横浜市中区本牧にある三渓園に行ってきました。
JR京浜東北線根岸線の根岸駅からバスに乗って、約10分のところに南門があります。
園内の大銀杏やもみじの紅葉は12月に入ってからですが、ススキやツワブキ、野菊などが咲き、十分楽しむことができました。
【 三渓園 (さんけいえん)】
明治時代から大正時代にかけて製糸・生糸貿易で財をなした横浜の実業家・原三渓(本名 富太郎)が、東京湾に面した“三之谷”と呼ばれる谷あいの地に造り上げた、広さ約53,000坪の日本庭園です。
明治39年に一般に公開された外苑と、三渓が私庭としていた内苑の2つの庭園からなり、京都や鎌倉などから集められた17棟の歴史的建造物と四季折々の自然とがみごとに調和した景観が見どころとなっています。
[ 三渓園のパンフレットより ]
ツワブキ(石蕗)
野菊 ツワブキ ウメモドキ
聴秋閣 月華殿 野菊
(ちょうしゅうかく) (げっかでん) (ていしゃ)
臨春閣 ガマズミ 大池の縁を彩る野菊
(りんしゅんかく)
アザミ 横笛庵 旧東慶寺仏殿
(撮影日:2014年10月27日)
10月12日撮影分の最後は、駆け込み寺として知られている東慶寺の秋の花たちです。
撮影からすでに半月ほど過ぎていますが、シュウメイギクなどに彩られた境内を楽しんでいただければ、うれしいです。
山門前の石段脇では、秋の花「ホトトギス(杜鵑)」が出迎えてくれます。
時期がもう少し前でしたら、ササリンドウの薄紫色の花が咲いていたはず…
境内の植込みに咲き残っていたササリンドウ(笹竜胆)
右のは花弁にほんのりピンク色が入っているように見えます
毎年、本堂入り口で一株だけ咲きます
色づいたノブドウ ホトトギス フジバカマ
シロヨメナ(白嫁菜)かシロヤマギク(白山菊)か、、、
名前がわからないのですが、小さな白い花は清楚でかわいいです
シオン(紫苑)
宝蔵の前庭に群生して咲いているシュウメイギクです
正しくは、シュウメイギクの園芸種なのですが、鎌倉の寺社ではこの種類がよく植えられています
昨日の記事でご紹介した黄梅院の「キブネギク(貴船菊)」が、「シュウメイギク(秋明菊)」で、
キブネギクは別名になります(ややこしい説明で申し訳ありません)
東慶寺山門左の斜面にたくさんのススキ
陽に輝いていました
(撮影日:2014年10月12日)
今日は、横浜市中区本牧にある三渓園(さんけいえん)に両親と行ってきました。
12月に入ってからが紅葉の見ごろですが、ツワブキやヨメナ、ススキなどを楽しむことができました。
ススキ越しに臨む臨春閣(りんしゅんかく)
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10月12日に撮影をした分がまだ残っていますので、あと2日ほどお付き合いください。
*** 龍隠庵(りゅういんあん) ***
参道脇に毎年咲くキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)
フジバカマ(藤袴) お茶の花
*** 黄梅院(おうばいいん) ***
【 キブネギク(貴船菊 】
キンポウゲ科イチリンソウ属、人里近くの林のふちや石垣の間などに生える多年草で、
草丈50~80cmになります。
中国から渡来したものが野生化したものといわれています。
名の由来は、京都の貴船地方に多いことによるそうです。
黄梅院の山門をくぐると、濃いピンクのこの花が目に飛び込んできます。
シュウメイギク(秋明菊) セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁子)
【 コメナモミ 】
キク科メナモミ属で、山野の荒れたところや山道のそばに多く見られる20~100cmの
一年草です。
黄梅院の境内で見たのは初めてで、生えているのも一株だけでした。
花のまわりに突き出た5個の総苞弁が衣服によく粘りついてきます。
名についている“ナモミ”はナズム(離れずまとわりつく)からきたという説があるそうです。
*** 円覚寺境内 ***
タカサブロウ
ミズヒキ(水引)
(撮影日:2014年10月12日)
先週16日から22日まで所用で仙台に行っていたため、更新が止まってしまいました。
撮影から2週間が経ってしまいましたが、松嶺院に咲いていた花の続きをご紹介します。
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萩 センリョウ(千両) 一寸(いっすん)マユミ
ツボサンゴの実 ウメモドキ シオン(紫苑)
【 セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁子) 】
シソ科ヤマハッカ属で草丈30~90cmになる多年草です。
紫色のは、花が今まで見たセキヤノアキチョウジに比べ、小さい印象
です。もしかすると園芸種…でしょうか。
【 マルバフジバカマ(丸葉藤袴) 】
この花についてネット検索をしてみたのですが、通販以外では出てき
ませんでした。
フジバカマに比べ花が密生しているのと、花弁が平開しはっきり花と
認めることができます。
これも園芸種なのかもしれませんね。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。
ダルマギク シロシキブ(白式部) コムラサキ
ハギ(萩) 白花のリンドウ(竜胆)
(撮影日:2014年10月12日)
昨日に引き続き円覚寺塔頭の松嶺院の花です。
境内の通路脇に、数種類のダイモンジソウのかわいい花が咲いています。
同じ色でも花弁が細いものや鋸状になっている種類があります
特徴ある赤い葯が落ちていましたが、十分きれいです
花弁が八重のものも。。かわいいです
【 ダイモンジソウ(大文字草) 】
身近なところで見ることができる「ユキノシタ」と同じ、ユキノシタ科ユキノシタ属で、高山から低山までの湿気のある岩上に生える多年草です。
花の形が『大』の字に似ていることから大文字草という名が付いたそうです。
変異が多く、他に「ミヤマダイモンソウ」「ナメラダイモンジソウ」などの種類があります。
まだ自生をしているダイモンジソウを見たことが無いので、「一度は見てみたい!」と思っている花のひとつです。
( 撮影日:2014年10月12日 )
円覚寺に19ある塔頭のひとつ、松嶺院は佐田啓二、田中絹代、開高健、そしてオウム真理教の犠牲になった坂本弁護士のお墓があることで知られています。
寺内は通常、非公開ですが、春と秋に日を限って公開しています。
様々な花が咲いていた境内は、意外に人が少なく、ゆっくり撮影を楽しむことができました。
秋の花の代表格、ホトトギスは園芸種も含めるとたくさんの種類がありますし、個体によって花の斑点が微妙に違うので、見ていて飽きない花です。
白花も良く観察すると、葯(やく)の色が微妙に違っています
「ツキヌキホトトギス」
「キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)」
同じ円覚寺塔頭の龍隠庵でも毎年見ることができます(後日ご紹介します)
( 撮影日:2014年10月12日 )
今週は約1ヵ月前の鎌倉の花たちをご紹介してきましたが、8/10に撮影した昭和記念公園の画像が倉庫に入れたままでしたので、2ヶ月前のものですがお付き合いください。
お盆の墓参の帰りに御岳山のレンゲショウマを撮りに行く予定にしていたのですが、生憎の荒天で青梅線がストップしてしまうおそれがあったため、レンゲショウマを諦め、昭和記念公園に行きました。
風雨の中、傘をさしながらの撮影は疲れましたが、サギソウやタコノアシなどを撮ることができ、それなりに満足。。でした♪
モミジバスズカケノキ ナツズイセン ヘクソカズラ
ヤマボウシ(山法師)の実 クレオメの花壇 銀杏の実
タケニグサ(竹似草) ケヤキ(欅) サルスベリ(百日紅) ノリウツギ(糊空木)
サギソウ(鷺草) ギボウシ(擬宝珠) ミソハギ(禊萩)
タコノアシ(蛸の足) サルスベリ(百日紅)
(撮影日:2014年8月10日)
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三連休の2日目の今日は、北鎌倉・円覚寺、東慶寺に行ってきました。
円覚寺の塔頭、松嶺院や黄梅院では、愁明菊・ホトトギスなど秋の花が咲いていました。
東慶寺でも愁明菊がちょうど見ごろ、台風19号の風雨で傷んでしまわなければ良いのですが。。
円覚寺・松嶺院 東慶寺
鶴岡八幡宮前のバス通りを右に行った突き当りにある宝戒寺(ほうかいじ)は、“萩の寺”として知られています。赤やピンクもありますが、参道を隠すほどに咲いている白萩は見事です。
また、私が鎌倉で初めて白花のヒガンバナを見たのがこの宝戒寺でした。
萩の花は少し見ごろを過ぎていましたが、十分楽しむことができました♪♪
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宝戒寺から鎌倉駅へ戻る途中、八幡宮の裏手の路地で咲く彼岸花を撮りに寄り道。
笹が増えてしまったせいか、以前は土手の上にびっしり咲いていたのが、疎らに、、、花自体も小さくて残念でした。
(鎌倉江ノ島七福神のひとつ寿老人が祀られている妙隆寺で撮った一枚)
(撮影日:2014年9月21日)
鎌倉駅から徒歩3分のところにある、大巧寺(だいぎょうじ)。
いつ行っても折々の花を楽しむことができます。
鎌倉へ行ったときには、必ず立ち寄りたいお気に入りのお寺です。
本尊は安産の神様とされる産女霊神(うぶすめれいじん)。
「おんめさま」の通称で親しまれ、境内で撮影をしていると、安産祈願の若いご夫婦が社務所を訪れているのをよく見かけます。
9/15、北鎌倉からすでに1万歩近く歩いていましたが、シュウメイギクや萩の花が咲いているのを期待し、立ち寄りました。
コムラサキ シュウメイギク(愁明菊) 萩
白花ヒガンバナ ハナトラノオ オトコエシ(男郎花)
ツルボ(蔓穂) 白花ヒガンバナ ベニイタドリ(紅虎杖)
(撮影日:2014年9月15日)