たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

加治木初市に行ったこと

2010年03月06日 | 日記

 鹿児島県三大市の一つである「川辺二日市」については,過日の記事にあるとおりである。残りの二つの市が「加治木の初市」と「高尾野の中の市」であることを最近知った。「加治木の初市」が3月6日(土)と7日(日)に開催されるとの情報を得て,本来は人混みが嫌いなのだが,ネタ探しも兼ねて出かけた。
なお,「高尾野の中の市」は3月の彼岸の中の市のことである。


左:車を停めた(本日は自動車でおでかけ)加治木町役場ではなにやら工事中。「加治木総合支所」とある。加治木町は平成22年3月23日に姶良町,蒲生町と合併して姶良市となる。庁舎看板の付け替え工事を行っているところだった。帰る頃には左に「所」の字が加わっていた。完成後は「姶良市役加治木総合支所」となる。
右:巡回バス「山こっ号」。「山こっ」とは鹿児島弁で「コガネグモ」のことである。島津義弘が部下の志気を鼓舞するために,横にした棒の上で2匹の蜘蛛を戦わせる蜘蛛合戦という武士の遊びを広めた。ここ加治木町では毎年蜘蛛合戦が開催され,参加者(もちろん大人)は一年間育てた自分の自慢の蜘蛛を戦わせるのである。


左:通りのようす。前日が雨で,心配された天気はなんとか回復した。
右:花屋の出店。春らしい色とりどりの花が目を引く。


左:鯛焼き屋の店先。懐かしい「およげタイヤキくん」のぬいぐるみ。なかなか物持ちが良い店主らしい。
右:サトウキビジュースの機械。奄美大島方面からの出店らしい。台湾でもこの手の機械を見かけた。鹿児島と沖縄以外にはなさそうなお店。


左:加治木初市の名物は「縁起だるま」ということを知った。「おんのこんぶ」というのは「おきあがりこぼし」のことである。同じような店が数軒あった。発泡スチロールの板に手書き看板が何故か共通していた。
右:高さ6㎝程度の単体のほかペアになったものもあった。いずれも300円。


電気自動車を売っていた。日本製かと思ったら「CT&T」という韓国の自動車メーカーの製品であった。「e-ZONE」という車名で2008年5月,韓国釜山の国際モーターショーに初出品された。日本ではNPO法人「日本自動車公正検定協会」加盟店で購入することができる。
家庭用電源を使用して約8時間でフル充電ができるという。2人乗り,最高速度60㎞,航続距離は鉛電池50㎞・リチウムポリマー電池100㎞,電気料1000円/月,エアコン・エアバッグはオプションとあった。
鉛電池仕様の本体価格は174万8千円,補助金の上限76万円を利用すれば107万8000円で買えるという。これは買い得?田舎では50㎞という航続距離がネックである。近所の買い物の足には使えそうだが,電池寿命も気になるところである。


左:インパネ。極めてシンプル。
右:シートは本革調。


左:ニンジンが特産物らしい。ニンジンジュース,ドレッシング類。試飲したジュースはニンジン臭くはなかった。何のジュースかわからない味。
右:ここでは出店のほかに移動販売もしていた「肉巻きおにぎり」。


左:新メニューを発見。「餅まんじゅう」とある。焼いてあるのに白い。今はやりの白いタイヤキと同じ材料を使用しているらしい。確かに食感はもちもちしており,餅を食べているようだった。
右:やっぱり加治木といえば「加治木饅頭」でしょ。町内には数軒の店があり,人によってお気に入りの店は違っている。本日の出店はここ一軒のみ。本来のお店が忙しくて,市に出店を出す余裕がないということらしい。


左:加治木饅頭。本日に限り1個60円。通常は1個70円。
右:小豆あん入りの蒸し饅頭である。白皮のほかにヨモギの入った緑色の皮もあった。最近は皮に色んなものをまぜた新商品があるらしい。

本日の記事はこれでおしまい。特大写真は無しでした。初市は明日7日まで。雨が降らぬよう祈ります。

コメント (2)
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