内地では氷点下の日があるというのに奄美では早くもツワブキが芽吹いています。ツワブキのことをこちらでは「ツバシャ」と呼んでいます。季節になると皮を剥いたものがスーパーにも並びます。
とはいえ,昨日と今日は寒い日でした。最低気温が10度を切ることはないけれど,曇りや雨の日が多いので日中の気温は15,6度くらいです。
去年の記事をみたら本土では梅の咲く時期のようです。奄美では梅の花を見たことがありません。
撮影地:奄美市名瀬 撮影日:2012.02.01
内地では氷点下の日があるというのに奄美では早くもツワブキが芽吹いています。ツワブキのことをこちらでは「ツバシャ」と呼んでいます。季節になると皮を剥いたものがスーパーにも並びます。
とはいえ,昨日と今日は寒い日でした。最低気温が10度を切ることはないけれど,曇りや雨の日が多いので日中の気温は15,6度くらいです。
去年の記事をみたら本土では梅の咲く時期のようです。奄美では梅の花を見たことがありません。
撮影地:奄美市名瀬 撮影日:2012.02.01
2月4日,所用があり奄美市名瀬にある奄美文化センターに出かけました。こういう施設のホールはたいがい椅子が写真のようになっています。一人ずつ座席があるのは良いのですが,座席間の肘掛けがとっても狭いのです。
隣に人がいない場合は肘掛けを独占できます。ところが,隣に人がいる場合はこの狭い肘掛けを隣の人と共有することになります。共有するといっても,肘掛けが狭いのでどちらかが肘を載せると,もう一人は肘を載せられません。使用する権利が半分有るからといって隣席の人が載せている肘掛けに肘を載せようとは思いません。無理矢理載せると肘同士が接触してなんとも不快です。
この手の狭い肘掛けの使用権は早い者勝ちというのが暗黙の了解のようです。先に座った人が肘掛けを使用していると,後から隣に座った人は自分の席に縮こまって座っています。半分使用する権利があるといっても,隣の人が自発的に手をどけない限り,肘を載せることができません。ましてや使用権を主張する人はまずいないでしょう。
後から座っても隣の人が肘掛けを使用していないことがあります。その時は使ってもいいのだろうか,と遠慮しつつも肘掛けを使用します。遠慮深い人同士が隣り合わせになると,どちらも肘掛けを使わない場合もありそうです。
たかが肘掛けごときで長々と書きました。ホール以外に飛行機と映画館でもありそうな状況です。映画館には最近行ってないので,シネマコンプレックスとやらになってからは余裕があるのかも知れません。
肘掛けの使用について,隣の人と心理戦を展開するのが苦痛なのです。両隣に人がいたら苦痛は2倍になります。座席数確保のためとはいえ,もう少し大きな肘掛けが欲しいものです。
2月2日午後7時20分頃帰宅すると,妻の車はあるのに家の中は真っ暗です。お通夜か何かあって隣の人と一緒にでかけたのだろうか,と一瞬思ったが隣の車もあります。
玄関ドアを開けたら妻が階段を下りてきました。どうして電気を点けないんだ,と聞くと「突然世間中,停電になった」といいます。妻の表現はいつもおおげさです。「世間中」とは彼女の目に見える範囲のことです。目に見える世間の範囲は狭いんだよ,と思いつつ2階の窓から「世間」を見てみると確かに真っ暗です。
職場から奄美市街地を抜けると人家がほとんどなくなります。おまけに自宅は村のはずれにあるので停電していることに気づきませんでした。懐中電灯だけでは電池がもたないと思ってろうそくを探しました。ろうそくがあったのは良いけれど,ろうそく立てがありません。粉末コーヒーの空き瓶とファーストフード店でもらったコップを急遽スタンドかわりに使いました。
夏場には台風常襲地帯の奄美にあってろうそく立てがないとはゆゆしいことです。早くちゃんとしたろうそく立てを手に入れないといけません。
1時間経っても,2時間経っても電気はきません。その間,乏しいろうそくの灯りのもとで風呂に入りぼそぼそと夕食を食べました。幸いに風呂は旧式のプロパンガスです。ボタン一つ押すと電気でスイッチが入ってお湯が出るシステムは停電になるとお風呂にも入れません。それにしても遅い。九州電力に苦情の電話をかけるのも面倒です。オヤジよりも気の短い人々が抗議の電話をしていることだろうから寝ることにしました。
復旧したのは夜中の12時40分頃でした。2階に寝ていたのですが,いまさら1階の照明の様子を点検にいくのも面倒です。そのまま朝まで放置していたら,居間,台所,外灯が点けっぱなしでした。
今日になっても停電の原因は不明です。原因がわからないのに停電が復旧するのが不思議です。一般人にはわからない電気供給のシステムです。
東京電力の原発事故以来,電力会社のCMが無くなりました。特に以前から不快に思っていた電気を売って収益をあげているくせに,省エネを呼びかける偽善的なCMがなくなって良かったです。電気が足りなくなると燃料費が高い火力発電を起動させなければなります。その結果電力会社の収益が悪化する仕組みだったということを再確認した次第です。
台風などの自然災害による停電はしかたないとして,今回のような停電被害はどの程度補償されるのでしょうか?
「宇検市場」でシマバナナを買いました。1本の長さは12~13センチ程度の小振りのバナナです。モンキーバナナと称して売っているバナナより少し大きいです。
島内のスーパーなどで買えばとても高いです。小さいのに大きな輸入バナナの数倍も高い値段で売られています。
写真のバナナは16本着いていて400円でした。市価の5分の1から6分の1の値段です。出荷した人には申し訳ないような安値で買えました。
今,自宅の台所にぶら下げてあり,朝夕1本ずつ食べています。モンキーバナナほど甘くありませんが,無農薬かつ自然熟成なの安心して食べられます。