しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

映画部OB山陰へ(2)雨の日の神頼み

2007-06-30 22:54:07 | 映画部OB会行事

6月24日(日)映画部OB山陰へ(後編)

そば屋から神々を訪ねてサプライズ!最後はコーヒーにサプライズ!

翌朝は、雨。雨粒に打たれながら露天風呂で最後の入浴。この雨が、前日の大チャンスを逃した、私の悔し涙の様な気がするのは、感傷的すぎるか・・・・。

蕎麦屋へ

Pict0848Pict084910時前に宿を出て、松江市内の土産物屋をはしごする。そうこうしているうちにお昼となり、金目校長氏の推薦する蕎麦屋「一色庵」で昼食となる。私は、三味蕎麦を注文する。汁は濃く、そして甘い。3枚のざるにそれぞれ具が載っている。おいしく食べる為に、食する順番がある様で、店の方より作法を教授してもらう。当初は、面倒だなと思ったが、おかげでおいしくいただけた。最後に、少々の汁を加えた蕎麦湯で至福の時間を終える。この店に案内してくれた金目校長氏に感謝。あなたがいなければ(ホントは奥さんの情報)ここにはたどり着けなかった。

今回の旅の第一目的は、2人目のお子さんが生まれる為に、今回の旅に参加できなかった同期生T氏と奥様の為に安産祈願のお守りを持ち帰る事である。しかるにこの期に及んでもどこにお参りするか決まっていない。とにかく神社を決めなくてはいけない。蕎麦屋のオーナーに、神社が良いか尋ねてみたところ、神魂(かもす)神社が良いとの返答。早速、松江市南東にある神社に向かう。

神の国の中心で「国宝を何だと思っているんだ!」と叫ぶ!

Pict0854うっそうとした林の中に分け入り、雨で滑りやすくなった石段に苦闘しつつ、境内に到着。広大な境内は、きれいに手入れはされていたが、無人であった。社務所もカーテンが閉じられ、神主様を含むスタッフは不在の様であった。大社殿は、現存する大社造としては最古のもので、出雲大社の改築より約四百年も古いとのこと。我々は立派で荘厳・神秘な世界に誇るべきKing of 文化財だなと、ただ単純に感心していたのだが、普段は穏やかな江戸紫褒太郎氏氏が突然に怒り始めた。氏は、叫んでいた「国宝を、こんなにしておくなんて、何を考えているんだ!けしからん・・・」我々以外誰もいなかったから良かったけど江戸紫褒太郎氏氏は本気で切れていた!江戸紫褒太郎氏の実家は神主の家系であり、国宝を無人の状態で無防備に置いておく事が許せなかったようだ。もし、この今後何世代にわたって受け継いでいかねばならない第一級の文化財に何かがあったらどうするのだという憤激に駆られたのだろう。

私的には観光化されていないこの状態に好感を持ったのだが、神社の事を心から愛する江戸紫褒太郎氏氏には我慢出来なかったようだ。

そしてこの状態では、安産のお守りを貰えないという、困った事になった。

Pict0863相談の上、近くの八重垣神社へ向かう!スサノオノミコトが、オロチを退治したあと、稲田姫と新居を構えた地といわれている。社殿には日本最古といわれる神様の壁画が描かれている由緒ある神社。縁結びを得意とする神社で、 子宝にも強い! さきほどの神魂(かもす)神社とは違い、参拝客もが次から次へと訪れている。特に縁結び祈願の若い女性のグループやカップルが多い。安産祈願の母娘が真剣な表情で神主様からご祈祷を受けている。我々も、T次氏と彼の奥様のために参拝する。ついでに、自分のために、熱心に参拝することを忘れない・・・。※

Pict0862←そのものズバリの御神輿にびっくり。祭礼の日にはこの御輿が参道を練り歩くとのこと。これを目撃するだけで御利益があるそうで・・・。と言うことは妊娠してしまうのか?

それにしても参拝者のためのGoodsが充実している。安産のお守りをようやくゲット出来、一同、この旅最大の目的が果たせて一安心!

CAFE ROSSO へ

Pict0875山陰旅行最後の目的地は安来市にある喫茶店!ただの喫茶店ではない!エスプレッソを入れる世界コンテスト「ワールドバリスタチャンピオンシップ2005(in シアトル)」で準優勝になられた方が運営している事で、有名なお店だ。お店の入り口から、離れにある豆を焙煎する大きな機械が見える。皆さん、ケーキセットを注文され、極上のエスプレッソやコーヒーを楽しむ。たいていの人は、店の北側に広がる大きな川の川面を眺めているが、私は、スタッフがコーヒーを作っている向こう側に見える山陰本線に注目!今では貴重なタラコ色のキハ47(更新済み)なんかが通り過ぎる。今度来たのは特急「やくも」。私的には、意外なところで鉄分補給でちょっと幸せ度UP・・・・。

いろいろあった映画部OB旅行だが、温泉に入り、おいしいものを食べて、いろんな事に感動して、それぞれが満足した表情で出雲を後にした。

「幹事の人間ミサイルさん!お世話になりました。来年は映画部OB会、どこに行きますか~!」

※その後T次氏家では、無事男の子が誕生したとのこと!さすが八重垣神社!お願いですから私の願いも聞き届けて下さい・・・」


映画部OB山陰へ(1)境港&大露天風呂サプライズ

2007-06-25 23:57:33 | 映画部OB会行事

6月23日(土)映画部OB山陰へ(前編)

境港サプライズ!

Pict0705 昨年の有馬温泉1泊旅行につづき、J南高校映画部OB有志による、<第二回、大人の遠足?>を開催することになった。人間ミサイル氏幹事による、車で山陰への1泊2日の旅である。旨い処などは、松江出身の奥さんをもらった金目校長氏が案内を引き受けて頂いた。

今回は一般人?で非鉄のメンバーによる団体行動のため、私の鉄活動は厳禁。一畑電鉄に乗ったり、伯耆大山でスイッチャーを撮影したりする希望など通るはずも無く、鉄分0の旅行と諦めていたのだが・・・・。

さて、瀬戸大橋を渡り、中国山地を越へて米子インターを下りた我々は、境港に行くことになった。なんでも金目校長氏推薦の海鮮料理のうまい店に連れて行ってくれるようだ。結構道に迷ったすえ、目的の店「魚山亭」を発見。Pict0711 ほっとしたのもつかの間、隣接する駐車場にさび付いた冷蔵コンテナの様なものを発見!?が、よく見るとコンテナでなく冷蔵貨車である!あの青い帯は紛れも無くレム5000!足回り(車輪)を取り去り、倉庫として第二の人生を送っている。

まさかこんなところで会えるとは、大感激!とりあえず店で注文をすますと「御免!」とばかりに、しばし団体から離れ単独で現場に急行し、撮影Time!

犬に吠えられながらも、黙々と撮影に没頭!ホント、他人から見ればあほです・・・・。

ちなみに・・・・

レム5000は国鉄最後の2軸冷蔵貨車。保冷材にガラス綿を使用する事により、それまでの3倍の保冷性能を有し(ホントかな?)、長距離輸送に対応可能となった(シャー専用MSみたい)。青帯は保冷性能が優れていることを示している。まさに、冷蔵貨車界のキング!?1400輌以上が製造されたが、S60年には運用が無くなり、われわれの目の前から消えていった・・・・。

さて、店に何食わぬ顔で戻るとすでに注文のまぐろ丼がデンと机の上に。これが実に旨い!まさにマグロの町である。良かった!でもそれ以上にレム5000を発見できた事が嬉しかった・・・。何故か今回も鉄分補給!

さて、食事の後は、境港の街を探訪する!

Pict0720隠岐行きのフェリーまで鬼太郎!

JR境港駅は、広い構内を持っていた27年前に訪問した時の面影はまったく無く、端式頭式ホームには近代的な油圧式車止めがでーんと設置してある。

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Pict0726 駅前には<マンガを執筆中の水木先生とそれを見守る鬼太郎とねずみ男>の等身大?ブロンズ像が、これまたデーンと設置されている。この構図は、本当にすばらしい!が、この像を若者のグループが取り囲み「これ、誰だ!」そして、あろう事か先生の頭をげんこつでぐりぐりしている。「この、罰当たりめ!」と私は心の中で叫んだ!が、考えてみれば先生は、ご存命中なので化けては出ないだろうが、誠に失礼極まり無い。彼らには、ケンシロウから北斗神拳の洗礼でも浴びてもらい、反省でもしていただきたいものだ・・・。

さて、怒っていても始まらないので、駅前通りを散策する。このクラスの町の商店街は通常、ほとんどの店が廃業しており、シャッター商店街と化しているのが普通だが、ここは違う!ほとんどの店が開いている!そして通りに人の波が絶えない・・・。

水木キャラクターのブロンズ像が濃密に設置され、遊び心満点の仕掛けが、通りのいたるところに、設置されている。

Pict0777 Pict0795 Pict0748 町おこしとしては、ものすごく成功していると感じる!箱物に頼らずに、これだけの観光客を集めている、境港観光協会(あるいは商店街)に本当に敬意を表したい。(私に敬意を表されてもとも思うが・・・)

Pict0769 さて、ユーモラスなブロンズ像が多く楽しめたが、商店街の中にある散髪屋さんの店頭にぶら下げられている、ハサミを握った一反もんめと窓ガラスに描かれたハサミを持って追いかけてくる鬼太郎の姿にはドキッとさせられた。なぜか13日の金曜日のジェイソンに通じるものがあり正直怖かった・・・。でも、妖怪なんだから怖くて正解なのだが・・・。

大露天風呂サプライズ!

境港を後にして、江島、大根島経由で中海を横断して、島根県にはいる。つい、うとうとしたと思ったら、今夜のお宿の玉造温泉「長楽園」に着いた。

Pict0836到着後、食事までの時間 露天風呂に向かう。玄関をいったん出て少し歩くと混浴大露天風呂がある。この露天風呂こそ長楽園最大の売り物と言って良く、とにかく広い。120坪あるという。プールである。実際、泳げる・・・。 数年前に入浴した、草津温泉の「西の河原露天風呂」も広かったが、こちらも負けていない。

湯船を見渡すと、平均寿命にかなり近づいおられる、ご婦人が湯船に浮いている(浸かっている)。ほんとに混浴なんだと実感!

時たま、中央から吹き出す噴水や竜の口から滝のように落ちる熱水を眺めながら、我々はしばし日常を忘れ、しばしまどろむ。長い間湯に浸かっていたが、カップルと家族連れ以外は若い女性は入ってこなかった・・・。

超すに越せない八時の壁

このメンバーで旅行にでると、私は何故かやたらに早くに寝てしまう。昨年の有馬温泉でも8時に寝てしまった。翌朝、同宿者から「夜も更けた頃、隣の部屋から悩ましい声が聞こえて、それは、すごかった」という事を聞かされ、何故だか無性に悔しい思いをしてしまった。今回こそは、昨年の轍を踏むまいと決意をしていたが、夕食の最中に半分寝ていたようで、デザートを食べたところ以降の記憶は判然としない・・・。気がつくと11時半。布団の中・・・。他のメンバーが楽しそうに今、出てきたばかりの露天風呂での出来事を楽しそうに語っている。人間ミサイル先輩が、目を覚ました私に、「今年も残念だったね!若い女の人がいっぱい入っていたのに・・・。金髪の外人さんもいたよ!残念だったね・・・・」何ですって!」と私。あわてて、起きあがり露天風呂に向かおうとすると、「11時半で露天風呂は終わりでよ」と無情の声が・・・。

かくして1年前の有馬に続き、肝心な時にまたしてもの敗北。

つづく・・・


予想外の首都圏探(4)小山から川崎へ

2007-06-09 22:29:28 | インポート

5月20日(日) 小山高岳製作所と川崎界隈

K池氏と白岡で合流して小山に向かいます。小山といえば、大物車の聖地!高岳製作所に行ってみます。すでに訪問経験のあるK氏の案内で駅からタクシーで工場へ向かいます。

現地で巨大な高岳の看板を見て、ついに来たぞという感慨に浸っておりましたが・・・

高岳の上にある「タカオカ」って何だ? Pict0487

しばらくして、やっと事態を飲み込んだ私は、あまりの自分の無知さ加減に赤面してしまいました。今まで、20年以上もの間、貨車ウオッチャーを続けていたのに今まで高岳製作所の事を「タカガクセイサクショ」と思いこんでいました。いくら大物車に対して関心が少なかったとは言え恥ずかしすぎる・・・・。

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とは言え、初めてみる青いシキ810と、ライトグリーンの変圧器タンク静荷重試験車両に大興奮!

お昼前に小山での予定終了。今回の旅をコーディネートしてくれているK池氏より、これからの希望を聞かれ「書泉グランデに寄って欲しい」とリクエストしました。氏は、時刻表とにらめっこして15分間の滞在ならと許可してくれました。Pict0547_1 Pict0556 書泉グランデでは、「大物車のすべて」全3冊をGetし、四国への土産とします。

東京駅では、進入してくる201系の写真を撮りたいと駄々をこね、時間を気にするK池氏を困らせました。我ながら大人げない・・・。1本だけ撮影の許可をもらいホームの端でカメラを構えていると、今はまだ相当少数派のはずの新型電車がやってきました。予想外というか、天罰というか・・・・。

時間も押しているので、最終目的地の川崎まで急ぎます。JR川崎駅から市営バスで塩浜へ。すぐそばの、JR貨物川崎車両所へ向かいます。そこには、試験貨車ワ100の姿がありました。私とK氏はフェンス越しに撮影に熱中!それにしても、私の1眼レフはレンズ口径が大きい為、フェンス越しの撮影では、ほとんどの場合、金網が写り込み不都合この上ありません。それに対しK氏のコンパクトカメラは、金網よりレンズ口径が小さいので、思いのままの写真が写せて、この場合に関しては羨ましい限りです。

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タキ1000矢羽根バージョンも目撃!Pict0599_1 Pict0640

長い陸橋を渡り、線路の反対側に出ます。そこで、見たものは、JR東日本がホームにエスカレーターを搬入するための専用コンテナでした。川崎クリーン号の環境コンテナもキャッチ出来ました。

公道よりコンテナを撮影していると、自転車で通りがかったおばあさんと5歳くらいのお孫さんが、我々に話しかけてきました。こういった場合、経験上、「何を撮っているの?何がおもしろいの?」といった質問を浴びせかけてくるのが常なのですが、彼女たちは違っていました!我々の関心や目的など端からお見通しでした。「この裏側にある、日本で一つしかない試作貨車は、撮影しましたか?」そして、お孫さんまで、あたらしいデザインのタンク(タキ1000矢羽根)みたー?」と笑顔で話しかけてきます。この人たちは、ほんとに一般の方なのか・・・。まさに、予想外の遭遇でした。

こうして短い間でしたが、予想以上に鉄分の濃い時間を過ごせました。

K池氏には感謝であります!こうして、1泊2日の首都圏探検は、無事終了。


予想外の首都圏探(3)あこがれのヒガシハス

2007-06-08 23:05:13 | 旅行記

5月20日(日) ヒガシハスへ

昨晩は足立区にあるK池氏のマンションへ泊めていただきました。私のために真新しい寝具を用意していただき感謝に耐えません。が、このような好待遇にもかかわらず、なぜかものすごい悪夢にうなされ、目が覚めました。そして悪夢は現実と化していた事に気が付くことになりました。いつもなら手元において置く〔めがね〕が見当たりません。「どこに置いたのだろうか?記憶が無い。」往年の横山やすし師匠のネタさながらに[メガネ!メガネ!]と独り言を言いながら、探しまくります。しばらく後、掛け布団を引っ剥がし、思わず声を上げました。「あった!」本来ならほっとする瞬間なのですが、その次には、声さえも出せませんでした。心の中で悲鳴を上げるのが精一杯・・・

「メガネがコワレた!」

Pict0679 メガネの左側のつるは、見事に本体から千切れています。昨夜は、相当飲んでいたのと、早朝からの強行軍での疲れから、メガネを身に着けたまま寝込んでしまった様です。寝返りをうった際、外れて、その後に、からだで踏みつけたのでしょう。見事な切断面で修理は困難と思われます。メガネ買い替えに伴う金銭的な損害より、今日、これからのスケジュールに支障が出ることがものすごく心配です。とりあえず、残った右側のツルだけでメガネを引っ掛け、外出します。

今日も予想外の出来事からスタートです。本当に・・・・

以前から、「東のブルートレインを撮影したい!」という、ささやかな希望がありました。そこで今日は早起きして6時30分過ぎに東大宮-蓮田間の超有名撮影スポット。いわゆる<ヒガシハス>にやってきました。今日のスケジュールで、この撮影のみ単独行動です。K池氏とは9時過ぎに蓮田付近で合流することになりました。

着いてびっくり!早朝だというのに10人ほどの方が東京方向にカメラを向けています!でも首都圏とは思えない、のどかで野趣満点のロケーションですから、多くのカPict0424_1 メラマンPict0427を引き付けるのは当然だとおもいます。とにかくいろんな種類の車両が次から次へとやって来ます。

Pict0432 Pict0448                                    やがて、カシオペアをキャッチするため、皆さん、一斉に南側の踏み切り付近に移動!私も遅れまいと、跡を追います!狭い撮影ポイントに20人近くのカメラマンが集結します。線路端の伸びすぎた草を、ホラー映画に出てきそうな枝きりバサミで刈る人もいます。いやがうえにも期待が高まります。

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あっけないほど、あっさりと2本のブルトレは走り抜けて行きました・・・。とはいえ予想外、いや。予想以上にすばらしい撮影TIMEとなりました。


予想外の首都圏探検(2)三峰口の保存車両

2007-06-07 06:33:35 | 旅行記

5月19日(土) 三峰口へ

わくわく鉄道フェスタ探訪を終え、三峰口に向かいます。

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三峰口の構内北側にある鉄道公園は貨物博物館と言って良いほど、貨車の展示(秩父鉄道所有車)が充実しています。まさに予想外のすばらしさ。特に有蓋・車掌車は中に入れ、無害車は荷台に上れます。テキの内部がオール鉄板張りなのも文献では知っていても、実際、見てさわってみると理解が深まります。

私以上に撮影に熱中するK池氏でありましたが、突然「引き上げよう」と言い出しました。、「この雲の様子だと、近いうちに一雨くる!」と断言。私にはまだまだ安定した天候に感じられたので、彼の取り越し苦労だとおもっていました。ところが、駅まで戻る5分ほどの間ににわかに空が掻き曇り、大粒の雨が・・・。ズバリ的中です。K池氏曰わく「長野出身の自分には山の天気の変わりやすさは、手に取るように分かるんだ。」と仙人のような事をおっしゃる。私は今日以降長野県出身者全てを<準気象予報士>として尊敬することにしました。

熊谷まで旧103系に揺られ、帰ってきました。K池氏の「一度熊谷貨物ターミナルを車窓から見てみたい」とのリクエストがあり、籠原までの一駅間乗ることにしました。

Pict0415 さて、籠原から東京方面に引き返そうとすると、線路障害のため赤羽-尾久間で電車が止まっているとのこと。篭原まで来た下り電車は当駅で抑止。長期戦を覚悟し、この際ということでグリーン車を奮発し、あこがれの2階席へ。買ってきたビールでプチ宴会をスタートしました。ところが・・・。とりあえず電車は熊谷まで動く事に。そこから新幹線で振り替え輸送してくれるとのこと。でも私たちとしては、せっかくグリーン券を買ったのにたった一駅で放棄するなんぞ、もったいない・・・。というわけで車内に居座り続けていると、車掌さんから、この電車はいつ動くか分からないのでと、追い出されてしまいました。

さいわい、駅の改札口でグリーン券は払い戻してくれました。というわけで、帰りは新幹線にも乗ることが出来ました。これまた予想外です・・・。Pict0418