しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

朝倉電停のタブレット交換と萌え系電車

2014-10-25 23:52:49 | トワイライト系

2014年10月18日(土)

Img_2185
 高知運転所を出たのは15時前。日没までまだ少し時間があります。高知に来たからには路面電車を見てみたい。ちょうど10月1日、<土佐電鉄>から<とさでん交通>に変わったばかりなので新会社の<とでん>を見ようと思います。どうせなら伊野線朝倉電停でのタブレット交換風景を見たいと思います。朝倉付近に到着したのは陽もだいぶ傾いた16時頃。高知方からトコトコトと車体を左右に揺らしながらやって来たのはピンクの萌え系ラッピング車Img_2210です。ひなびた日常を撮りたかった私にとっては、萌える気持より萎える気持が大きく凹みますが、これも一つの時代の記録です。しばらく電停前で待ってい
るとお目当てのタブレット交換が始まります。もう日本中でこんな光景が見られる場所がいくつあるのだろうか・・・?という思いと、21世紀も中盤というのによくぞ生き残っているものだという2つの思いが脳裏をかすめます。

併用軌道沿線はこれでもかというほど軌道敷<スベル>という注意喚起の標識が掲げられています。たしかにその通りなのですが、ここは高知大学正門です。受験シーズンには、ちと縁起が悪いかと心配しますが、スベルと決めつけている訳では無いのでセーフなのかな・・・。Img_2257

Img_2237_3

錦川橋電停付近に歩いて移動します。ここから市内方向は複線となり本数も激増します。いろんな塗装の電車がやって来ますが先ほど目撃した萌え系[地元パチンコチェーンの広告電車]は一両だけではなく、増殖している事を知ります。

陽も沈もうとしています。そろそろ引き上げる時間です。それにしても路面電車には夕暮れ時が似合います。

Img_2317

Img_2285

Img_2287

 

Img_2316

 

 

Img_2303

Img_2345

 

 

 

 


JR四国高知運転所訪問

2014-10-24 02:15:27 | 四国

2014年10月18日(土)

先週までの台風連続来襲が遠い昔に思える良い天気です。こんな日に外出しないのはいけない事のように思えます。車を西に走らせます。やって来たのはJR四国高知運転所。以前は高知駅に併設されていた車両基地が高知駅高架に伴い2002年に東方の布師田-土佐一宮に新設された車両基地です。今日は<第21回鉄道の日ふれあい祭り>開催日で、布師田に移転して以降初めての訪問です。

 まずは鉄道部品販売のコーナーに向かいます。何の期待も持たずにコーナーに近づくとブースのテント横にたくさんの2000系の正面ガラスが立てかけてあります。一部はアンパンマン列車用で戦闘機の撃墜マークのように★マークがたくさん描かれています。<現役特急の新品同様の列車の顔と言っても良いパーツが無造作に積み上げられている。これはすごい!すごすぎる!>と思い、値段が折り合えば車で来ている事ですし、このまま買って帰ろうと思ったりしましたが、どうもおかしい。用途廃止の部品にしては美しすぎます。こちらの方は売り物では無いようです。

Img_2042Img_2041

Img_2052
実際に売りに出されていたものは、テントの左側に積み上げられていました。さすがに使い古された品だという事が一目でわかります。

3色信号機が5000円

八百屋の野菜のように積み上げられていた踏切の赤い警報ランプが1つ300円。試しに持ち上げようとすると片手では重すぎる・・・。これでは家に持ち帰っても持て余すか・・・。

ちょうど、オークImg_2037Img_2044ションが始まるところです。マニア垂涎の品々?がテーブルに並べられてい
 ます。サボは5000円からスタートです。ムーンライト高知などの愛称名が入った品は1万円前後で競り落とされていきますが、禁煙車や指定席のプレートは将来的にも入手可能だからでしょうか?どれだけ状態が良くても、誰も手を挙げません。多くの売れ残りを出したまま消化不良気味にオークションは終わってしまいました。

Img_2135 2000系振り子体験に参加します。運転台付きの貫通型先頭車2100形2108車内に乗り込むと、いきなり車両が左右に大きく傾き、最大傾斜角5°の振り子を体験します。遊園地のアトラクションの様で大人でも<ウアー>と声を発しています。結構楽しい・・・。やがて車両はゆっくりと前進しターンテーブルの上に乗ります。そこで反時計回りに車体を回転させ元の位置に帰って来ました。そこで解放されるかと思いきや、乗車した反対側の扉から出て洗浄線に案内されます。洗車体験とセットになっていImg_2168 るようです。せっかくなのでこちらも体験します。いったん車両基地の入口付近の引き上げ線まで移動するので、基地の概要を把握するのには役に立ちます。ガソリンスタンドの洗車機に入る時とそう違いは無いと思うのですが、鉄道の洗車体験はみなさん大人も子供もテンションが上がるようです。
高知と言えばアンパンマン列車。という訳で、展示車両を見学します。徳島に住む私は、高知方面へ向かうときは高速道路を利用することが多く、土讃線のアンパンマン列車の車内に入るのは恥ずかしながら初めてです。運転台付きの非貫通型先頭車2000形Img_2108Img_2120

2030はグリーン車・普通車の合造車です。グリーン車部分は3列シートの落ち着いた室内ですが後方の普通車部分は<やなせたかしワールド>がさく裂しています。たくさんのアンパンマンキャラが天井・床・側面にこれでもかと描かれています。小さいお子様はきっと大喜びする事でしょう。
 大都市周辺のイベントに比べれば、こじんまりしたものではありますが、大人から子供までの来場者を楽しませようと、いろいろと工夫されているのが伝わってくるお祭りでした。

 

 


泉北高速鉄道光明池車庫訪問

2014-10-18 21:41:24 | 大手私鉄

2014年10月11日(土)

明石海峡を渡って久しぶりに関西に来ました。三ノ宮から阪神電車で難波に出ます。大阪難波駅で下車して中古鉄道模型のイベントを覗いて行きます。冷やかしのつもりでしたが、会場内は入場制限が行われており、待機時間を含めると30分の予定が1時間も滞在してしまう事になり、会場の熱気にあおられ予定外の買い物をしてしまう羽目に・・・。

 寄り道を切り上げ南海難波駅に向かいます。ラピート専用乗り場には、走り始めたばかりの白いラピートがいます。確かに物珍しさはあるのですが、最近まで走っていた深紅のシャア専用塗色に比べれば大人しすぎて何か物足りません。

Img_1960難波から高野線の電車で泉北高速鉄道光明池駅に向かいます。2社にまたがるため予想以上の高運賃で驚いてしまいました。ここから歩いて10分ほどの光明池車庫で本日開催されている「せんぼくトレインフェスタ2014」を覗いていきます。この7月に泉北高速鉄道は南海電鉄の子会社となりましたが、いずれは現在の泉北高速鉄道のカラーも薄まって行くのではと考え、独立国の雰囲気が残っているうちに来たかったというところでです。

 

ハッピーべアル、鉄道むすめ、サザン・プレミアムいろんなキャラクターや車両が観客を楽しませます。

Img_1983Img_1986

 

Img_1988Img_1992_2

Img_2004

Img_2011 Img_1994 庫内では 鉄道部品の販売も行われていましたが、イベント開始から3時間経てば、もはや終戦モードです。正直、目ぼしいものは見当たりません。

Img_1962Img_1970保線車両の展示は充実していました。

特筆すべきは子供たちを乗せて走るミニ鉄道の車両達がなぜか国鉄タイプの通好みの車両が多かった事。ここでDD16に会えるとは・・・!

Img_2021Img_2025

Img_2018松本零士先生デザインのハッピーべアルに見送られ、駆け足でしたが光明池車庫訪問を終えます。