲きます。
場所によって、花色が白、ピンク、白に紅紫の縁取りなど様々で、つい夢中になってしまいます。
( 撮影日: 2012年10月20日 )