しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

秋風、迷走旅行(2)重い荷物を抱えて、都内迷走・・・・

2012-11-10 23:51:14 | 旅行記

2012年10月20日(土)

木更津から乗車した総武線快速は錦糸町から地下線に入ります。地下線に入って一駅目の馬喰町駅で下車。国鉄時代は一番低い駅と言う事で子供時代の記憶に残る駅ですが、そのタイトルも青函トンネル吉岡海底駅開業で返上しています。とは言え海抜-30mの大深度にある事に違いは無く、壁面からは大量の漏水が見られます。やはり地底の駅です。こんな場所で大災害に見舞われたらという恐怖から、長居は無用とばかりに長いエスカレータで一気に改札階まで上がり、地上に出ます(実際は地下の方が安全なんだろうけ・・・)。陽も暮れた週末のビル街は事の他寂しく、気味が悪いくらいです。異次元の世界に迷い込んだような、不安を掻き立てます。とは言え、久留里線での不完全燃焼感を振り切る為にも、前に進みます。少し迷いましたF1001549が、10分足らずで目的の場所に到着。鉄道模型ショップ・ディーピーです。アクラス製品正規販売代理店であり同社製品のショールーム・サポートセンターでもある模型店です。お目当てはマニ36のB級品。店の奥にありました!が、1台のみ。パッと見ではどこに瑕疵があるのか分りませんが、どこかに正規の製品として出せない傷があるのでしょう。5千円足らずで目的の荷物車(スハ32改造タイプ)をGETしましたが、インレタは別売りです。これが840円。これで止めておけばよいのに、横に陳列されていた、袋づめされたB級ワム80000にもつい手が出ます。これも2両購入し、当初のプランをオーバーし1万円近い買い物に・・・。

Img_5411Img_5412  模型の次は書籍とばかり都営新宿線で神保町の書泉グランデの鉄道コーナーへ。ここではネット書店で取次店在庫なしと回答され入手を諦めかけた<鉄道による貨物輸送の変遷-操車場配線回顧->をGET。品揃えはさすがです。他にナローゲージ関係3冊を購入しここでも予定外の散財。とは言え、一番の問題はかさばる模型と、重たい書籍で荷物が増え、これからの行動に制約が出そうな事。これからの事を考えると、気が重たくなります。神保町から都営新宿線で新宿に出ます。

  地下鉄の改札で大学鉄研同期のK池氏と落ち合います。氏の案内で西口から直ぐの居酒屋で久しぶりの再会を祝います。<地区で一番安い店をネットで調べてきた>とのことで、怪しげなF1001572店に連れて行かれますが、予想外に普通の店で一安心(少しがっかり・・・)。発泡酒と思われるジョッキで乾杯。お互いの近況を報告しあいます。以前は鉄道貨物について熱く語り合ったりしたものですが、最近は家族の話題が増えてきました。あらためて時の流れを感じてしまいます。おそらくK池氏の中では、化成品タンク輸送の終焉時に貨車趣味に一区切りつけたのでしょう。やはり<あの時は、よかったね><あの頃は、情報が少なくて、それ故に(珍貨車遭遇など)予期しない成果があれば本当に嬉しかった・・・。今は、無いもんね・・・。>と過去を振り返ります。そして、その過去はともすれば美化しがちです・・・。でも、 Img_4501我々にとっては<かけがえの無い思い出です>。ホッピー、梅酒のロックとお酒が進み、すっかり酔ってしまいました。JR新宿駅の改札でK池氏と別れ、覚束ない足取りで西口のバス乗り場へ。ここから新潟行きの高速夜行バスに乗り込みます。酔いと疲れのせいで、バスの座席に腰をおろすなり、そのまま深い眠りにつきます。次に意識が戻ったのは、目的地の新潟駅到着5分前でした。リクライニングも倒さないまま、バス旅を終えます。


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