しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

日帰り欲張り撮影行(後編)

2009-10-18 23:40:47 | 鉄道

10月4日(日) つづき

さて新開地駅構内の喫茶店でカレーを食べながら「次、どこ行く?」という話になりました。「なんかおもしろい列車は走らへんの?」とA木氏に尋ねると「宮原から向日町まで<なにわ>の回送がある」と言います。私は迷うことな「行きたい」と返答します。

Naniwa_2撮影場所のJR塚本駅には通過1時間前に到着しました。ホームの神戸方先端には既に10人くらいのカメラマンが陣取っています。私は2列目のポジションですが、アングル的に厳しい・・・・!後から来た同業者が、背中に張り付き圧迫感を感じます。やがて、はるか向こうの宮原操車場からの連絡線をゆっくりと朱色の機関車に牽かれた<サロンカーなにわ>が傾いた日の光を反射させながらやって来ます。<なにわ>が走行する姿は、何度か目にしてきましたが、撮影は今回が初めてです。緊張しながらシャッターを切ります。写真の出来は、多少の不満が残りますが、近年稼働率が落ちている<なにわ>を撮影出来る機会が持てただけでもLUCKYだと思います。とりあえず、今日は撮影三昧な一日でありました。

さて、陽も傾き撮影可能な時間帯も終わろうとしています。A木氏と梅田のヨドバシカメラに向かいます。撮り鉄歴の長いA木氏のアドバイスで三脚を購入します。本日購入した三脚がデビューする日が楽しみですが、何時の日のことやら・・・・。


日帰り欲張り撮影行(前編)

2009-10-16 02:09:22 | 鉄道イベント
10月4日(日)

前夜、大学鉄研同期のA木氏よりメールが入りました。<明日の72レ貨物列車が茶釜(EF65-57)牽引する様なので、自分は甲南山手で撮影するつもりである。>との事でした。自分も甲南山手で参加したいと返信しておいたのですが、翌朝、迂闊にも(またもや!)Img_2555寝坊してしまいました。今から出たら、急げば間に合うかというところです。幸いにも神戸鳴門自動車道は予想外に空いており、何とか甲南山手の通過時間にギリギリ間に合いそうです。が、ここで2時間前から甲南山手駅でスタンバイしているA木氏よりメールが!「甲南山手は40人程のカメラマンがひしめいています」との事。あまり広くないホーム神戸方先端付近が人であふれているという事は、今からそこに行く事は出来ても、ひしめくカメラマンの列に割り込む事は、不可能と判断し、途中の駅で撮影する事にします。幸い元町駅は5~6人程の人出でしたので、先着者の2列目に陣取ります。私がスタンバイした後からも同業者が後ろに張り付いていきます。結局20分程度遅れてお目当ての茶釜はやって来ました。直線区間の甲南山手と違い編成が切れるところが難点ではありますが、自分としてはとにかく間に合った事だけでも吉とします。

その後、神戸電鉄鈴蘭台駅でA木氏と待ち合わせます。鉄道の日協賛イベント「神鉄トレインフェスティバル2009」を見に行きます。駅から線路に沿って南へ10 分程歩くと鈴蘭台車庫に到着します。留置されている見慣れない事業者を見ているだけで気分が高揚してきます・・・。Img_2677 Img_2678

←クホ761形・サホ762形が来客たちを出迎えてくれます。運転台付ホッパー車の姿に、一瞬貨Img_2589物電車かと思いましたが、あくまで700型機関車とセットで運用される運転台付バラスト散布用貨車です。とはいえ間違いなく珍車ですね!

←ペアを組む701機関車は会場で展示

Img_2613 ←工場建物内には、この種の施設ではお約束のトラバーサー!といってもここのは、車両1両丸ごと平行移動するものではなく、[台車抜き取りトラバーサー]として使用しています。台車交換で他社の工場が大型ガントリークレーンを使うところをジャッキで車両を持ち上げている間にトラバーサーに台車1台だけ転線させるものです。

庫内では線路中央をくりぬいた点検用の窪み(ピット)を腰を屈めて歩く〔電車のお腹を見てみよう〕なる面白いイベントをしていました。線路を外側の点検ピットから眺める形式は割りとありますが、真下にもぐるのは、初めてです。もぐってみると、電車の床下からぶら下っている機器が、頭に当たりそうになり、結構危ない感じがします。参加者は全員ヘルメットを着用させられた訳です。

Img_2647Img_2663時間限定の撮影会では、大学鉄研OB先輩のN戸氏の姿を発見!気のせいか、鉄道イベント訪問時にはかなりの確立で遭遇します。おそらく先輩のほうも同じことを思っているはずですが・・・・(撮影会の対象は、入替車デ101ですが建物の影がかかり残念!マニアの人が職員にこの電車のことで質問攻めにしていましたが、満足な回答ができずに、質問するほう、受ける方、双方残念そうでした・・・・)

私的には、大満足の公開イベントでした。

Img_2717 鈴蘭台を後にして、神戸方面に戻ります。途中鵯越駅で途中下車。ホーム上から山を駆け下りてくる電車を撮影します。本数が多いので40分ほどで、Img_2698イベント参加中の1本しかない最新の6000系以外の営業車の形式を撮り終える事が出来ました。枚方在住のA木氏は当地は初めてとの事で、新鮮さを感じるようでこの短い撮影TIMEを喜んでくれたようです。

つづく