たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

細かすぎる標識

2012年04月02日 | 日記


先月,海山川に春の自然食材を採りにいったときのことです。宇検村内の林道を走っていると下りこうばい「11.7%」の標識に出くわしました。うーん,細かすぎる。


さらに走ると今度は「12.1%」の標識です。
こんな林道でコンマ数%の勾配に気をつけて走る人がいるのかしら?

どう考えても予算消化としか思えません。この2例以外にも数カ所見かけました。

早くも4月です。3月の記事を見たら更新はたったの3回です。ネタがないではないのですがきぜわしくゆっくりPCの前に座っている時間がなかったのです。

実は,本日新しい職場に初出勤でした。昨年転勤したのに1年でまた新しい職場です。幸いに引っ越しはせずにすみました。職場の雰囲気や仕事に慣れるまでしばらく時間がかかりそうです。

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春の味を探しに海・山・川に行く

2012年03月26日 | 日記

せっかく自然がいっぱいあるところに住んでいるので家にばかりいてもつまらない。
3月20日,持ち帰り仕事はさておいて外に出て春の味覚を探しに行きました。


まず向かったのは海です。宇検村焼内湾の浜辺では「アオサ」がとれます。緑の海草がアオサです。


遠目には食べ頃のように見えたのですが,ピークを過ぎており肉質が消失し繊維だけになっていました。やはり2月中旬頃までが旬です。


それでもいいところを探してようやくこれだけ獲りました。


海岸の崖のほうに目をやるとツワブキが生えていました。


茎や葉裏に産毛が残っているものを選んで獲りました。本土と比べて生長が早いのか,葉が大きく開いたものばかりです。


次は山に向かいます。山菜の王者と呼ばれる「タラの芽」です。中心の若芽を収穫します。


新芽をまるごと摘んでしまうとこのようになり,木が枯れてしまいかねません。若葉の部分だけを摘み取るというマナーを守って欲しいものです。


海と山で食材を調達し,自宅に帰りました。以前にも紹介したとおり,近くを流れる川にはクレソンが自生しています。これも収穫することにしました。


本日収穫した春の味です。
左からクレソン,タラの芽,ツワブキで,皿に入っているのがアオサのりです。


家人が天ぷらをつくりました。
上:竹輪入りアオサの天ぷら
左:クレソン
右:タラの芽

アオサは海の香り,クレソンはさわやかな緑の香り,タラの芽はほろ苦さを味わえました。自然が身近にあることの幸せをつくづく感じた一日でした。ツワブキは皮むきが間に合わず,後日実家から送ってきていた孟宗竹の竹の子と一緒に卵とじで食べました。

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「ぼんたん漬け」は「漬物」ではない

2012年03月11日 | 日記


ボンタン漬けをもらいました。鹿児島で生まれ育った人の中にも「ボンタン漬け」は「漬物」だと思っている人がいるから驚きです。


ボンタン漬けはボンタンの産地,阿久根市で製造されているものが多いです。30年ほど前でしたか「アクネ うまいネ 自然だネ」のロゴとキャッチコピーが選定されました。阿久根市の特産品に印刷あるいはシールとして貼られ,当時は斬新なアイデアでした。


中味です。ごらんのとおり漬物ではありません。ボンタン漬けはボンタンの皮のスポンジ状の部分または未熟な果実を加工したお菓子です。ソーダを利用して独特の苦みを抜いたあとに砂糖で煮詰め,グラニュー糖をまぶしてあります。
最近は個別包装で高級感を演出しています。おみやげ用だからでしょう。


こちらは「青切り」といいます。摘果した未熟果をスライスして作ります。青果として食べるのは成熟した中心部分です。


こちらは「舟切り」といいます。上下逆さのほうがわかりやすかったですね。一見するとカズノコです。成熟した果実のスポンジ状の部分(「青切り」の写真では果実と緑の皮の間の部分)です。だから本来食べる房は一切使っていません。
中味はどうするのでしょう?加工用に使われたり,中味だけ売ってあると聞いたことがあります。

久しぶりに食べてみました。甘いです。砂糖で煮てあるから当然ですね。舟切りはジェリービーンズのような食感です。
まだ食べたことがない人はお試しあれ。

 

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奄美の道をシャコタンで走る馬鹿

2012年03月03日 | 路上の馬鹿

先日,帰宅途中のことです。前方にシャコタンのセダンが走っていました。追走することしばし,国道58号線を右折してオヤジの通勤路である宇検村への県道へ向かうではありませんか。この県道はカーブが多く,舗装されている部分であってもあちこち補修されていて道路状況は必ずしもよくありません。おまけに改良工事中のために砂利敷きの部分があります。

シャコタンセダンは県道に入った途端スピードダウンし,少しでも平坦な部分を走るためにセンター寄りを蛇行して走ります。後ろから見ていると小さな起伏でも車体が小刻みに本当にピョコピョコして滑稽です。後続車がいることがわかっているのに,平坦な部分を走ることに気を取られているのか追い越させる気配なし。こいつは時速30キロで走る軽トラジイ様と同じくらい困った奴です。ようやく余裕ができたのか左ウィンカーを出したので追い越すことができました。

奄美の道路はシャコタンでは走れません。スピードを出すために車高を低くしているのでしょうけど,国道であっても直線道路は長くありません。毎年のように大雨で道路が冠水する被害が発生しています。不用意に冠水した道路をシャコタンで走ると水没です。

早く車を買い換えるか,ノーマルのショックに換えるのが賢明でしょう。

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焼酎を買う

2012年02月28日 | 日記

奄美大島で焼酎といえば,100%黒糖焼酎のことです。原料は黒砂糖。地元の人で芋焼酎を飲む人はいません。だから店でもほとんど売っていません。


地元で見かけたのは写真にある「小鶴黄麹」,「さつま島美人」のほか「黒伊佐錦」だけです。
「芋焼酎みたいに臭いのをよく飲めるな」と地元の人は思っているようです。でも,あの臭さが芋焼酎好きには魅力なのです。黒糖焼酎には芋焼酎ほどくせはありません。でも黒糖焼酎独特の香りがします。その香りになじめないのでこちらに住んでいても芋焼酎を飲んでいます。

黒砂糖は奄美の特産品です。奄美大島でもたくさん作られていると思っている人も多いようです。でも,奄美本島では平地が少ないのでサトウキビはそんなに穫れないのです。平地は島北部の笠利あたりくらいにあるだけで島のほとんどは森林となっています。

大島本島だけでは黒糖焼酎の原料となる黒砂糖は足りません。そこで,黒砂糖は沖縄から大量に移入して作られているのが実態です。原料のすべてを島内でまかなえるのは与論島,徳之島,沖永良部島,喜界島くらいではないでしょうか。

10数年前に黒糖焼酎の工場を見学させて貰ったことがあります。原料の黒砂糖は紙袋に入って工場に積み上げてありました。20㎏ほども入る大きな紙袋には「沖縄産」と表示してあったのです。できあがった焼酎は奄美産なのですが,原料が沖縄産だったと知り,少し衝撃を感じたことを覚えています。

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