多摩平和イベント実行委員会

多摩の市民グループが「戦後60年」を契機に地域の視点から、「戦後」「平和」「民主主義」を考える

イスラエルはパレスチナ自治区ガザへの侵攻を中止し、直ちにあらゆる戦闘行為を中止せよ

2009-01-05 00:34:10 | パレスティナ
イスラエルはパレスチナ自治区ガザへの侵攻を中止し、直ちにあらゆる戦闘行為を中止せよ。

 イスラエルはパレスチナ自治区のガザへの地上戦闘に踏み切りました。
下記の共同通信ニュースによれば、主要都市ガザ市を包囲した、とのことです。かなりの死傷者が出ているもようです。
 
【エルサレム4日共同】イスラエル軍は3日夜(日本時間4日未明)イスラム原理主義の強硬派ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザに地上部隊による侵攻作戦を始めた。軍は4日、高台や主要幹線道路など戦略拠点を制圧し、ガザ地区を南北に分断、主要都市ガザ市を包囲した。ハマスと軍の激しい戦闘が各地で発生し、民間人も含め少なくともパレスチナ人40人が死亡したもようだ

 わたしたちは、今回のイスラエルによるパレスチナ自治区の主権を無視し、巨大な武力による抹殺行為を許しません。ガザでのハマスの勢力の拡大やロケット弾攻撃が理由のようですが、武力侵攻に結びつくものと全く思えません。憎しみは新たな憎しみを生みます。
 直ちに地上戦闘を中止し、軍を即刻、引き上げることを強く求めます。新しい年を迎えた年末から新年にかけての空爆で、非戦闘員を含め多くの人々が尊い命を落としています。多くの家族と子どもたちが空爆の犠牲となり、亡くなったり傷ついています。既に死傷者の数は中東戦争以来、最大の規模となっています。
 
 地上戦闘により、さらに多くの人々の暮らしと命が危機に瀕しています。

 イスラエルは直ちに戦闘を中止するよう強く求めます。

 繰り返します。憎しみによるぶつかりあいは憎しみと復讐の怨念を子々孫々、伝えていくだけです。イスラエル政府は、自国民の命を危機にさらしているのと同じです。イスラエルの民とパレスチナの民とが共存すべく努力している多くの人々の想いが、今回の暴挙により無となってしまいます。

 イスラエルは直ちにあらゆる戦闘行為を中止してください。

                              2009年1月4日
                        多摩平和イベント実行委員会

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