たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

古民家が好きです(能古の島の「旧山下家住宅」)

2010年11月17日 | 日記

能古の島には対岸ある姪浜漁港の傍らにあった古民家を移築してある。明治8(1875)年建築の町家で有形文化財に指定された。
アイランドパーク内で民芸品をはじめとするおみやげが売られている。 

 

屋内の梁の様子。土間は2階まで吹き抜けになっている。 

 

 

 

 

 

 

 

 二階に上がる階段。木製の丸い手すりがついている。手すりは金具でがっちり固定されている。

 

 

 

 

 

 

 

 二階左側の部屋の障子と手すり。

 

 

 

 

 

 

 

二階正面の部屋とてすり。回り廊下になっている。

 

 

 

 

 

 

 

 二階右側の部屋。

 

 

 

 

 

 

 

 一階土間の箪笥。上には神棚が置かれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一階の水屋箪笥。 

 

 

 

 

 

 

 

 炊事場の真鍮蛇口。まだ現役で使われていた。

 

 

 

 

 

 

 

 こちらは旧山下家住宅とは別な建物。
昭和時代の懐かしいお菓子やおもちゃを売っていた。

 

 

 

 

 

 

 

「思い出や」で買ったラムネの栓を抜く。木製の懐かしい道具である。露天の店でもラムネを売っていることがあるが,手の腹でポンと押す道具しか見たことがない。

小学校低学年くらいの女の子を連れたお父さんが,自分で開けてご覧と娘にすすめる。

ところが娘は爆発すると言ってとうとうお父さんが開けてしまった。 

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能古の島で出会った植物

2010年11月14日 | 日記

 能古の島ではまだコスモスが咲いていた。
遅咲きの品種?を植えたらしい。

 コスモスをバックに生えているのは,シイの木の古木である。これほど大きなものは見たことがない。戦前の開拓にあたっては,まず人間の食べるものを育てる畑が優先され,人工的な植林はなされなかったようである。

 

ヤツデの花。白いぼんぼり状の花はブロッコリーを思わせる。

 

 

 

 

 

 

初冬の到来を告げるツワブキの花。うちの庭でも咲き出した。

 

 

 

 

 

 

 名前が不明なキクの花。おそらく野生種だと思われる。黄色の野生種は珍しい。

 

 

 

 

  

 

 アコウの実。鹿児島でも海岸沿いに生えている。暖かい気候を好む。

イチジクの仲間なので同じような実を付ける。

 

 

 

 

 

 ハゼの実。薩摩藩では藩の収入を得るため街道沿いのいたるところで植えられた。

実から蝋がとれ,ロウソクの材料となった。もうすぐ紅葉の季節を迎える。

 

 

 

人工的に整備された公園にはまだ色とりどりの花が咲いていた。それよりの嬉しかったのは植林されていない自然林がたくさん残されていたことだった。

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能古の島に渡る

2010年11月11日 | 日記

 11月7日(日)
博多に行ったついでに能古の島まで足をのばすことにした。博多湾に浮かぶ面積3.93平方キロほどの小さな島である。西区姪の浜の能古渡船場から定期フェリーでわたることができる。井上陽水の「能古の島の片思い」という曲や作家壇一雄が住んでいた島としても知られている。
学生時代に一度だけ訪れたことがあるが,行ったという事実だけで細かいことは忘れてしまっている。島の中心部には「能古の島アイランドパーク」という観光施設がある。夏場は海水浴客も多いそうである。

 

 能古渡船場から見た能古の島。最高標高は195m。

 

 

 

 

 

 

 

 姪浜の能古渡船場。この時間帯に待っている人はまだ少なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 10:15発のフェリーを待つ人たち。いつの間にか列ができている。

 

 

 

 

 

 

 

朝夕の通勤通学時間帯は30分おき,それ以外の時間帯は1時間おきに運行されている。

所要時間10分,渡船料大人片道200円。

 

 

 

 

 

 

市営のフェリーで「レインボーのこ」という船名。

 

 

 

 

 

 

 

 島についてレンタサイクル屋さんで自転車を借りた。店内で遊んでいた白い猫。家で留守番している「ハク」を思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

手前のママチャリ(内装3段)が私,奥のアシスト付ミニサイクル(内装3段)が妻の借りた自転車。

料金はアシストなしが1時間300円(1日1000円),アシストありが1時間400円(1日1500円)とあった。

1日分でお金を払っても,返却時に時間料金のほうが安い場合は差額を返してくれるので良心的である。

 

 

 

 渡船場からアイランドパークまではずっと上り坂である。自然の広葉樹林が広がっているのでイノシシも頻繁に出没するらしい。

 

 

 

 

 

 

 

アイランドパーク内にあった珍しい記念碑。
「農魂」とある。石碑は鍬の形をしており,柄の部分には大きな柱材が貫通している。

能古の島は戦前から農地としての開拓事業が始まったらしい。河川のない島での農業は大変だったと想像される。
アイランドパークを開設するにあたり,農地を開拓した先人の功績をたたえるために建てられた。 

 

 

 

 

 六地蔵。

 

 

 

 

 

 

 

 

博多湾に浮かぶヨット。

 

 

 

 

 

 

アイランドパークの自然は次回。

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福岡市街地の自転車状況

2010年11月08日 | 日記

妻のお供で11月6日~7日に福岡市へでかけた。九州第一の都市の自転車状況を報告する。

歩道の脇のいたるところに市営の有料駐輪場が設置されている。屋根無しの屋外駐輪場で,料金は1日(1回)100円である。定期券や回数券による利用も可能となっている。

放置自転車対策にはどこの自治体も頭をかかえている状況である。福岡市の対策についてHPから引用する。

 

「福岡市では、地域の『自転車放置防止推進団体』に、放置自転車追放に取り組んでいただいています。自転車放置防止推進団体とは、市長の認定を得て行政と協力しながら自ら放置自転車の追放に取り組む団体で、その構成員が『福岡市放置自転車対策協力員』です」(引用おわり)。

このような啓発垂れ幕があちこちに設置されている。

 

 

 

 

 

 

右端の「自転車のマナーアップ」というプラカードを持った人が福岡市放置自転車対策協力員である。

それを無視するかのように疾走する自転車。掟破りはどこにでもいる。

歩道を平気で走る自転車が多い原因を考えてみた。一つには歩道が広いので人混みを縫って自転車が走れる状況があるためである。これだけ歩道が広いのなら自転車専用レーンを設けることもできるのではないかと愚考した。もうひとつは路線バスが多すぎて本来車道を走るべき自転車が歩道に上陸しているらしい。もっとも公共交通機関としてのバスの役割を否定する気は毛頭無い。自転車が車道を走れる環境にないなら,自転車と歩行者が接触しないような専用レーンが必要であろう。以上,県外旅行者の感想である。

懐かしい郵便屋さんの赤い自転車。歩行者が多い市街地ではかなり有効な配達方法である。長いこと見入っていたら,配達途中の局員さんに怪しまれてしまった。

歩道を疾走する中学生女子。通学用のカバンを肩からぶら下げているところを見ると部活に向かう途中らしい。絣の着物に下駄履きである。いったい何の部活だろう?茶道部?華道部?自転車に乗る服装は機能的であればそれでよしと納得した。

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霧島に紅葉を見に行く

2010年11月07日 | 日記
霧島方面に出かける用事があったので,ついでに紅葉見物をしてきた。本日の相棒はアンカーならぬキャノンデールの新車?いつの間にこんな自転車を買ったのか?
よく見ると光の具合や地面の草の大きさで何となく変だとわかるはず。実はキャノンデールの模型である。

左:こんな箱に入っている。車の後部座席に積んだままだったのを思い出し,写真撮影に至った次第である。
右:チェーンリングはエッチング技術によって精巧にできている。クランクを回すと後輪が回転する。ただし,チェーンは合成樹脂製でチェーンリングとは噛み合っていない。












左:リアホイール付近。ディレイラーは動かない。
右:ブレーキとシフターの様子。ハンドルは回るがブレーキレバーは動かない。












ヨーデルという日本のモデルメーカーの製品というふれこみで買った。ところがパッケージには製造販売元として日本の会社名が記されているが,ヨーデルの「ヨ」の字さえ見あたらない。そして最下段に「MADE IN CHINA」の表示があった。キャノンデール社の許可を得ている商品だろうか?やられた。
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