2012年10月21日(日)
新潟新幹線車両センターの幹線道路を挟んだ向かいの工場の一画からJR貨物東新潟機関区に向かうシャトルバスが出ています。普段ならバスを待つ時間が惜しいとばかり、徒歩を選択するのでしょうが、昨日からの強行軍が堪えたのか、ここは心の命じるままにバスでの移動を選択します。30分程待って乗車したバスは車両基地外周をおよそ反時計回りに半周してコンテナターミナルの北端に到着。大きなLNGタンクコンテナが目の前に置かれています。ここから少し歩くとJR貨物東新潟機関区です。本日は、ここでも一般公開を行っています。ここに来たのは2度目です。2008年10月で、ちょうど4年前です。その頃はリーマンショックが進行中で、憂鬱な気分で旅を続けていました。4年前の訪問記→http://hally583.de-blog.jp/hally/2008/10/3.html
4年も経つと展示されている機関車達の顔ぶれも変わっています。少し前まで上越の主であったEF64-1000の姿はすでに無く、代わりにEH200が幅をきかせています。構内を頻繁に走りまわっている機関車体験添乗の機関車も以前のDD51からEH200に交代しています。昔と変わらないのは、だいぶくたびれたEF81ぐらいかという感じで世代交代が進んでいます。
庫内では軽自動車を積んだ12フィートコンテナの展示があり、小さな外観なのによく入るものだと感心してしまいます。とは言え、以前はカーラックシステムで普通乗用車も輸送していた事を考えると少し寂しい思いもします。
広場ではイベント恒例の鉄道部品の販売が行われています。結構大物が売りに出されていますが、買った人は家に持って帰ってどうしているのかに興味がわきます。コンテナを利用したブースに京葉臨海鉄道の出店がありました。何が売っているのかと覗くとトラムウェイのDD13臨海鉄道バージョンが特価で売られています。4月の京葉臨海鉄道のイベントで同製品の京葉新塗装(ブルーのわけあり品)を購入しました。もう1台色違いがあっても良いかなと思っていたので、展示品を物色していると千葉から出張している京葉臨海社員さんが、「お客さんどこから来てるの?」と話しかけられました。四国ですと返事すると、「じゃあ、ほぼ国鉄色の旧京葉臨海タイプにしたらいいよ。近くの水島臨海も 同じ塗色だから・・・」と強烈なプッシュがあり、結局は国鉄色タイプを購入する事に。当初は個性的な旧神奈川臨海塗色を狙っていたんですが、なぜか違う方向に・・・。自分の意志の弱さに、凹んでしまいそうになります。
新幹線のイベントの方で時間を割いた為、貨物イベントの方は駆け足でしたが、まずます楽しめました。思えば4年前に来た時は、目前に拡がる新幹線の基地をじっくり見たいものだと思っていましたから、その願いが叶ったと言う事で満足です。
新潟駅に戻り、膨れ上がった荷物を抱え、485系K編成の北越で長岡まで移動します。今や超レアになりつつある国鉄色特急電車です。予期していませんでしたが、嬉しいものです。車内で遅い昼食と発泡酒をいただきます。発泡酒の酔いが回って来たせいか、今回の旅の反省ばかりが頭に浮かびます。さすがに今回の旅行は強行軍過ぎました。もっとゆったりした旅行がしたいな・・・。そんな事を考えながら帰途につきます。日付けが変わるまでには自宅に着けるでしょうか・・・。
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