しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

電動アシストで行く、しまなみ海道(3)反省会はイタリアン

2012-10-09 23:35:21 | 四国

2012年9月29日(土)

今日一日、自転車の走行距離は60㎞弱と言ったところでしょうか。皆さん疲れています。しかし、それ以上にお腹が空いています。ここは人間ミサイル氏推薦のイタリアンレストラン<ファリーナフレスカ>に行く事にします。国道196号今治バイパス沿いにある、大きくは無いけど、小洒落たお店です。席に落ち着くと本日のお奨めを中心に、いろんな品を次々注文。出てくる皿、どれもが予想以上の美味しさです。

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食べる事に夢中になり、本日の反省会どころでは無くなりました。デザートのドルチェピザの美味しかった事・・・。語る言葉無しです。

18時過ぎに入店した時は、空いていましたが、店を出る19時半ごろは店内は超満員。外で席が空くのを待つ人達に席を譲るべく、店外に出ます。人間、美味しいものでお腹が膨れると幸せな気分になります。この幸せは、いつまでも続くものではないのですが、それでも嬉しいものです・・・。


電動アシストで行く、しまなみ海道(2) 帰りは大いに凹む

2012-10-08 16:54:46 | 四国

F10015262012年9月29日(土)

完成時は世界最長の斜張橋だった多々羅大橋を渡って愛媛県から広島県に到達。天候やバイクの返却時間の事を考え、今回のしまなみ海道自転車ツアーはここ生口島まで。記念撮影を終え、広島県滞在10分程で再び大三島に戻ってきました。

多々羅大橋を下り、以後はしまなみ海道を離れ、大三島西岸の西浦港まで島を横断していきます。途中小さな峠がありますが、電動アシストの私はノープロブレム。またも調子をコイて先頭を走ります。山道を下り切り大三島の中心地区西浦に入ります。やがて大きな鳥居が現れます。

全国にある山祇神社や、三島神社の総本社<大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)>です。格式の高い神社です。折角近くまで来たのですから参拝していく事にします。広い境内には人影も少なく、大きな楠の古木が神々しい雰囲気を醸し出しています。国の重要文化財にもなっ

ている拝殿で参拝した後、3名それぞれおみくじをひきます。

結果は人間ミサイル氏、大吉!今後、何事も心配しなくても生きていけるとの神託が下りました。そして私とH野氏は凶・・・・。2人とも救いの無い文面がつづられています。特に私の方は自身の性格が原因で今の苦境がある。自身が原因なので良くなる事は無いと思いなさいとのお言葉でしF1001523た。凶悪犯への裁判官の判決文並みの厳しい神託でした。電動アシストのおかげでハイテンションだった気持ちが、深い闇の底に落ちていきます。けれども同じ凶を引いたH野氏は<凶をひいた今が最悪ってことは、これから上がれるって事だから>と直ちに気持ちを切り替えています。尊敬すべき態度ではありますが、自分には哀しいかな真似出来ません。同じ出来ごとに対して、私のマイナス思考、H氏のプラス思考、正反対になっています。

当初は大山祇神社近くの、西浦港から今治行きのフェリーに乗船するはずでしたが、お参りして いるうちにTimeOverに。とは言えリーダーのH野氏は慌てません。ここからさらに南にある宗F1001521方港から出ているフェリーに乗船出来るので、そこまで走る事に。ラストスパートで、張りきるところでしょうが、おみくじのショックで気持ちが萎えてしまいペダルを踏む足も重くペースが遅れがちになります。実際、今回のツーリングで大山祇神社から宗方港までの間が一番こたえました。坂道を越えて小さな集落を走り抜けるとまた坂道を越えるという事を何回か繰り返します。それでも電動アシストのおかげで宗方港にたどり着きました。フェリーの出航時間に結構、ギリギリで間に合いました。これは、只一人大吉をひいた人間ミサイル氏のおかげなのでしょう・・・・。小さなフェリーは夕闇迫る来島海峡大橋をくぐり、F1001520_2今治港へ。

今治港から自転車で最終目的地ジャイアントストア今治を目指します。小雨降る薄暮の駅前に到着し、今日一日我々を支えてくれたバイクを返却します。

私をこの一日楽しませてくれたCRS HB クロスバイク(電動アシスト)。買ったら16万円です。少し考えます。これさえあれば、坂道を気にすることなく大抵の場所に行けてしまう・・・。とは言え、普通車に積んで旅先に持っていくには車体が重たいし・・・。H氏のTCRアルミロード メインコンポ、人間ミサイル氏のカーボンロードも魅力的です。取り回F1001543しも効きそうです。が、このマシンで今日の様なコースを走るのは自分には無理です。途中棄権する事無く完走できたのはH野氏の適切なリーダーシップと電動アシストのおかげだと言う事は、私でも理解しています。

それにしても、自転車で見知らぬ場所を走るのは実に楽しい・・・。

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電動アシストで行く、しまなみ海道(1)行きは絶好調・・・・

2012-10-07 23:58:12 | 旅行記

2012年9月29日(土)

F1001545 早起きしてやって来たのは、愛媛県の今治駅!その高架下の一画にある真新しい店舗<ジャイアントストア今治>に9時の開店を待って入ります。本日はここを起点に、しまなみ海道を自転車で巡ります。参加者は、私、J南高校映画部先輩人間ミサイル氏、そして千葉から帰省中のJ東高校映画部OBで自転車の師匠であるH野氏の3名です。人間ミサイル氏はカーボン製のロード、H野氏はアルミ製ロード。私は電動アシストをそれぞれレンタルします。事務手 続きとバイクの調整を終え出発します。本日は接近する台風の影響で厚い雲が空いっぱい広F1001546がっています。残念ではありますが、気温は上がらず、この点は自転車初心者の私にとっては幸いです。

今治市街を北に走り、いよいよ海を渡ります。地上から橋の上まで通じている自転車専用のループ式の高架道路を登っていきます。眼下に造船所や、行き交う船を見下ろし、ひたすらペダルを漕ぎます。橋のたもとまでたどり着くとそこからは長くて高い橋の 上をひたすら走ります。3つのつり橋が連なる来島海峡大橋は合わせて4㎞。その第一大橋をF1001537渡り終えた地点から直下にある橋脚の島となった馬島へ降りる事にします。原付も乗れる連絡エレベーターで島に降下し、島の小さな港に行ってみます。長閑な眺めに一同一息つきます。私は岸壁下に気持ちよさげに浮かんでいるクラゲに見とれています。が、ここでいつまでも一服している訳にはいきません。まだツーリングは始まったばかりです。港を後に、丘の中 腹にあるエレベーターまで戻り道、電動アシストのテストを兼ねて全力で漕ぎます。すると後ろから見えない誰かがバイクを押しているかのように坂道をすいF1001532すい上がっていきます。今までママチャリタイプの電動アシストは乗った事はありますが、あまりアシストされている実感はありませんでした。が、この自転車は違います。<ザクとはちがうのだよ!ザクとは・・!>のセリフを呟くランバ・ラル大尉の気持ちが分ります。それ(調子をコイているビギナー)を見 たベテランH野氏は後ろから、ベテランの意地を見せるべく、疾風の様に抜いていきます。<さすが、歴戦の勇者・・・。>と感心しましたが、エレベーターの中でH野氏が息を切らせていたのを見てしまいました。思えば電動アシスト付きのアドバンテージは、一般人がサイボーグ化するか、パワードスーツを着けた様なものなのかとの思いを強くF1001530しました。少し他の方々には申し訳無い気がしましたが、それはそれで自分が歴戦の勇者と対等でいられる事に少々嬉しく なります。再びしまなみ海道に戻り、長い来島海峡大橋大橋を渡り切り大島に上陸します。空からは小さな雨粒が降ってきます。以後は、雨足が強くなると休憩。止むと移動を繰り返します。小さな丘を上下しながら一般道で島を貫けます。やがて伯方・大島大橋が見えてきました。海面近くから橋桁上までひたすらスロープを上がっていきます。今では坂道部分では先頭を走らせてもらっています。昨日までは、、途中リタイヤになって足手まといになる悲惨な姿をイメージしてしまい、何か理由をつけて欠席したいという気持ちも少し(いや、本音は・・・)ありました。それなのに、反則技とも言える電動アシストの性能のおかげで、すこぶる快調に坂道を飛ばしています。これは予想外の展開であり、少々痛快でもあり、実に楽しい・・・・。伯方・大島大橋を渡りきり伯方島西部の一般道路をかすめるように走り、大三島橋を渡ります。本州四国連絡橋で唯一のアーチ橋で、いままで吊り橋ばかりだったので新鮮に感じます。ここは本州四国連絡橋の中で最初に完成た橋として知られています。橋を渡って大三島に入ります。東海岸に沿って北上すると、やがて美しい斜張橋が姿を現します。広島F1001527F1001528との県境の橋、多々羅大橋です。が、橋を渡る前にある道の駅多々羅しまなみ公園で遅い昼食をとる事にします。人間ミサイル氏はマハタ(あら)料理、H野氏と私は今治のB級グルメ<焼き豚卵丼>を注文。それぞれ、美味しく頂きます。焼き豚卵丼は名前の 通りの内容でしたが、そのシンプル故に美味しかった。

しばしの休憩の後、いよいよ、多々羅大橋へのアプF1001529ローチを開始します。今見えている向こう岸は広島県です。