しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

憧れの尾久車両センターへ ふれあい鉄道フェスティバル 2017

2017-11-22 23:47:19 | 鉄道写真
2017/11/11(土)
始発の東京便で羽田に。半年ぶりの東京です。モノレールとJRを乗り継ぎやって来たのは東北本線尾久駅。目指すは尾久車両センター。私にとっては旧称の尾久客車区の方がなじみあります。子供の時から入りたい車両基地でした。それがようやく実現します。昔、東北線の車内から見た時は常磐線のひたちやブルトレで広大な施設もにぎやかでしたが、あれから幾年月。あの頃の車両はほとんど残っていません。様変わりした尾久ですが、そこに立つと車両は変われど上野口の長距離輸送を支えて来た往年の車両基地です。国鉄時代の匂いがしてきます。
奥の方ではJR東日本の美しい機関車たちがこれまた美しいヘッドマークを掲げて横並びでギャラリーを迎えてくれます。早起きして来た甲斐があります。パンタが下がったままなのは残念ですが、正面から見る分には気にならないと自分に強く言い聞かせます。隣接するターンテーブルでは日章旗を前面に着けたローズ色のEF81-81が1時間ごとくるくると回っています。さらに奥には、美しい姿のDE10が、我々も注目してほしいとばかりに並んでいます。







本線よりの側線には、E26<カシオペア>編成が留置されています。長年JR東日本のフラッグシップを務めた客車ですが、長年の酷使で多少傷んでいるようにも見えますが、まだまだ頑張ってほしいと思います。大宮より先頭には見慣れない車両が連結されています。ほかの車両と塗色の色合いが微妙に違っており他系列の改造車である事がバレバレでありますが、この車こそ珍車と呼んでもよいカニ24改造カヤ27-501です。カハフE26の予備車ですからカハフE26にトラブルが起きないと稼働することは稀でしょう。そんな稀車を目の前にして<正面を見たい>と心の声が叫んでいますが、先頭部分は立ち入り禁止区域です。趣味の世界は諦めも肝心です。




つい最近までは車両工場や基地でのイベントではブルトレのテールマーク交換をしていましたが、ブルトレ全廃後の今となってはもう見ることは出来なくなるだろうな思います。そんな寂しさを感じながらオハネフ24-14のマーク交換に見入ります。
会場には各地から集められたイベント用気動車が並べられています。「HIGH RAIL1375」、「POKÉMON with YOUトレイン」、「越乃Shu*Kura」の個性的な車両が展示され、車内見学(予約制)もしています。どの車両も興味深々ではありますが、車両に群がるギャラリーの多さに圧倒されました。





結局3時間近く会場で過ごしましたが、最も居心地がよかったのは、休憩所に充てられた185系と12系の車内だったような気がします。昔ながらのシートに腰掛けていると何故か心が落ち着きます。これらの国鉄型車両に乗れるのもあとわずかなんだろうなと思いながら会場をあとにします。



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