しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

運転会に備えて

2012-08-30 23:41:10 | 鉄道模型

2012年8月19日

F1001500 久々の運転会と言う事で、前日より箪笥の肥やし状態の車両を引っ張り出し、運転出来る様に整備します。買ったままの状態で放置されている車両が多数あります。2007年3月購入したキハ181系を整備します。思えば5年以上の間、眠らせてきました。気にはなっていましたが、手つかずで来ました。思えばこの製品、台車に不良箇所が見つかり、メーカーに交換してもらった経緯があります。メーカーから送り返されてきた正常な台車に、すぐに交換すればよかったものを、そのままにしていました。そのうち交換台車が行方不明となり、せっかくのキハ181系は走らせることも叶わず、私にとっての黒歴史となっていました。が、最近思わぬ場所から無くした台車が現れました。これ幸いと、今回の運転会に間に合わせるべく、早速とり付け作業にかかります。台車をとり付けた車両達は、その瞬間から命の灯がともった様な気がします。<今まで放っておいてごめんよー・・・>と車両達に謝ります。手すり等のパーツをとり付け、これで運転会に持っていけると安堵します。そうして達磨に目玉を入れる様に最後の作業にかかります。すなわち先頭車に愛称板を入れる作業です。国鉄時代の特急車両には欠くことのできない愛称板です。食堂車付き編成ですので<やくも>にしようと思います。が、作業に取り掛かろうとすると、何故かマークのパーツが見当たりません。他のパーツは取り付けてなくてもごまかせるでしょうが、先頭車のヘッドマークが無ければ間抜けすぎます。今回の運転会で走らせるのは断腸の思いでありますが断念します。思えば買ったは良いけど走らせていない車両がたくさんあります。このままでは、彼らの怨念に祟られる心配大です。少しづつでも整備しなければ・・・・。

F1001511 結局、今回の運転会にはKATOのDD51とTOMIXのタキ1900セメントターミナル車×10両を持参しました。最近機関車はDD51しか走らせていないような気がします。次回こそ秘匿(不良在庫と化している)機関車(達)を走らせたいものです。

皮肉なことに、運転会が終わり家に帰って見ると、どれだけ探しても見つからなかったヘッドマークパーツがあっけなく見つかりました。夏の疲れがどっと来ました・・・・・。


しょぼい映画日誌 夏の作品

2012-08-17 23:52:34 | 映画

この夏、7月までは映画を見にゆく余裕がありましたが8月以降はさっぱりでした・・・。

  バトルシップ

F1001386_2敵の宇宙人が弱すぎる。地球人はあり得ない幸運の積み重ねと敵失に助けられとりあえずは、異星人を殲滅(ほぼ)し、勝利する作品。トムクルーズが出ていた宇宙戦争の様に圧倒的戦力差があるのも見ていて疲れますが、マッチョのパンチで倒される宇宙人も何か哀しい・・・・。宇宙人のあまり先を考えない行き当たりばったりの侵略に唖然とします・・・・。

  • テルマエ・ロマエ
  • F1001457
  • 原作のエピソードを継ぎ足し継ぎ足しして、最後お風呂(温泉)の力でローマ軍は闘いに勝利した。めでたしめでたし・・・、という作品。原作を超えている部分は皆無と思うのですが、ヒットしているみたいです。那須の北温泉が出てきたのは私的に良かったですが・・・・。阿部寛の熱演は認めますが・・・。
  • ロボット

    F1001476 インド映画を初めて見ました。お約束というのか、20分に1回程、唐突に歌とダンスが挿入されSFだろうとインド映画の基本スタイルは貫かれています。実に面白かった。これぞ異文化体験ではなかろうかと感じてしまいます。我々が普段見る、邦画・洋画には絶対無い、何かが存在します。それはヒューマニズムとかいう高尚なものではなく、見世物と言った下品な感覚をも含んだ何とも言えない雑多なものです。それにしてもCG技術はハリウッドに比べても、そん色ありません。ただ使い方が、合っているのか・・・・。もしインド映画が旺盛な自国市場から海外市場向けにレベルの高い映画を発信していけば、どえらい事になりそうな気がしますが、おそらく50年後も20分に1回程、ミュージカル部分が挿入されている映画を造り続けている様な気がします。


    初めてのパイプオルガンと初めての333ビール

    2012-08-13 23:04:15 | コンサート

    2012年7月21日(土)

    F1001489_2 F1001488 徳島を出発したのは13時前。人間ミサイル氏の運転で大阪に急ぎます。明石大橋を渡り阪神高速に入るとカンカン照りの空が、急に暗くなり、前方の視界が遮られるほどの豪雨が降り注ぎます。仕方なくゆっくりと東に向かいますが、淀川を渡る頃には小雨に。車をコインパーキングに入れて、向かったのは<ザ・シンフォニーホール>。何とか16時の開演に間に合いました。

    本日はN響「夏」2012大阪公演と銘打ったフランス音楽中心のプログラムを楽しみます。指揮はジョン・アクセルロッド。1966年生まれのテキサス出身。初めて聴きます。颯爽と指揮台に上がりビゼー:「カルメン」組曲を颯爽と演奏し、掴みはバッチリ。カルメンはこうじゃなくっちゃ!2曲目・3曲目はバイオリン演奏者としてレイチェル・コリー・ダルバが加わりショーソン:詩曲とラヴェル:チガーヌを情感豊かに演奏します。でっかい綺麗なお姉さんダルバの奏でる調べにうっとり・・・。そうして15分の休憩をはさんで本日の目玉、サン=サーンス:交響曲 第3番 が始まります。ゆっくりと静かに始まる第1楽章は、次々現れるテーマが波の様に繰り返し現れ、さまざまな楽器により、さまざまな表情を聴かせてくれます。そして第2楽章冒頭の爆発的な始まりから、怒涛の様な音の流れの中に、気が付けば居ました。神々しいまでのパイプオルガンの重低音に聴きほれます。これは演奏を聴くというより経験するという感じです。オルガン奏者は、背もたれの無い椅子に、背中をぴんと伸ばして座り、おごそかに弾いています。そのストイックな姿に見とれます。演奏を引っ張るアクセルロッドの手綱さばきも素晴らしく、まさにグランドフィナーレという盛り上がりでエンディングを迎えます。人間ミサイル氏も満足の表情です。私もいつも以上に拍手を続けます。アンコールはファリャの「恋は魔術師」の〈火祭りの踊り〉。先ほどのサンサーF1001480F1001483ンスの熱気を冷ます事無く、さらに会場を熱くする演奏でした。

      良い演奏を聴いた後は、美味しい料理でお腹を満たしたい・・・。シンフォニーホールに行く時は何故かエスニック料理に・・・。特にベトナム料理になる事が多いのですが、今回は越南酒飯 ビア ホイ。JR大阪駅の環状線東側の高架下沿いをてくてくと歩いて行くと、その店にたどり着きます。地下への階段をおりると、中は大きくて、明るい賑やかな店です。ホーチミンのビアホールをイメージした大広間は満員の様で奥の板間に案内されます。人間ミサイル氏は、どんなに暑くても好物の熱い鶏肉のフォーを汗だくになって食べています。料理は結構適にF1001481注文したのF1001482ででF1001484 すが、どれも満足出来る味でした。最後に来たチャーハンは油ぽく無く、理想的な<パサパサ>状態で出て来ました。御馳走様でした。最後に、人間ミサイルさんに一言、<私だけビールを飲んでごめんなさい・・・・。でも我慢できなかったんです。ベトナムの333(バーバーバー)ビール、美味しかったです・・・>