あたり(魚信) 山本甲士
その地方には昔から「奇跡を信じたければ、釣りをするがいい」と言われていた。
・おいかわ ・らいぎょ ・うなぎ ・あゆ ・たなご ・まぶなの釣りを通じて
人と人との交流が生まれ、どんな奇跡が起きるとでしょうか・・・・・心が安らぐよか本でした。
盤上のアルファ 塩田 武士
関西弁の絶妙なるテンポの良さが心地よく可笑しく面白く、そして将棋の勝負の世界に引き込まれる良か本やったです。
物語はプロ棋士を目指す家も職も無い年中黒いタンクトップば着ている坊主頭に無精ひげの真田信繁33歳と
性格が災いして将棋、囲碁担当へ左遷された神戸の地元新聞社に勤める将棋が大嫌いな秋葉隼介33歳
この二人の最初の出会いは秋葉が想いを寄せる小料理屋「水明」の女将「静」の店での喧嘩から始まったとです・・・。
そしてラストは思いもしない事実が秋葉を待っていたとです・・・・・・・・・。
第5回小説現代長編新人賞受賞 本書が作者のデビュー作です。