多摩平和イベント実行委員会

多摩の市民グループが「戦後60年」を契機に地域の視点から、「戦後」「平和」「民主主義」を考える

「あんにょん サヨナラ」多摩上映会のご案内

2006-07-05 00:08:33 | 靖国

今年は「あんにょん サヨナラ」を上映します

                     多摩平和イベント実行委員会

8月12日(土)午後、東京都多摩市のベルブ永山(京王相模原線永山駅下車)で、「あんにょん サヨナラ」の上映会を行います。監督の加藤さんの講演もあわせて行います。

 2005年6月に東京は多摩の地で産声をあげた、私たち、「多摩平和イベント実行委員会」は、昨年8月、イラク戦争の実態を実写フィルムでまとめたフォトジャーナリスト綿井健陽さん監督の「リトルバーズ」を上映しました。大手メディアが報道しきれなかった、イラクで起きた事実、結局、大量破壊兵器は見つからず、宗派戦争や憎悪だけが拡散し、民衆の苦しみが広がっている状況を共有する契機となったと思います。
 「戦後60年」をどう捉えるか。私たちは、今年も日本の戦争責任にこだわり、特に小泉純一郎首相が断固として、それも8月15日に参拝する夢を果したいとしている「靖国神社」とは何か。戦争を知らない世代としてその真相に迫ってみたいと考えました。
「あんにょん サヨナラ」は、韓国で日本軍に徴用され、中国で戦死した、韓国人遺族の叫びを日本に住む日本の友人の目を通して描いた作品です。遺族の知らないうちに「靖国神社」に神として合祀されている事実。戦争体験のない日本と韓国の若い世代が、イ・ヒジャさんの父を求める旅を追います。日韓両国は、どうやって過去に向き合うべきか。「父の名前を返してほしい」というイ・ヒジャさんの願い。韓国の墓石にアポジの名前を彫れるその日まで。
映画は、争いを越えて真の友人となるための方法を探っていきます。

 是非、多くの方に見ていただきたい作品です。なお、共同監督の加藤久美子さんの講演もあわせて行います。

※「あんにょん」はハングルで「こんにちは」と「さようなら」の二つの意味があります。「対立と争いよ、サヨナラ。和解と未来よ、こんにちは。」という意味が込められています。


多摩平和イベント実行委員会は「戦後60年」の2005年6月に「平和」「憲法」「民主主義」を改めて地域と市民の視点から見つめなおそうと、生協活動や平和問題、PTAや自治会活動など多摩で活動している市民によって結成されたグループです。一緒に活動しませんか。いつでも連絡をお待ちしています。

Eメール peace@60mail.goo.ne.jp

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1 コメント

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盛会を祈ります (まつうら@世田谷)
2006-08-02 04:03:00
元鶴牧の松浦です。行きたかったのですが、急用で断念、ごめんなさ~い。知り合いに紹介しておきます。
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