しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

2015年観た映画

2015-12-31 22:16:11 | 映画
2015年に映画館で観た映画は、

 マエストロ!

 寄生獣

 アメリカン・スナイパー

 龍三と七人の子分たち

 バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

 寄生獣 完結編

 ゼロの未来

 チャッピー

 ラブ&ピース

 あん
 
 ターミネーター:新起動/ジェニシス

 人生スイッチ

 ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

 日本のいちばん長い日

 天空の蜂

 キングスマン

 コードネーム U.N.C.L.E

以上17本(作品公開年は2015以前のものも含みます)。昨年の12本に比べれば映画館に足を運ぶ余裕があったのかな?いや、むしろ映画を見て現実を忘れる時間が欲しかったというのが本当のところか・・・。

2014年観た映画

2014-12-31 21:44:21 | 映画
2014年
今年映画館で観た映画は何本だっただろう?15本ぐらい観たかなと思っていました。
念のためスケジュール帳を見返してみると愕然とします・・・。思っていたより少ない・・。


ゼロ・グラビティ

キックアス ジャスティスフォーエバー


拳銃と目玉焼



ペコロスの母に会いに行く

キカイダーREBOOT

オール・ユー・ニード・イズ・キル

ゴジラ

イコライザー

インターステラー

フューリー


観たのは上記10本。例年になく少なかったです。
面白かった作品、トホホな作品色々ありました。
来年はもっと観てやるぞ。

しょぼい映画日誌 夏の作品

2012-08-17 23:52:34 | 映画

この夏、7月までは映画を見にゆく余裕がありましたが8月以降はさっぱりでした・・・。

  バトルシップ

F1001386_2敵の宇宙人が弱すぎる。地球人はあり得ない幸運の積み重ねと敵失に助けられとりあえずは、異星人を殲滅(ほぼ)し、勝利する作品。トムクルーズが出ていた宇宙戦争の様に圧倒的戦力差があるのも見ていて疲れますが、マッチョのパンチで倒される宇宙人も何か哀しい・・・・。宇宙人のあまり先を考えない行き当たりばったりの侵略に唖然とします・・・・。

  • テルマエ・ロマエ
  • F1001457
  • 原作のエピソードを継ぎ足し継ぎ足しして、最後お風呂(温泉)の力でローマ軍は闘いに勝利した。めでたしめでたし・・・、という作品。原作を超えている部分は皆無と思うのですが、ヒットしているみたいです。那須の北温泉が出てきたのは私的に良かったですが・・・・。阿部寛の熱演は認めますが・・・。
  • ロボット

    F1001476 インド映画を初めて見ました。お約束というのか、20分に1回程、唐突に歌とダンスが挿入されSFだろうとインド映画の基本スタイルは貫かれています。実に面白かった。これぞ異文化体験ではなかろうかと感じてしまいます。我々が普段見る、邦画・洋画には絶対無い、何かが存在します。それはヒューマニズムとかいう高尚なものではなく、見世物と言った下品な感覚をも含んだ何とも言えない雑多なものです。それにしてもCG技術はハリウッドに比べても、そん色ありません。ただ使い方が、合っているのか・・・・。もしインド映画が旺盛な自国市場から海外市場向けにレベルの高い映画を発信していけば、どえらい事になりそうな気がしますが、おそらく50年後も20分に1回程、ミュージカル部分が挿入されている映画を造り続けている様な気がします。


    しょぼい映画日記 『幕末太陽傳』by尾道

    2012-06-23 23:25:02 | 映画

    2012年6月17日(日)

    Img_2142Img_2141お目当ての映画の上映時間が近づいて来ました。海に近い映画館に到着。そこは、まさに昭和の映画館。古びたガラスケースの中には近日上映作品のポスターが。適度に薄暗いエントランスに懐かしさを感じます。とは言え中は清潔でかつ前後のシートの間隔が広く、都会のシネコンに快適さでは負けてはいません・・・。ホール内にピアノが置いてあるのが印象的ではありました。

    幕末太陽傳』

    F1001376 話は今年の2月。職場の飲み会であまり話した事がない職場の上席が、突然映画について語り出します。昭和30年代から40年代にかけての日本映画について熱く熱く語るのです。その知識量にも圧倒されましたが、映画に対する愛情の深さに驚きました。その中で特に熱く私に説いたのは、『幕末太陽傳』を見たか?見てないなら、見るべきだ!絶対!と・・・。ちょうど昨年末から日活100周年としてデジタル修復版が各地で順次公開されています。どうせならDVDで家で見るよりは映画館で見ようと思いました。そうこうしているうちに、近辺での上映は終わり、この尾道での上映が(今回の)最期の上映となる事を知り、あわてて駆けつけたわけです。

    内容にただただ圧倒されました。舞台となる遊郭旅籠<相模屋>の巨大なセットに、その当時の日本映画の勢いを感じました。今ならCGでごまかしてしまうのでしょうが、この巨大感は登場人物が旅籠の中を右往左往駆け回るシーンで大きな効果を上げています。お金掛かっただろうなア。南田洋子と左幸子のつかみ合いのシーンでは、庭で始まった叩きあいが、廊下・階段そして2階へと1カットで収めています。観客も、その場で取り巻居ている様な錯覚をおぼえます。ストーリは、いくつもの古典落語を下敷きにし、それが次のエピソードへと繋がっていきます。フランキー堺の怪熱と脇を固める日活スター達の輝きでぐいぐい観客を引き込んでいきます。気が付けばラストまでフランキー堺演じる佐平治と一緒に駆け足で走っている気分に・・・。当時の風俗や時代背景を知らないと戸惑う事もありますが、2時間弱、監督川島雄三の力技と日活豪華俳優陣の熱演に酔いしれます。見に来て良かった・・・。

    F1001375 映画を観た後は、海沿いの鉄板焼きの店でお好み焼きをいただきます。もちろん広島焼きです、店主とこの街の話しをしているうちに電車の時間が来ました。あたりは夕暮れ。海も空も街もぼんやり朱に染まっていきます・・・。