しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

南海四国ライン再発見と金沢カレー初体験

2012-04-30 23:05:09 | 旅行記

F10013542012年4月28日(土)

F1001357 今日からGWに。前半3連休の初日は、いくつかの所用をこなすため海を渡ります。いつもなら淡路島経由で車で渡りますが、今回は船で渡ります。港まで原付バイクで行き、早朝5時40分発和歌山港行き南海フェリーに乗船します。驚いた事に船体には萌え系キャラのイラストが描かれ、船内にはキャラクターの実物大?009パネルがでーンと置いてあります。ライバルの高速(本四橋含む)割引やバスに対抗すべく<ゆるキャラ>では 無く<萌え系キャラ(高校2年生の高野きららさんと阿波野まいさんの2人)>で集客・イメージアップを図ろうとしているのでしょうが、その効果は果たして・・・。 乗客の誰一人、このキャラクター達に関心を持った様子が無い事が印象的でした。和歌山港で南海電車に乗り換えなんばへ向かいます。思えば高速千円が始まってからは、関西方面へ行く手段はほとんど自家用車になってしまいました。高速千円が終わってもこの傾向は続いています。南海本線に乗ってなんばへ行くのは数年ぶりで、車窓風景も新鮮に感じます。箱作・鳥取ノ荘間では青い海を望んで走ります。こんなに海の近くを走っていたんだと、驚きます。乗車時間1時間程でなんばに到着。

午前中に大阪市内での所用を終え、これからの時間は自分の為に使います。

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梅田貨物駅外周を時計回りに歩きます。塀の外からコンテナをウオッチングしますが、今日は珍しい箱は少ない様で、少々当てが外れてしまいました。とは言えうめ北ヤード一帯の変貌は著しく、西側の建設ラッシュの眺めはある意味壮観です。残された貨物駅も間もなく廃止になるでしょうから、この都心部に貨物列車が乗り入れている光景も、人々の思い出の彼方へと消えていきます・・・・。駅の西側を北に進むと、やがては阪急中津駅に行きあたります。079 090

中津駅から阪急神戸線に乗り、プチ散歩を始めます。

135F1001355  昼食は、今津線甲東園駅下車すぐの「カレーの市民アルバ」で以前から食べてみたかった<金沢カレー>を頂きます。金沢カレーは、ルーが濃厚でドロッとしており、キャベツの千切りが載っており、なぜかステンレスの皿に盛られている等の特徴があるそうですが、実際に食べてみない事には実態は分りません。チキンカツカレーを注文して、待つ事5分。出てきたカレーの外観は正しく<金沢カレー>の定義にピッタリ・・・。濃厚なカレーは家庭のカレーを極限まで煮詰め、漕げる寸前に火を止めて出来たような感じ・・・。とは言 149え、家では真似出来ない感じ。スパイシーでは無いのだけれど、これもカレーなんだと思わせる味。お腹いっぱいになりました。次は、お湯に浸かって心と身体を癒す事にします。今津線を北上し、宝093塚で宝塚線に乗り換え山本駅146に。

駅から無料送迎バス(ハイエース)で5分程走ると目的のスーパー銭湯名湯<宝乃湯>に到着。スーパー銭湯とは言え、37.1度のナトリウム塩化物強塩泉のお風呂が源泉かけ流しであります。小さいけれど、茶色に濁った源泉露天風呂に30分ほど浸かると疲れが取れた気分になります。さらに気分をリフレッシュするためサウナに入ります。が、中の大型TVではドラマの再放送が・・・・。何故かはまってしまい(ちょうどコドモ警察の1話、2話を再放送・・・。こんな感じ→http://www.youtube.com/watch?v=h2XmvKvdOYU名探偵コナンと太陽にほえろと西部警察を3で割っ て実写化したもの。あまりのくだらなさ故、見入ってしまいました・・・)30分以上長居してしまいました。その結果は・・・。見事脱水症状に・・・・。来た時以上にへろへろになって、徳島への帰路につきます。とにかく長い一日でした。


大人の遠足 BIGIN<屋島へ>

2012-04-29 23:51:39 | まち歩き

2012年4月21日(土)

F1001371かねてより計画していた大人の遠足を実行します。参加者は、私と県南時代の同僚Q村史。大人の遠足と銘打ったちっちゃな旅のイメージはこれ→http://www.youtube.com/watch?v=p1bJc-CzfUk 2001年初頭に流れたサントリービールのコマーシャルが今でも私の脳裏に焼き付いています。当時無名だった本庄まなみが初々しい。コマーシャルの様に日常からちょっとはみF1001369出るツアーをしてみようというのが趣旨です。そして、外せないのが昼間からビールをいただくと言う一点!これだけは外せません。

徳島駅から高徳線12:16発高松行きの1両編成ワンマンカーに乗り込み出発です。Q村史は汽車旅は久しぶりとのことで、よく知っているF1001368地元の風景も車窓から見ると違って見える事に新鮮さを感じてくれている様です。当初満員だった車内も池谷を過ぎる頃には空席が目立ち始めたのを契機に、車内に持ち込んだ缶ビールを開けます。実にうまい・・・・。移りゆく車窓を眺めながらという事もありますが、《昼間から飲む!》という事が、実に気持ちいい・・・。列車は大坂峠を越え香川県に入ります。木々の間から見える碧い海を眺めているうちに酔 いがまわったのか、居眠りしてしまいF1001366ます。気が付けば下車駅屋島に到着。目の前には新緑眩しい屋島が横たわっています。その山の方向に2人並んで歩いていきます。国道11号線を渡り、琴電の線路を横切り、着いた のが骨付鳥専門店の<一鶴>屋島店。ここで遅いランチにします。もちろんここでもビールをいただきます。はじめてのQ村氏は<ひな鳥>、私は固いけど歯ごたえのある<おやどり>をいただきます。窓際の席から、オレン ジとクリームの琴電志度線の電車がF1001365行き交う光景を眺めつつ、日常の事、家族の事、世間の事など”くたくた”しゃべりながら骨付き鶏にかじりついていました。はじめての<一鶴>の味にQ村氏も満足したとのことで、お腹がいっぱいになったところで店を出ます。すぐそばには琴電屋島駅が画になるような姿で建っています。非鉄のQ村氏の方から、これに乗って高松方面へ行きませんか?との提案がありました。私の方は異議ありません。瓦 町行き電車はよく揺れます。Q村氏F1001363_2 F1001362_2 は座席が空いているのに、吊革につかまって揺れを楽しんでいるかのように、電車が揺れるたび、自身も同期を取って前後に揺れます。<京浜急行も揺れましたが、それ以上ですネ>と呟きます。それを機に学生時代横浜で過ごした思い出話を語り始めます・・・・・。瓦町駅からは、歩いてJR高松駅へ向かいます。丸亀町通の長いアーケードの中をひたすら北上します。多くの地方都市の商店街が空洞化する中で、この一帯は再開発やイベント等で人を呼び込んでいる様です。私の住む街も、このようなにぎわいを取り戻せたらという思いが、頭をかすめます。そんな事を考えているうちに、JR高松にたどり着きました。目の前は瀬戸内海です。海からは雨を予感させる湿った風が吹いて来ています。F1001361 我々は、帰宅を急ぐべく高速バスで帰路に。昔ながらの4列シートに腰掛け、流れる街の風景を眺めていると、小学生の頃の遠足を思い出します。ここに来てホントの遠足みたいになってきました。次は何処に行きますか?Q村さん・・・。


4月の運転会 同業者は無駄につるま無い

2012-04-27 23:32:54 | 鉄道模型

2012年4月15日(日)

F1001296今日は、しばらくぶりのHOゲージの運転会があります。徳島市内某所の集会所を借りきって開催されるとの事で、めったにない機会なので参加させていただきます。購入したまま、押し入れでモスポール状態で保管されている車両を引っ張り出そうとしますが、あると思った場所に無く大捜索に。結局は、すぐに出せる状態だったタキ43000と先日の京葉臨海50周年イベントで衝動買いした訳あり機関車のみの持参となりました。会F1001297 場に到着したのは3時過ぎで、終了時間に近かった為、参加者も少なくなっていました。とは言え、会場では県外からのゲストが多種多彩な車両を走らせています。 思わず見とれてしまいます(写真も撮るのを忘れていました)。ゲストのひとりが、通好みのタンク車の入った懐かしの貨物列車を運転していたので、話しかけてみると<筋金入りの貨車趣味>の方でした。若い時から全国を回られ形式写真を収めてきたそうで青海、小名木川、越中島、汐見町、知多、半田埠頭などの貨車マニアの聖地?と言える様な地名が出てきて、私自身、懐かしさで涙が出そうになりました。貨物鉄道不毛の地<徳島>で貨車の話が出来る事などそうそう無く、思わず話に力が入ります。しかも、私以上に貨車の事を知っている。が、こんなときに限って私の携帯に電話が・・・。そちらの対応を済ませて戻ると、先ほどの<貨車の人>は煙の様に消えていました。主催者の方に聞くと「あの方は、5年ぶりに参加された○○県の方やけど、私も現住所は聞いてないなア」との事でした。本来ならお互いの自己紹介をしてから、会話すべきでした。相手の名前も聞かずじまいです・・・。

とは言え、あまりに鮮やかな消えっぷりに、ひょっとしたら私が達の悪いマニアに見えたので逃げたのかもと思ったりします。たまに居ますもの。話に夢中になって周りが見えていない人が。自分もそんな大人になってしまったんでしょうか・・・・。次に<貨車の人>と話せるのは次の次のオリンピック前でしょうか・・・?

F1001298 会場では京葉臨海鉄道色DD13にタキ43000を牽かせて楽しみました。やはり、自分の車両を走らせるのは気持ちが良いものです。


関東欲張り旅行(7)セザンヌに包まれて・・・

2012-04-25 23:58:51 | 展覧会

2012年4月8日(日)

F1001304 総武線で都内に入りお茶ノ水で下車し東京メトロ千代田線に乗り換え乃木坂駅で下車します。6番出口から地上に出ると、そこは目的地、新国立美術館です。現在開催中の<セザンヌ―パリとプロヴァンス>をみていきます。モネやルノワールと違った、作風は何故か私の心に引っ掛かります。ちょっとドラマを感じさせる肖像画や見とれてしまう静物画。そしてヨーロッパの土と風を感じさせてくれる風景画。それらがまとまって日本で見れるのでF1001306 F1001308 すから、外せません。それにセザンヌ自身の田舎者のコンプレックスありの、難しい人柄を示す、聞く者を当惑させるエピソードの数々・・・。興味は尽きません。展示画を順を追ってみていきます。実家の大広間を飾った最初の装飾画<四季>に釘づけになります。そして陽光降り注ぐ風景画にヨーロッパの田舎の空気を感じ、思わず手にとってかじりたくなるりんごの静物画を見て、その計算された画面構成に惹き込まれます。こうして東京滞在の最後の時間を幸福に過ごす事が出来ました。

美術館を出て、羽田に向かいます。浜松町から乗ったモノレールの車窓には黄昏色に染まる東京の姿が・・・。高架上から見下ろす足元には運河沿いに満開の桜の列が何処までも続いています。本当にいい季節に来る事が出来ました。季節は確実に進んでいます・・・。


関東欲張り旅行(6)京葉臨海,大興奮

2012-04-24 00:20:59 | 鉄道イベント

2012年4月8日(日)

蓮田からJRを乗り継いで千葉県に入ります。

Img_0667 内房線浜野駅から海岸方向へひたすら歩き、たどり着いたところが、京葉臨海鉄道、千葉貨物駅です。本日当地で『京葉臨海鉄道 創立50周年記念イベント』が開催されています。会場は大勢の鉄道ファンで賑わっています。奥で車両展示があるようなので、行ってみます。貨車の展示があると聞いていたのですが、車扱い貨物が石油関係を除いてほぼ集結した今、<もはや私の心を惹きつけるもの(貨車)等、在りはしない>と期待せずに、展示エリアに行きました。が、そこにあったのは、私の予想を裏切るモノが居ました。会場奥に鎮座している銀のタンク車を見た瞬間、感動の震えが止まりませんでした。タキ143645です。820両が製作されたタキ43000系列の中で唯一の無塗装ステンレス車体であるこの車両が目の前に居るのですから。今まで撮影しようとしてそれが果たせなかった本車両が期せずして、目の前に居る。感慨深いものがあります。

Img_0611 *京葉地区-郡山での運用とは聞いていましたが、今まで遭遇するチャンスがありませんでした。後継のタキ1000が量産されている現在、異端のタキ143645は淘汰(または塗装)されてもおかしくなく、もはや出会うことなぞ出来ないと思っていました。

<思えば、いろんな化成品タンク車やホッパー車を探して全国のいろんな場所を周ってきました。その間フィルムに収めることが出来たものもあれば、間に合わず廃車になり撮影出来なかった車両も数多い・・・・。本日タキ143645を撮影出来た事で、もう貨車については思い残すことは無い!もう貨車を撮影するのは終わりにしよう・・・・。>と思いました。が、まだ新型のホキ2000、タキ1200が残っている事に気がつきました。卒業はもう少し先になりそうです。

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イベント開催中も時折入替え作業があり、ギャラリーを楽しませています。

機関区ではDLが展示されていました。

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Img_0608 会場では、12フィートコンテナを利用して物品販売や展示が行われています。その中にトラムウェイのブースが。そして、今目の前を動き回っている青いDLの模型が・・・。<欲しい・・・>しかも目の前に半額の文字が・・・。こうなると突如湧きあがった物欲に理性が抗う事は出来ません。次の瞬間<これ、くださいな>の言葉が出ていました。 でもこの商品<訳あり品>なんですが・・・。*走行には問題無し。 

期待以上のモノがありました。来て良かった・・・・。

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