オヤジのもう一つの趣味を紹介することにする。自転車に乗るようになってから最近は遠ざかっている趣味が木工である。
丁度1年前,踏み台を二脚受注した。
材料はSPF材で厚さは2インチ。釘を使いたくなかったので,踏み板と脚はほぞ組で組み合わせることにした。
針葉樹は柔らかい反面,刃にかかる力を吸収してしまうので加工がしづらい。塗装は自然素材由来の色違いのオイルで拭き上げた。
左:洗面台の踏み台として使用されている。
右:踏み板と脚の組み合わせ状況。
沖縄の壺屋焼きに描かれる魚をまねてみた。カントリー家具を作る人は専用の道具を持っているらしいが,オヤジははんだごてで代用した。
通しほぞを片側3枚も組んだのは過剰だったと製作途中で後悔した。ほぞとほぞ穴を合わせ付けるのにかなりの労力を要した。
ほぞのくさび(たてに2本ずつ茶色に見える)は剪定で捨てられていたユスノ木から作った。金槌で力の限り打ち込んであるので脚を取り外すことは不可能である。
これ以来約1年間,新作はなしである。暖かくなったら次の作品に挑戦しようか。やりたいことばかりのオヤジである。