しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

GW関東ジグザグ紀行(4)東京貨物ターミナル- 31ftコンテナ編

2013-05-13 21:55:39 | 旅行記

2013年5月5日(日)こどもの日

規格外コンテナがいっぱい

JR規格外の31ftコンテナもたくさん見る事が出来ます。

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Img_6354 Img_6355東海道・山陽筋のコンテナ列車でよく見るヤマト運輸の31ftコンテナです。3形式4タイプが確認できました。緑だけでなく銀色もあるのですね。ゲージを問わず、この会社のコンテナの模型化出来ないものかと常々感じていますが、大人の事情があるんでしょうね?会場ではイメージキャラクターのクロネコとシロネコがり熱心にPR活動をしています。子供ばかりか大人のギャラリーにも大人気です。 ギャラリーの無理無理なリクエストにも一生懸命応えていました。

Img_6406 ライバルの佐川急便のコンテナはと見渡すとスーパーレールカーゴのロゴマークが中央にある見慣れない31ftコンテナがあります。スーパーレールカーゴは銀河を模した「ギャラクシーカラー」で統一していたのでは・・・?塗り直しているのか・・・?これはニュースだと思いました。が、後で調べてみて大きな勘違いしていた事に気がつきました。このコンテナは佐川急便所有ではなくJRImg_6275貨物コンテナでした。スーパーレールカーゴの試験用に製作された試作コンテナという位置づけの様です。改めて写真を良く見れば、形式はZ54A。事業用のZという表示が・・・。 そして大きなJRFのロゴマークがあります。一方の量産型U45A形-30000番台コンテナには目立たぬようにSAGAWAの表記があります。それにしても結構立派な試作コンテナですから、事業用でなく営業 用に変更しても良い様にも思いますが、これまた素人考えなのでしょう・・・。

飛脚マークのコンテナは展示エリアにはありませんでした。少し残念と思っていたところ、コンテナの山に埋もた状態で、赤ふんどしを穿いた飛脚の姿がImg_6334露出している佐川のコンテナを発見。コンテナ全体の写真が撮れないのは残念ですが、まだ生き残っている様で安心しました。


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ランテックの31ftコンテナも同じように見えますが、運用線区に応じて異なるタイプを投入している様です。コンテナの細部を観察Img_6448できるのは貴重な機会です。

広大な構内は、珍しい(私にとって)コンテナが山ほどに積まれ、その量に圧倒されました。当然今回掲載したモノはごく一部です。その他のコンテナについては、また機会があれば紹介させていただきます。

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日本最大の貨物ターミナルだけあって2~3時間でその全貌を掴む事など無理な事です。目に映るモノすべてが珍しく、何時までも居たい気持ちも山々ですが会場を後にします。帰り道貨物ターミナルの管理棟を改めて眺めてみると1Fに職員用食堂があるのに気が付きました。店の名前は貨物会社らしく<ぐるめ屋桃太郎>となっていました。

 


GW関東ジグザグ紀行(3)東京貨物ターミナル- 変わり種コンテナ編

2013-05-12 10:47:19 | 旅行記

2013年5月5日(日) こどもの日

Img_6273機関車展示エリアの後方には、JR貨物の誇る「スーパーレールカーゴ」ことM250系電車の長い編成が留置されています。毎日走行していますが、特別な事情が無い限りは、日中にはお目にかかれませんので、実に貴重な機会です。が、先ほどの機関車エリアに比べればカメラマンも少なく、少し寂しい気が・・・。鉄道ファンは得てして古いものを偏愛し、新しいものには興味を抱かない傾向があるのか・・・? そういう私にしても懐古趣味甚だしいところがあるのですが・・・。

Img_6297 Img_6371会場ではトップリフターのコンテナ積み替え作業の実演が行われています。大型コンテナを楽々持ち上げていきます。

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GWとは言え首都の物流の拠点であり、会場以外のコンテナホームではフォークリフトが様々なコンテナを載せて拾い構内を走りまわっているのが眺められます。

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 ここでは、コキ110コンテナ車を遂に目にすることが出来ました。15 ft コンテナ積載用として平成13年に5両製造された車両で、車体は識別のため<からし色>となっています。数が少ない上に他形式と混用されてしまっているため、なかなか遭遇出来ませんでした。写真はコキ110-1(トップナンバー)で上に載っている化成品タンクコンテナにも興味津々です。残念なことに本来の積載対象の15ftコンテナ24Aは見当たりませんでした。後で調べてみるとコキ110と同時期に製造された24Aは2012年に除籍されています。JR貨物の新規格は、なかなか定着しませんが、これも鉄道貨物界の黒歴史の1つになってしまうのでしょうか・・・?

Img_6402 構内西側のコキ編成上には様々な変わり種コンテナが載っかっています。初めて見るモノも多く、楽しいことこの上ありません。

動物の檻の様なコンテナはZX19A 試験用コンテナでフォークリフト作業時に荷物を崩れない様に操作する訓練用で、中の状況が分る様にスケルトンになっています。

ZGZ-101 新型機関車の性能試験等の測定に使われる試験測定用コンテナZ-1(銀色で窓が2つImg_6403並んだプレハブの勉強部屋の様なコンテナ)に電源を供給するためのコンテナ。鮮やかなコンテナブルーのボディーは色あせ、くたびれている様子。本日はペアを組むZ1の姿は確認できませんでした。今でも現役なのでしょうか? 

20A H10に一両だけ製作された天井開きの試作コンテナ。左下に描かれた子犬のシルエットが女性ギャラリーの注目を引いていました。思うに汎用コンテナも隅に動物や花のイラストを描いておれば、識別の役に立つように思うのですImg_6404が・・・・。

コキに載っている以外にもコンテナ溜まりに埋もれている事業用コンテナがあります。

編成UG15D ISO冷凍コンテナ電源供給用 ジェイアール貨物・インターナショナル所有で海上冷凍コンテナとペアになります。

ZX45A 31ft測定用コンテナでZ!と違い電源ユニット内蔵で1台で運用します。東京メトロ半蔵門線のような紫の帯を巻いた銀の車体は、サイドが左右・前後非対称なメカニックな姿をしている様ですが、残念な事に本日はコンテナの谷間に埋もれていて妻面しか見る事が出来ません。悔しさのあまり、つい心の中で舌打ちしてしまいます。Img_6430

事業用コンテナの世界は底なしにディープで、未知の世界が拡がっています。

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春の関東ジグザグ紀行(2) 東京貨物ターミナル-機関車編

2013-05-11 23:21:38 | 旅行記

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Img_6144宿を出るのが遅れてしまいました。土浦駅を出たのが9時過ぎ。上野駅構内 のコインロッカーに荷物を預けて、浜松町に向かいます。ここからモノレールで流通センター駅に向かいます。そこから吐き出された人の群れに従い15分ほど湾岸方向に歩いて行くと今回のJR貨物の東京貨物ターミナル駅に到着します。到着時間11:30。だいぶ出遅れてしまいました。これから気合を入れて廻ります。本日当地で『東京貨物ターミナル駅40周年記念フェスティバル』が開催されています。ここが一般公開されるのは私が知る限り初めてです。貨物駅としては日本最大の面積を誇り、JR貨物の最重要拠点と言えるこの駅に入れるという事に興奮します。5面あるうちの西側1面を、まるまるイベント会場として開放しています。東側のコンテナ線群には機関車を並べ、西側のコンテナ荷役線にはコンテナ車に様々なコンテナを載せて、来場者を楽しませています。

まずは、機関車を見ていきます。電気機関車のパンタグラフを上げていないのは残念ですが、撮影し易い様に配置してくれています。初めて見る深紅の入替用HD300形ハイブリッド機関車が、会場に華を添えています。    

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EF65-1001号機。研修車として残っているようですが、状態良さげです。新鶴見の2057号機も存在感を漂わせています。原型に近いEF66-27号機の姿には、惚れ惚れします。

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春の関東ジグザグ紀行(1)幻の筑波山とSL真岡号との出会い

2013-05-09 23:55:16 | 中小私鉄

2013年5月4日(土) みどりの日

徳島阿波踊り空港を飛び立ったANA280便は羽田空港に定刻より少し早いAM9:00前に到着。そのままモノレールで都心に出てJRを乗り継ぎ秋葉原へ。

Img_5901 ここから地下に下り、つくばエクスプレス(TX)に乗車する予定です。これから、つくばエクスプレス58.3kmとシャトルバスを乗り継いでの筑波山ケーブルカー1,6kmに乗車して、筑波山山頂へ向かう事とします。

ケーブルカーは、都市部、そして鉄道駅から離れた場所に立地しているケースが多く、民鉄完乗を目指す上で、難易度が比較的高い乗り物です。時間も出費も掛かります。今回の関東紀行は2005年に開業した新しい私鉄つくばエクスプレスと乗りにくい筑波山ケーブルカーをまとめて乗車し、茨城県内の鉄道を完乗するという目的が大きな柱となっています。もちろんケーブルカーで筑波山頂に登り関東平野を眺め、登山道を徒歩で下ってプチ登山(下山)を楽しむという健康的な目的も付加してあります。そのための用意(靴と服装)もしてあります。本日は快晴。さぞかし快適な山登りになる事でしょう。

さて駅に着くと、なにやら駅員が乗客向けに必死に呼びかけています。何があったのかと聞き耳を立てると<只今、筑波山へ向かうシャトルバスは、道路の混雑により通常40分の登山口までの所用時間が2時間以上掛かるとの連絡があり、現在筑波山への連絡切符は発売中止しております>との事。駅員は筑波山に登ろうとするハイカーをこの駅で止めようと、放送を続けています。駅事務所にも、状況確認の為お客が詰めかけています。シャトルバスの所要時間が2時間以上掛かるとして、それを受けたケーブルカーはどのくらい待つのか・・・?山頂に立つのが夕方になるのはいくらなんでも・・・。どうしても悪い方に考えてしまいます。それにしても私は筑波山を舐めていたようです。休日にはそれなりの人出が出る人気スポットなのです。つくばエクスプレスのみ乗車するのは非効率と言う事で、私の今日の主目的であったプチ登山と茨城県の鉄道完乗プランは午前10時の時点で頓挫してしまいました

足取り重く地上に出て、これからの事を考えます。JR秋葉原駅のコインロッカーに荷物を預けて、JR宇都宮線に乗り込みます。ヒガハス付近では多くのカメラマンが何か?を待っています。元気があればあの列に参加したいところですが、今の私にはその元気はありませF1001719ん。このまま電車を乗り継ぎ黒磯まで行って、バスで那須の温泉にでも行こうかとも思いました。心も身体も疲れています。3日で鉄釘がボロボロに溶けてしまう濃厚な<鹿の湯>に浸かれば憂鬱な気分も消えそうな気がします。が、それをすると今日一日が終わってしまImg_5927います。そこでだいぶ東京寄りの東鷲宮で下車する事にしました。徒歩3分弱の百観音温泉に向かいます。太古の海水が57度のナトリュム塩化物強塩温泉として湧き出しています。泉温出量が多く源泉かけ流しです。PHは7.90(弱アルカリ性)で鹿の湯のPH3未満(酸性)に比べれば優しいお湯です。一時間程、露天風呂に浸かりながら流れる雲を見ていたら、気分もリラックス・・・・。これからの計画も立て直す事が出来ました。

温泉の入口脇にある団子屋さんで団子を、駅の売店でビールを買い込み、駅のホームで頂きます。変わった取り合わせですが昼間に飲むビールが実に美味 い。JR宇都宮線で小山に出て、水戸線で下館に向かいます。

時刻は3時前です。真岡鉄道のSLもおか号が茂木方面から1時間ほどで帰ってきます。本来なら茂木寄りの風光明媚なポイントで待Img_5953ちうけるべきなのですが、もう移動する時間はありません。下館駅北方のJR線と別れる地点まで歩いて行くと、小さな祠とそれを囲む木立をかすめている場所を見つけます。そこでしばしSLもおか号を待ちます。

気動車を2本程撮影したのち、突然SL列車は姿を見せます。C12-66が思いの外の静かさで(住宅が近いので)、力強く目の前を駆け抜けていきます。茶色に塗られた50系客車を牽いて軽快に走って行きます。良い感じです。背景は住宅が写りこんでしまいますが、そんな事を差し引いても、現役の蒸気Img_6001の姿は日常の煩わしい事を忘れさせてくれます。

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当然、回送列車も撮影します。DE10に牽かれてねぐらに帰っていきます。

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撮影を終え今夜の宿に向かう事にします。今日は疲れました。今夜の宿は本来の計画であった筑波山登山の事を考え、土浦にとりました。ここから友部経由で向かえば土浦まで70km、1時間と少しで到着します。が、ある事に気がつきました。カメラ以外の荷物を秋葉原のコインロッカーに入れてきた事を・・・・。着替えは我慢できます。でもデジカメの充電器を置いて来ました。明日の行動に備えホテルでの充電は必須です。私は疲れた身体を引きづる様に荷物を取りに都心へ戻って行きました。結局、土浦まで150km、3時間を越えて電車に揺られる事になりました。トホホ・・・・。


GWどうしよう・・・・

2013-05-07 23:53:02 | 最近思う事

4月のある日、兵器マニアの同僚が、突然私に話しかけてきました。<今年の岩国の航空ショーは中止になるみたいですよ>。それだけ、ぼそっと呟いて、彼は仕事の世界に帰って行きました。帰宅して確認すると、米国国防予算の強制的な歳出削減という財政上の制約で中止になったとの事。海兵隊岩国基地のみならず8月の空軍横田基地もお祭りの中止が決まっているようです。昨年の続き、今年の5月5日は岩国基地の上空を華麗に飛び回る飛行機を一日眺めて過ごすつもりでしたが、断念せざるおえません。楽しみにしていましたが、仕方ありません。残念ですが・・・・。

では、今年のGWは家に引きこもるか・・・・。否!こんな時こそ(どんな時なのか?)外に出るべきです。昨年7月にJR(国鉄)線を完乗しましたが、民鉄はあと少し残っています。この休みを利用して出来るだけ乗車距離を伸ばすのも良いかと思います。未乗線区は関東地区に偏っていて、最近地下化した東急東横線渋谷付近も乗ってみたいと思っていたところです。それに加え、この時期東京地区では、行ってみたいイベントがいくつかあります。こうしてGWの行き先は急遽関東方面へと変更になりました。果たして吉となりますか・・・・。