11月7日(日)
博多に行ったついでに能古の島まで足をのばすことにした。博多湾に浮かぶ面積3.93平方キロほどの小さな島である。西区姪の浜の能古渡船場から定期フェリーでわたることができる。井上陽水の「能古の島の片思い」という曲や作家壇一雄が住んでいた島としても知られている。
学生時代に一度だけ訪れたことがあるが,行ったという事実だけで細かいことは忘れてしまっている。島の中心部には「能古の島アイランドパーク」という観光施設がある。夏場は海水浴客も多いそうである。
能古渡船場から見た能古の島。最高標高は195m。
姪浜の能古渡船場。この時間帯に待っている人はまだ少なかった。
10:15発のフェリーを待つ人たち。いつの間にか列ができている。
朝夕の通勤通学時間帯は30分おき,それ以外の時間帯は1時間おきに運行されている。
所要時間10分,渡船料大人片道200円。
市営のフェリーで「レインボーのこ」という船名。
島についてレンタサイクル屋さんで自転車を借りた。店内で遊んでいた白い猫。家で留守番している「ハク」を思い出した。
手前のママチャリ(内装3段)が私,奥のアシスト付ミニサイクル(内装3段)が妻の借りた自転車。
料金はアシストなしが1時間300円(1日1000円),アシストありが1時間400円(1日1500円)とあった。
1日分でお金を払っても,返却時に時間料金のほうが安い場合は差額を返してくれるので良心的である。
渡船場からアイランドパークまではずっと上り坂である。自然の広葉樹林が広がっているのでイノシシも頻繁に出没するらしい。
アイランドパーク内にあった珍しい記念碑。
「農魂」とある。石碑は鍬の形をしており,柄の部分には大きな柱材が貫通している。
能古の島は戦前から農地としての開拓事業が始まったらしい。河川のない島での農業は大変だったと想像される。
アイランドパークを開設するにあたり,農地を開拓した先人の功績をたたえるために建てられた。
六地蔵。
博多湾に浮かぶヨット。
アイランドパークの自然は次回。