淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

(続)東京

2019-03-06 07:14:59 | すらごと日記

ご無沙汰しておりました。

何やかんやでやっとこさブログばUPします。
ガバイ遅れたばってん2月の中旬に行った東京の報告ばします。

ホテルに荷物ば預けてから靖國神社へ



参拝ば終えてから思い出の場所ばあちこち立ち寄りながら懇親会場に到着したとです。


全国のあちこちから集まった同期の連中は当然、自分たちの国の言葉で話します。
東北弁で語る被災に遭った話やら何やらが半世紀の歩みがしみじみと伝わってくるとです。
そいにしても方言が飛び交う二次会のカラオケボックスでは
店員さんには多大なご迷惑ばおかけしたのではと今になって思うとです。

そんで宴が終わっての帰り際に長崎から来たKがオイに訊いたとです
「明日はお前の後ろから付いて来てもよかじゃろか?」と・・・・
そんな訳で翌日からは何でか昔からいつも一緒じゃったKと
不本意ばってん行動する破目になったとです"(-""-)"。


あくる朝早くにKから電話がかかり
東京スカイツリーに行きたいと言う
やっぱ 昔と変わらんなぁと何となく思う・・・

                                                 

  

確かに高いばってん・・・・・そんだけです。
上から見る景色は何処もあんまし変わらん

オイは大阪のあべのハルカスが好いとる
飲食スペースが洒落とるし
地ビールもある・・・・・・・・・。

そげん事ば考えていたらKは売店でお土産ばムチャクチャ買っておるとです
変わらんなぁ・・・・としか言いようが無かったとです。


昼になったけんアメ横で飲む

入った店の隣の席で飲んでいた女性たち二人に
ラインの操作方法ばKが訊いたとです。
Kもオイと同じでスマホ初心者やったとです。
親切に教えてくれた二人にお礼の代わりにと
飲み物やら何やらば断わられても無理やりジャンジャンご馳走したとです。
そんで調子にのったKは訊かれもせんとに自己紹介まで始めるとです。
それからはお互いの身の上話しになったとです。
お二人の年齢はオイの息子嫁と同じ年やったとです。
だけん会話は自然と家族モードになってしもうたとです。
そんで全員の会計ば済ませたオイとKは何度もお礼ば言う彼女たち店の前で別れたとです。
その後、Kがポツリと言うたとです。
「ラインの交換は出来んやったね・・・。」
 当たり前たい!!!!

そんで浅草へ
相変わらずの 浅草   何度行っても浅草は こまどり姉妹の「♪浅草姉妹」ば思い出す
♪ なにも言うまい言問橋の 水に流したあの頃は~~~



「お嬢さんすみません、そのレンタルの着物はお幾らですか?」
「6千円でした。」「そりゃ高い、京都だったら3千円なのに」
「あれこれオプションを付けたので・・・」
「どれがオプションなのですか?」と
スカイツリーのみやげ袋ばぶら下げたKがしつこく話しかける・・・・
それでも相手にしてくれたお嬢さんスンマセンでしした。

そうこうしているうちに夕暮れになり
Kが築地に行きたかと言うたとです。
オイは今から行くとは遅い気がしたけん
地下鉄のホームで電車ば待っていた中年の男性に訊いたとです。
「う~~ん今からだったらどこもやってないんじゃないかなぁ」と
当たり前ばってん東京弁で答えられたとです。
そしたら傍にいたご婦人も寄って来て「わたしもそう思うわ」と
男性の言葉に賛同の意見ば言われたとです。
更にご婦人から「築地だったら東銀座で降りたほうが便利ですよ」とも
教えていただいたとです。
更にご婦人が言われたとです「九州の方でしょう?」
「エッ!何で分かるとですか?」「私も九州です」
「エッ!ほんなこてですか?九州はどこですか?」
「天草の〇〇町ですよ」「エッ!そりゃあ不便かとこじゃなかですか」
「確かにそうだけど最近私もこの年になって何でこんな遠くに来たのだろうかと
 思うのよ・・・・天草に帰りたい・・・」
それから、ご婦人の故郷への思いば聞きながらホームで何本も電車ば見送ったとです。
久しぶりに九州の人と話せて良かったと嬉しそうに笑ったご婦人はオイたちよりも2歳上
もう会えんばってん心に残る出会いやったです。

そんで新橋へと向かったとです。

ここに行きたかったとです。
本当はひとりで・・・・・・。
お目当てのカラオケスナックに行く前に腹が減ったとKが言うけんカレーば食って



ネットで昭和歌謡が流れる店と聞いておったスナックに入ったとです。

客は二人だけで誰も歌っていなかったばってん
そげんとは関係なくガンガン歌っておったら
カウンターの片隅にいた男性が話しかけてきたとです。
「母親の実家が柳川です」
「ほんなこてや!!」
それから、母親が話していた柳川弁でオイたちに語りかける男性と
まだ若い二代目ママさんと何やかんやで意気投合ばしたとです。
あとは例のごとく、酔っぱらってお土産袋ば抱えたKと別れ
山手線で神田ば通り過ぎて日暮里で目ば覚ましてホテルに何とか帰着したとです。
そいにしても九州人でよかったと思えた日やったです!(^^)!。


ホテルの部屋は一人ばってん何でか広すぎた二人部屋やったとです。

この場合、右と左のどちらのベッドば選ぶかで性格が分かるとしたら
面白かでしょうね・・・・・。

3日目の朝
長崎に帰るK は午前中に大井町のホテルば出発
オイは16:00発の飛行機やけん一人で先日のご婦人に言われたように東銀座で降りて
初めての築地へと向かったとです。



 

 

 一人でブラブラしても時間が経たんとです。
店ばのぞいても新鮮さやらワクワク感がオイには湧いて込んとです。
何でかオイには市場の風景はどこも同じに見えてしまうとです。
こんな時、Kも一緒だったらと少し思ったばってんスグに打ち消しました。
仕方無かけん回る寿司屋で生ビールと熱燗ば飲んで時間ばつぶして
早かばってんどこにも寄らんで空港に行こうと決めたとです。

羽田空港に着いて娘から頼まれていた東京バナナば
スタッフ、家族用に買ったばってん
ガバイ重たいとです多分Kが買ったお土産よりもはるかに・・・・。  

以上で終わるばってん
やっぱ楽しかったです。

近いうちに家内と一緒に来ますと約束したカラオケスナックのママさん
ホテルのカードキーばコンビニのレジに忘れて慌てて引き戻したら
「ひょっとしたらこれ?」とニヤリと笑った女店員さん。
スカイツリーでKと一緒に写真に映ってくれた受付の娘さん
ありがとうございました。
それとお礼ば言う時間が無かったホームで会った中年の男性の方
その他色々な皆様

街並みは変わっても人の心は変わらん
本当によか人たちとの出会いの旅でした。