たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

自転車通勤を始めたい人に その6 パンク修理を学びましょう

2009年10月24日 | 自転車通勤を始めたい人のために

ママチャリでもいいのでですが,いままで自転車に乗ったことがあるあなたに問います。「パンク修理ができますか?」
自転車に乗るのにパンク修理ができないのは恥ずかしいことです。パンクのたびに自転車屋に修理を頼むのも考えものです。きょうび,パンク修理はいくらかかると思いますか。少なくとも700円以上はかかるでしょう。それなら,いっそのこと自分で修理しましょう。ハイテクは必要ありません。自転車のメカニズムのほとんどはローテクです。

スポーツタイプの自転車は,タイヤがレバー一つで外れるクイックリリース機能がついています。その場で修理するよりチューブを交換する方が手っ取り早いです。
ママチャリの場合,その場でチューブを引っ張り出し,やおらパンク修理をしなければなりません。

1 ママチャリの場合
 ①タイヤレバーでタイヤの片側を外す。
 ②リムにチューブを固定しているナットを外す。
 ③チューブを引っ張り出す。
 ④チューブに空気を入れてパンク箇所を確認する。
 ⑤空気を抜き,パンク箇所を広めに紙ヤスリでこする。
 ⑥紙ヤスリでこすった部分にゴム糊を薄く塗る。
 ⑦ゴム糊が乾いたら修理用パッチをはる。
 ⑧ねじれがないようにタイヤにチューブを入れる。
 ⑨タイヤに空気を柔らかめに入れる。
 ⑩タイヤをリムにはめ込む。
 ⑪チューブがタイヤからはみ出していないことを確認し,バルブのナットをしめて空 気を入れる。

2 クイックリリース機能付きの場合
 ①ブレーキレバーに付いている部品をゆるめ,ブレーキをリリースする。
 ②タイヤのリリースレバーを動かし,タイヤを外す。
 ③タイヤレンチでタイヤの片側を外す。
 ④チューブとリムを固定しているナットを外す。
 ⑤チューブを外す。
 ⑥チューブを予備のチューブと取り替える。
 ⑦これまでと逆の手順でタイヤを車体に取り付ける。
 ⑧休憩地点でパンクしたチューブの修理をし,次回のパンクに備える。

いずれの場合も,パンクしたらすぐに自転車を降りましょう。パンクのまま乗り続けるとリムやスポークまで痛めてしまい,パンク修理代以上の出費が発生することになります。
また,パンクしたタイヤ部分に異物がささっていないか確認しましょう。せっかくチューブの修理をしてもまたパンクします。

写真は私のサドルバッグに入っている緊急修理セットです。これ以外に携帯用の空気入れが必要です。今時は空気入れとは呼ばず,「インフレーター」とかいうそうです(最近は何でも横文字だ)。スポーツタイプの自転車ではカートリッジタイプの空気入れもあります。私は持っていないので使用法は自分でマスターしてください。
クイックリリース機能が付いている場合,予備チューブは必ず携行しましょう。その場でパンク修理するより時間が短縮できます。交換したチューブはまめに修理しておきましょう。私などは行きと帰りにそれぞれパンクしたことがあります。パンクは一日に一回とは限りません。

パンク修理をしたことのないあなた。自転車購入したお店でしっかり習っておきましょう。
なお,携帯用インフレーターはあくまでも緊急用です。自宅には空気圧ゲージ付きの空気入れを置いておき,タイヤにあった空気圧を維持しましょう。

 

  


 


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