新聞の記事は「ワクチン高齢者接種開始」ですが、言葉と裏腹に
ごく少数のワクチンのみで、とりあえず形だけは「ワクチン高齢者接種開始」を
急いだ政府の形作りですが、大きな問題は医療現場にワクチンが届いていないころです。
高齢者の本格的は接種はGW明けなのですが、とりあえずは公約通りに
4月から始めたという形は作ったということのようです。
1番の問題点について、記事では小さく
「約2ヶ月かけて、
2回の接種を終えたのは医療従事者全体の1割超にとどまる。」
ということです
全国的だけでなく、東京や大阪などの感染流行地でも医療従事者の接種率は
2割に届いていないようです。
さらに愕然としたのは、医療従事者の接種のスケジュールを見て、
終了するのは6月、あるいはそれ以降となっています
もちろん高齢者の接種も大切ですが、感染する危険際があり、医療機関や介護施設の
クラスター発生などがあちこちで起こっていることから、医療従事者への
ワクチン接種を急いで欲しいと思っています。
(
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20210119593991.htmlから引用)
当初のワクチン接種スケジュールでは、高齢者に先に医療従事者の接種を完了すると
説明されていました。
コロナ感染患者の診療を直接行う医療従事者だけでなく、医療機関のいろいろな場面で
新型コロナウイルス に接触する可能性があります。
発熱外来を行なっていない当院でも、定期的受診のかかりつけ患者さんの熱発を診察しています。
新潟市内の医療機関を風邪症状で受診した患者さんでのコロナウイルス 感染陽性の報告が
増えています。
街中の小さなクリニックとて、いつコロナ感染患者が受診されるかわからない状況で
早くワクチン接種を待っています、
でも、当院のスタッフ分のワクチン接種の予定はまだ立っていません。
感染がじわじわ増えている中で、各クリニックのスタッフは感染に怯えながら
ワクチン接種を待っています
医療者に早くワクチンを届けてください