この休日は所用で撮影に出かけられずしばらくブログ更新ができないため、
以前使っていたオンラインアルバム・フォトハイウェイの利用をやめるにあたって、
アップをしていたアルバムをこちらに移動をさせることにしました。
2008年と2009年に撮影をした中の7つのアルバムだけですが、ご覧いただければ嬉しいです。
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今日は2008年8月10日の鎌倉八幡宮の蓮です。
今年も八幡宮の蓮はそろそろ咲きはじめているようです。
通称平家池と呼ばれている八幡宮に向かって左側の池では白い蓮の花が咲き、きれいです。
( 撮影日:2008年8月10日 )
東慶寺を後にし、浄智寺脇の道からハイキングコース入り口まで、道端に咲く花を探しながら歩きました。
この道は、春はニリンソウやショカッサイ、初夏にはヤマフジやウツギ、そして夏にはウバユリ、タマアジサイなどを見ることができます。
今回はウバユリ、、、と期待をしたのですが、1週間ほど遅く、残り花はあったものの傷んでいたので来年の楽しみに。。。
そのかわり、ミョウガの花がちょうど良い状態で咲いていたので、しばし熱中♪
【 ミョウガ(茗荷) 】 ショウガ科
スーパーで買ってそうめんや冷奴の薬味にするミョウガです。
売られているのは花が咲く前、野生でミョウガを見つけても淡黄色の花は一日でしぼんでしまうので、
こんなにきれいな状態の花はなかなか見ることができません。
ヤブミョウガ(ツユクサ科です) ヘクソカズラ
【 ソクズ 】 スイカズラ科 別名:クサニワトコ
浄智寺の駐車場入り口に白い花、葉がアシタバに似ていたのでてっきりそうだと思いながらも??
ネットや図鑑で調べ、、ソクズだということがわかりました。
花と花の間に杯形の黄色の腺体があり、その蜜を求めて小さな蟻がたくさん来ていました。
( 撮影日:2015年7月19日 )
東慶寺へは1ヶ月半ぶり、どうしてもカワラナデシコを撮りたくて行ってきました。
日差しが強すぎるのとしゃがんで撮っていると照り返しの暑さで集中ができず、、、1時間ちょっとの撮影となってしまいました。
でも、この暑さにも前の週の雨風にも負けず、花たちは元気に咲いていました。
【 カワラナデシコ(河原撫子) 】 ナデシコ科
山野の日当たりのよい草原や河原などに生える多年草です。
この花にはもう30数年前に亡くなった祖父との散歩の思い出があり、私にとっては特別な
花のひとつ。
毎年、本堂前に咲くのを楽しみにしています。
シュウカイドウ ヌスビトハギ マンリョウ ノブドウ
ヤブラン レンゲショウマ
( 撮影日:2015年7月19日 )
昨日の北鎌倉で撮った花の前に、先々週、友人の慰労を兼ねた食事会のあとに、妙本寺と大巧寺を散策した時に撮った花をご紹介します。
駅から徒歩10分足らずのところにある妙本寺(みょうほんじ)、ここは紫陽花が鎌倉で最後に見られることで、また、夏の花ノウゼンカズラが見事なことでも知られているお寺です。
ノウゼンカズラはまだ咲きはじめの状態でしたが、オレンジ色の花は夏の日差しに負けず元気いっぱいでした。
オミナエシ 蓮 アマギノクサギ アガパンサス
駅前から赤い山門が見える大巧寺(だいぎょうじ)には、いつ行っても花が絶えず楽しむことができます。
この日も、アップした4つの花のほかに、コオニユリ、ビナンカヅラ他いろいろな花が咲いていました。
【 アマギノクサギ(天城の臭木) 】 クマツヅラ科
図鑑にはボタンクサギ(牡丹臭木)、また別名ベニバナクサギ、タマクサギとされていますが、
ここでは敢えて大巧寺さんでつけられている木札の名を使いました。
原産は中国で、中国名は「臭牡丹」。
どの名にも“臭い”というのがついているのは、枝や葉に強い臭気があることによるそうですが、
同じ仲間のクサギのような臭いは感じられませんでした。
他の花よりも蟻がたくさん来ているのは、きっと甘い蜜が花にはあるのではないでしょうか。
( 撮影日:2015年7月9日 )
関東地方は今日梅雨明け、日差しが強烈な一日でした。
鎌倉・光則寺のヤマアジサイを6/17にとって以来1ヶ月ぶりに鎌倉へ行ってきました。
ただ、先日の台風の影響による強風と雨で花の状態が良くないと予測したことと、猛暑で駅に着くまでに気力を削がれてしまったため、北鎌倉で下車。
東慶寺と浄智寺界隈で久しぶりの鎌倉の花を撮ってきましたので、後日ご紹介したいと思っています。
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日光・霧降高原の2日目、キスゲ平で雨が強くなったため撮影を切り上げ予定を早め日光駅まで戻りました。
せっかくなので一度行って見たいと思っていた日光植物園に行きました。
日光植物園の正式な名称は“東京大学大学院理学系研究科付属植物園 日光分園”で、東京都文京区にある本園・通称小石川植物園では行えない高山植物の教育研究を主な目的として、明治35年に開設されたそうです。(現在の場所に移転したのは明治44年)
106,980平方メートルの園内には様々な植物が植えられているようですが、入園後また雨が強くなり1時間足らずで撮影を諦め、帰路につきました。
少ししか撮れませんでしたが、日光植物園の花たちをご紹介します。
イワガラミ シライトソウ アカモノ クガイソウ シモツケ
【 シライトソウ(白糸草) 】 ユリ科
花の姿からついた名のシライトソウ、植物園に入ってすぐの溝に数株生えていました。
鎌倉では円覚寺塔頭・龍隠庵にひそやかに咲いているのを見て以来、しっかり咲いているのを
見ることができました。
ウツボグサ クサレダマ ゴマノハグサ科 ヤマアジサイ
【 クサレダマ(草蓮玉) 】 サクラソウ科
園内図によると池や水生植物の湿地などが数箇所あります。
その中の休憩広場近くの湿地帯中ほどに咲いていました。
名前の印象から臭いのかなぁ、、、と思っていたのですが、花がマメ科・低木のレダマ(蓮玉)に似て
いるので、草レダマとされたそうです。でも実際にはあまり似ていないそうです。
直径1cmほどでしょうか、明るい黄色の花がきれいです。
ミズチドリ
【 ミズチドリ(水千鳥) 】 ラン科
細く尖った葉が互生し、花穂に純白の蘭のような花をつけた美しい姿。
初めて見ることができた花です。
もう少し近くで咲いていてくれれば、マクロで撮りたかった悔いの残る花です。
( 撮影日:2015年6月21日 )
先月行った日光・霧降高原の花たちのご紹介は今回で最後となります。
途中更新が滞ってしまいましたが、最後までお付き合いくださりありがとうございました。
ここ数週間、撮影に出ていませんでしたが、今度の日曜日には鎌倉へ、、、と思っています。
ニッコウキスゲ コメツツジ
【 コメツツジ(米躑躅) 】
小さな白色のつぼみが米粒に似ていることから付いた名だそうですが、花に気をとられてつぼみは
未確認。
撮影中は1cmに満たない小さな花から「コメ(米)」の名が付いたものだと勝手に思っていました。
アヤメ ネバリノギラン シシウドの実(?) シモツケ(?)
【 ネバリノギラン(粘り芒蘭) 】
花が終わってしまったのだと思って、撮影をしたのはこの一枚のみ。
図鑑を見て、これが咲いている状態だとわかりびっくりでした。
花は長さ6~8mmで先端が6裂する小さなつぼ形、穂状に多数集まって咲くとのこと。
う~ん、でも…
ハルカラマツ サラサドウダン ミヤマニガイチゴ
ニシキウツギ
【 ニシキウツギ(二色空木) 】
開花直後はの花は白色で、しだいに紅色に変わることから付いた名だそうです。
初めから二色なのかと思っていましたが、よく見ると白色の花の方が花弁がきれいです。
ハコネウツギにそっくりだと思い図鑑で調べてみたところ、山地型のニシキウツギから
海岸型のハコネウツギへの移行型が多いので区別するのは難しいと記述されていました。
ヤグルマソウ ニッコウキスゲ
【 ヤグルマソウ(矢車草) 】 ユキノシタ科
一度見たいと思っていた花、じっくり花の様子をアップで撮れなかったことが残念です。
名は掌状につく5枚の小葉が、鯉幟の矢車に似ていることによるそうです。
花茎は高さ1mと大きいのですが、6~8mmの小さな花が円錐状につきます。
( 撮影日:2015年6月21日 )
暑い日が続き、熱中症で救急搬送された人が○○人という報道が毎日されています。
私が子供だった頃、気温が30度越える日は数日しかなかったように思います。
地球規模での気象の異常が進行しているのではないかと思うと、未来の子供たちのために今できることは…
昨日の強行採決にみえる与党、それに抗議するカードをテレビカメラに向けて掲げている野党、双方の方々の姿は腹立たしさを通り越して滑稽さを感じてしまいました。
とは言え、何も行動を起こさず呟くだけの私も同じ…ですね。
キスゲ平の花、あと2回ほどお付き合いください。
霧のネックレスをかけたハルカラマツ アカショウマ(?)
ウシハコベ ミヤマニガイチゴ
【 ミヤマニガイチゴ(深山苦苺) 】
遊歩道の柵近くに生えていた白い花、イチゴの仲間だということはわかるのですが、さて?
キスゲ平のレストハウスで買ったキスゲ平に咲く花の写真で「ニガイチゴ」ではないかと。。
でも、葉脈が赤みを帯びている葉と萎れたような花弁からネットで検索し、
「ミヤマニガイチゴ」としました。
ハルカラマツ ニッコウキスゲ
( 撮影日:2015年6月21日 )
わかる範囲で花の名前を入れましたが、咲き終わったものやつぼみの状態のは間違っているかもしれません。
雨が降っていなければ、もう少しじっくり観察・撮影できたかも…と、ちょっと残念。。
ニッコウキスゲ ニガナ ユキザサ
【 ユキザサ(雪笹) 】
散策路の橋の下、浅い谷になっているところにエンレイソウ、ハルカラマツなどと一緒に生えて
いたため200ミリレンズでやっと撮影。
開花時期が5月頃の花のためか、他では見つけることができませんでした。
エンレイソウ ハルカラマツ シモツケソウ?
【 エンレイソウ(延齢草) 】 ユリ科
咲き終わってしまっていたので、ミヤマエンレイソウかエンレイソウ、どちらか迷いましたが、
葉の様子からエンレイソウとしました。
今までエンレイソウを見たことが無かったので、花が見られなかったのは残念。
10~30cmの茎の頂上に3枚の菱円形の葉を輪生。葉の中心から短い柄を出し、
褐紫色の花を横向きに付けます。
イヌガラシ ハルカラマツ
【 イヌガラシ(犬芥子) 】
道ばたや草地に生える多年草で、日本全土どこででも見られる花ですが、霧を纏った姿は
可愛くて美しい…
ハルカラマツ クルマユリ
【 クルマユリ(車百合) 】
名前がわかるまで散々悩んだ花です。
葉を入れて撮っていたので、クルマユリとわかりましたが、花のつぼみだけでしたらきっと不明のまま
になったと思います。
葉が輪生することから「車ユリ」の名が付いたそうです。
エンレイソウと同じく、花が咲いた姿を見たかったです。
( 撮影日:2015年6月21日 )
日にちが経ってしまいましたが、日光・霧降高原/キスゲ平で撮った花たちを数回に分けてご紹介します。
撮影をした順番にアップをしていますので何度も同じ花が出てくると思いますが、霧の中で咲く高原の花たちを楽しんでいただければ幸いです。
標高1300~1600mに広がるキスゲ平、名の通りニッコウキスゲの群落を見ることができることで知られています。
今年のニッコウキスゲの見頃は6/28~7月初旬だったようで、私が行った6/21は咲き初め。。
また他の花もちょうど端境期だったのか、蕾だったり、すでに咲き終わっていたり、、、それでも霧の中の花や風景は十分楽しむことができました。
ニッコウキスゲ ヒヨドリバナ ニッコウキスゲ
【 ニッコウキスゲ(日光黄菅) 】
高さ60~80cmの花茎の先に数個の蕾をつけ、次々に開花をします。
1日花とされてきましたが、開花してからそのまま咲き続け、翌日の午後から夕方くらいにかけてしぼ
む2日花だそうです。
【 ヒヨドリバナ 】
ほとんどの株がつぼみをつけた状態で、開花したのは見ることができませんでした。
秋の七草のフジバカマの仲間で、ヒヨドリの鳴く頃花が咲くのでついた名だそうです。
葉が4枚輪生するものをヨツバヒヨドリといいますが、もしかするとヒヨドリバナとした左側のが
そうかもしれません。
オオナルコユリ ニッコウキスゲ
【 オオナルコユリ(大鳴子百合) 】
ナルコユリを大きくした印象。
花も3cmくらいあり、見つけたときの第一声は「でかっ!」でした。
ハルカラマツ
【 ハルカラマツ(春唐松) 】
今回ニッコウキスゲよりも多く撮った花です。
茎の先に白い花をたくさんつけますが、花弁はなくガク片も早く落ちてしまい、白い雄しべが花のよう
に見えます。
霧を纏い、重そうに頭を垂れた花姿はなんともいえない風情でした。
( 撮影日:2015年6月21日 )