多摩平和イベント実行委員会

多摩の市民グループが「戦後60年」を契機に地域の視点から、「戦後」「平和」「民主主義」を考える

イラク戦争から3年。報復の連鎖から平和は生まれない

2006-03-20 23:36:13 | アピール
 今日、2003年3月に米英軍の軍事作戦により始まったイラク戦争から3年目を迎えます。この間、犠牲になったイラクの市民は約3万人。戦死した米兵は2314人にのぼります。結局、大量破壊兵器は見つからず、テロ行為も収まらず、宗派間抗争は激化の一途をたどっています。ブッシュ大統領が唱えた「自由のための戦い」と称したイラク解放は、米国流民主主義の種を蒔くどころか、憎悪と報復の連鎖を全世界に撒き散らしています。サマワに派遣された日本の自衛隊は、給水活動以外、これといった活動も展開できず、ブッシュ大統領への連帯の証としての意味しか残しませんでした。3月20日を迎え、改めて、罪のないイラクの子どもたちを戦火の中に刈りたて、劣化ウラン弾による白血病の恐怖に落とし入れた米軍ならびにブッシュ政権の戦争犯罪を指弾し、直ちに、罪状を認め、米軍はイラク全土から撤退することを求めます。

さて、次回実行委員会は、3月27日(月)午後7時30分からベルブ永山科学室で開催します。ご予定おきください。新年度のイベントの企画立案ほか、それぞれの関わっているテーマや動き等についての情報交換も行います。

 「戦後60年」を振り返る活動から始まった、イベント実行委員会。多摩市も市長選挙を迎え、それぞれ忙しい日々とは思いますが、花粉に負けず、春の風を感じながら、確かな一歩を踏み出しましょう。



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