しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

大感激!大滝森林鉄道フェスティバル(下)秋の木曽路は撮影日和(5)

2013-10-25 23:40:57 | トワイライト系

 2013年10月6日(日)

2度目の運材列車の直後Img_8716に続行運転でやって来たのは銀色のタンク車を連ねた貨物列車です。車庫側線の奥にタンク車が押し込められていたのはイベント開始前に確認していましたが、これが実際に走るとは驚きました。実際、管理棟側終点で仲良く並ぶ運材列車とタンク列車の姿を見て大感激です。JR線上でも見られない車扱い?貨物列車の横並び光景です。この光景が観れただけでも、遠路来た甲斐がありました。
 もう驚く事は無いだろうと

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思っていると車庫線で休んでいた先ほどとは別のモーターカーが動き出しました。野趣満点のちっちゃな車両はマニア度の高そうな乗客を乗せ颯爽と駆け抜けていきます。乗客たちの表情はみな楽しそうですが、彼らから見れ

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ばカメラを持った我々の姿もまた楽しそうな表情を浮かべている様に見えるのでしょう。

私にとっては大満足のイベントでした。

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大感激!大滝森林鉄道フェスティバル(上)秋の木曽路は撮影日和(3)

2013-10-13 23:40:41 | トワイライト系

2013年10月6日(日)

Img_8220夜が明けました。上松の宿を朝食も取らずに出発します。木曽福島の手前で国道19号を西に折れ、県道を大滝川に沿って遡ります。大きなダム湖に沿ってひた走るとやがて小さな集落が現れます。我々は集落には入らず、川向うの大きな公園に入ります。ここが目的地の大滝村・松原スポーツ公園です。 ここでこれから、第四回大滝森林鉄道フェスティバルが開かれるのです。開会一時間前と言うのに、駐車場は県外ナンバーの車でいっぱいです。そしてImg_8235 広大な公園の外周をあと少しで一周しそうな姿で狭軌の線路が引かれています。カーブ前のお立ち台と思われるポイントには既に置き三脚が起立しています。そんな中、空を覆っていた雲が切れ始め、御嶽山が姿を見せ始めました。これから、私が今まで体験した事の無い何かが起こりそうな予感がします。車庫に向かうと、スタッフの方々が、本日の主役たる車両の整備に汗を流しています。機関車が2両、モーターカー4両、後ろには客車や貨車の姿が・・・。修理中?の怪しい車両も見えます。

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21世紀の日本で、これだけの森林鉄道の車両が残っていて、しかも実際に走るとは・・・。今まで記録写真でしか見た事の無い光景が目の前で展開しています。

森林鉄道らしく木曽檜の原木を載せた運材列車の運行で、イベントはスタートします。

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追いかけて、ロクヨン・・・・ 秋の木曽路は撮影日和(2)

2013-10-12 23:32:48 | 旅行記

2013年10月5日(土)

清州でEF66-30号機を無事撮影し終え、A木氏の車で場所を移動します。まずは名古屋市内の中央線<大曽根~新守山>矢田川橋梁に移動。北岸の堤防でスタンバイ。春日井行き2075レを待ちます。その間、元セントラルライナー313系や特急<しなの>などひっきりなしに電車が通過しますが、長編成の列車は短い鉄橋にのり切らず、曇天の下、パッとしないショットになってしまいます。AM9:26ごろ、EF64-1045号機に牽かれた2075レを撮影して、東に移動します。

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Img_8030 私が助手席で爆睡している間に車は中央高速瑞浪ICをおりて、次の撮影地<瑞浪-釜戸>で、3088レ石油返空貨物列車を狙います。本来、土曜・休日運休となっていますが、スマホで貨物運行掲示板を確認したところ運行中と出ています。ところが時間になっ てもやってきません。ちょうど線路の傍で監視についていた保線の方に声をかけたところ、該当列車はウヤとなったそうです。ネットの情報も重宝しますが、時にはこんな事もあります。
 気を取り直し、国道19号線を西へ。落Dsc_0286 合川駅に到着し、お立ち台通信vol.1<P7>にあった山上から駅方向を俯瞰するポイントを探します。この頃から空は綺麗に晴れ始めました。それに伴い、体感温度は上がります。10月とは思えない暑さを感じます。細い草むした山道を歩いてゆくと、放し飼いされていた山羊が不審者を咎めるような視線を向けて来ます。色々迷った挙句それらしき場所を発見し、カメラを向けます。がA木氏は「アカン!ここはダメや・・」と呟きます。カメラを作例方向に向けると、ファインダー内には、線路にかぶさる様に細い木の枝が伸びて視界を遮っている光景がありました。本が出Img_8059版されて5年以上経っています。その間、周りの木が成長して風景が変わ ってしまったようです。本の情報も重宝しますが、時にはこんな事もあります。とは言え、こんな事で時間を使いすぎました。他のポイントを探している時間はありません。安直ですが、駅の東側の踏切でスタンバイします。矢田川橋梁ではファインダーに入り切らない長さであった普通電車は、ここまで来るとワンマン2両編成です。13:14に上り3084レ石油返空貨物列車が大きな音を立てて眼前を通過します。やはり線路際で体感する迫力は感動します。ひょうたんから駒、時にはこんな<いい>事もあります。

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 今度は良い気分でさらに国道を東に。長野県に入り<大桑-須原>の中間付近に架かる伊奈川橋梁東側のポイントを目指します。お立ち台通信vol.1<P13>に掲載されている線路を見下撮影地はすぐ見つかりました。14:30にポイントに到着、ここで81レ下りコンテナ列車を待ちます。貨物時刻表を基にした81レ通過時間を3時ごろと予想していましたが、その時間帯を過ぎてもいっこうに来る気配がありません。その間、<ワイドビューしなの>や普通電車が行き来しているだけです。これはウヤではないかと諦めかけた16時頃、我々しかいなかったポイントに同業者が集まり始めました。A木氏が後から来た方に話しかけると、81レは手前の坂下駅で長時間停車してから、この地を通過するとの事。その方からは<貨物時刻表に載っていない駅間の通過時刻を予測する時は、貨物時刻表の付録<ダイヤ>を参考にすると大まかな通過時間が読めますよ>というありがたいアドバイスを頂きました。この歳になるまでこんな初歩的な事を知らなかったとは・・・。少し凹みましたが、この知識は私にとっては、戦国時代の鉄砲伝来並みに今後の鉄ちゃん人生に変革をもたらしそうです。同業者の方が予測した時間帯ピッタリの16:37、夕暮れ迫る山谷をコンテナ列車がゆっくりと登ってきます。ひたすら待ち続ければ、時にはこんな<いい>光景が見られます。A木氏も今日の成果に満足の様子で、その夜はいつもに増してお酒が進んでいました。

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三度目の清州 秋の木曽路は撮影日和(1)

2013-10-12 23:31:26 | 旅行記

2013年10月5日(土)

Dsc_0285 夜行バスで未明の名古屋駅前に到着。疲れた・・・。三列シートでしたが、一睡も出来ずに夜を明かしてしまいました。最近はバスでの移動が苦痛になってきました。
早速、大垣行き普通電車に乗り込み、清州に向かいます。清州駅で降りて線路に沿って400mほど北に歩くと、大学鉄研同期のA木氏が三脚を立てて、既に撮影を開始しています。挨拶もそぞろに、もうすぐ来るからと撮影を促されカメラを取り出します。

早朝の清州は東海道を行き来する貨物列車が途切れること無く、やって来ます。が、残念なことに、雲が上空を厚く覆っています。
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晴天時には逆光になる為、今まで行かなかった線路の反対側に移動します。曇天時限定線路の西側にあるA木氏お気に入りのポイントで撮影を再開します。同業者の姿も見えずに、まったりとした時間が流れていきます。

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やがて、最近休車から復活したEF66-0番台が、西に向かって驀進していきます。Img_7856