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B級会社員のOFF日記(現在無職です)

尻毛助左衛門と尻毛又丸の珍道中の日記を公開しています。

定年サラリーマンのOFF日記もあります。

熱海の保養所(十一、島田乗り換えの技)

2014-09-23 15:47:55 | 熱海の保養所

9時51分 静岡行きの普通電車は乗車率150%くらいで発車した。

金谷には10時30分着 家族連れが下車する

 「いいなあ~」と又丸殿は漏らされる

又丸殿はこの金谷で降りて大井川鉄道で新金谷まで行き、SLに乗車したいと考えている

(助左衛門)「今日は熱海。おひとりでSLごっこをなさるつもりですか」とたしなめる

(又丸殿)「どうしてばれたのですか?」

(助左衛門)「顔に書いてありますよ」

(又丸殿)「えへへへ・・・」

すぐに列車は動きだした。

この金谷の次が島田である。

東海道線の上り普通電車は島田始発が多い

静岡よりも東へ行く人は静岡まで乗車しないで島田で降りて、次の始発に乗り換えた方が良い

静岡で乗り換えると、座ることができなくなるかもしれない

島田10時34分

この島田乗り換えの技を又丸殿は考え、助左衛門も理解していたが、意外に島田で乗り換える乗客は多かった。

私たちは島田10時44分発の最後の乗客になり、さらに東へ急いだ

沼津到着は12時10分の予定である

そこで事件は起きた

 

(次回へ続く)

 

 

 

 


熱海の保養所(十、尻毛様ご一行の席はこちらです)

2014-09-22 20:30:34 | 熱海の保養所

平成26年8月30日

7時45分 伊吹山から、特別快速がやってくる。新快速でも、区間快速、快速でもない。特別な快速である。米原が始発駅で7時7分に出てくる。

JR東海では特別快速と新快速の違いは大府駅に停車するのは、特別快速、停車しないのは新快速という話である

終着は浜松で4県を走る列車である

それはともかく混んでいる。これでは、お汲おばあちゃんを立たせることになる。

しかし2駅先の岐阜で下車する人は多く、3人とも席は別れてではあるが、座ることになった。

名古屋に着き、又丸殿とお汲おばあちゃんは隣りに、座ることができた。

私の隣の乗客は50代後半の男性。彼の頭にはずいぶん霜が降りています。

いびきをかきながら、休んでいます。上下ともジャージーでお気楽そのものです。

左手には1リットルのペットボトルを持ち、落としそうですが落とさないのです。

捨てても良いようなサンダルを履いて、くしゃくしゃの紙袋1つが荷物です。紙袋には壊れた100円の傘が大事そうにブラさがっています。

この方は多分18切符で当てのない旅行をされているのでしょう。お疲れ様と言葉を出さずに申しあげる。

私も単身赴任で全国各地を転々とし、週末はこのおじさんのように、時刻表をバイブルとして彷徨っていたものです。

9時48分浜松到着

浜松始発の静岡行きは9時51分。階段を上りそして隣のホームに降ります。

又丸殿を先に行かせて、お汲おばあちゃんだけでも座るところを確保しなければならない。

助左衛門はおばあちゃんの荷物を持ち、ゆっくり上り、ゆっくり降りた。

 

(又丸殿)「尻毛様ご一行の席はこちらです~」

又丸殿は席を確保し、大きな声で呼んでいる。

女性客はクスクス笑い、男性客はポカンと口をあけて、私たちを見ている。

助左衛門は彼らを無視して進む。

(助左衛門)「又丸殿ご苦労であった。」

(又丸殿)「完璧の貫太郎~」

静岡行きの列車はすぐに発車した。

 

(次回へ続く)

 

 

 


熱海の保養所(九、お汲おばあちゃんの心配性)

2014-09-21 22:51:08 | 熱海の保養所

平成26年8月29日(金)

夕方、お汲おばあちゃんから、出発時間のお願いがあった。

(お 汲) 「道中、何が起こるかわかりませんので、早めに拙宅を出ることにしましょう、穂積を7時45分なら1時間前の6時45分」

(助左衛門)「相変わらず、心配性ですな」

(又 丸)「6時45分の出発ですか、歩いて行っても、まだ余裕のある時間ですぞ」

(お 汲)「この又丸と行くと、いつも何か事件が起こる」

(又 丸)「事件なんて起こりませんよ。絶対に!絶対に!絶対に! もう勘弁してください母上」

(助左衛門)「わかりました。6時45分の出発にしましょう」

 

助左衛門は穂積までは何も起こらないと思いながらも、承知した。

 

平成26年8月30日(土)

ついにこの日はやってきた、

助左衛門は、最近車を買ったが、どんな車を買ったかよく知らない、車の名前には関心がないのである。

価格は19万円、税金、保険と諸経費含めて25万円。

何とか走ればよいのである。タイヤ4本と、ハンドルがあればよいと考えている。

早朝6時45分、いつものエンジン音を出して車は3名を乗せて走った。

 

 

駐車場は穂積駅からかなり離れたところ。

助左衛門が一番安い月3000円の駐車場を探して契約している。

助左衛門は又丸殿とお汲おばあちゃんを穂積駅前で降ろし、彼は契約駐車場へ戻り、駐車してから、駆け足で穂積駅へ行く

又丸殿とお汲おばあちゃんは心配そうに待っていた。

又丸殿は三人分の青春18切符を駅員に堂々と見せていた。

3名はエレベーターでホームに上がる。まだ7時を少し過ぎた時間である。

土休日の7時台の名古屋方面は7時00分、06分、15分、26分、35分、45分と何本も続く

(お 汲)「助左衛門殿。どの列車に乗るのですか?」

(又 丸殿)「母上の心配症がいけないのです。豊橋行きは何本もありますが、目的の7時45分は浜松行きなのです。

       母上は乗り換えはお好きではないでしょう。」

(お 汲)「・・・又丸はほかはだめでも、鉄道だけは詳しいですね」

(又丸殿)「もう一言余分ですよ」

 

助左衛門はクスクスと笑いながら、二人のいつもの会話を楽しんで、聞いていた。

 

(次回へ続く)

 

 

 


熱海の保養所(八、世代間の溝が・・・)

2014-09-20 19:52:23 | 熱海の保養所

LINEのトークは続く

(横 笛) 「次の議題に入ります 翌日はどうするの?」

(松 枝)「私は寛一お宮の像が見たいわ」

(千 手)「寛一お宮って誰?」

(助左衛門)「♪熱海の海岸散歩する♪・・・♪寛一お宮の二人連れ・・・」

(横 笛)「ものすごく古い歌みたいね 少し音程がずれてるみたい」

(松 枝)「金色夜叉の小説知らない?ストーリーを簡単に言うと、寛一とお宮は許嫁(いいなづけ)でありましたが、宮は寛一を裏切り金持ちと結婚します

    寛一は月の輝く夜、熱海の海岸で宮に会い、その話を聞き怒りに震える。

    「来年の今月今夜、僕の涙でこの月を曇らせて見せる」(当時の名せりふ)

    と叫び宮を足で蹴るのです。 その像を母さんは見たいのです」

(助左衛門)「松枝母さんは、よく覚えてますね。さすが、尻毛家一の才女」

(横 笛)「単なるDVじゃないの?」

(千 手)「そうよ!  そんな話より 芦ノ湖でバーベキュー食べたいね。海賊船とロープウェイをセットにすると安いよ」 

(横 笛)「本当だ バーベキューとこれで決まり 翌日は忙しいわ」

(又 丸)「手拭いを買い、電車に乗れたら、おいらはどこでもOK 早く行きたいね~」

 

(次回へ続く)   又丸殿が活躍しますので乞うご期待


熱海の保養所(七、長女千手と次女横笛そして好々爺)

2014-09-19 22:15:12 | 熱海の保養所

平成26年8月上旬のLINEのトーク

日向の国に嫁いだ松枝は佐土原と姓を改め、1男2女をもうける

長女は千手、次女は横笛。           (長男は維盛、ただ今受験勉強中です)

(横 笛) 「先日テレビで見た自然薯の店・麦とろ童子は海に面した素敵な店。行ってみたいなあ~」

(千 手) 「私も行きたい~」

(助左衛門)「麦とろ?麦飯なら知ってるぞ 松枝殿も懐かしいでしょ」

(松 枝) 「昔、汲おばあちゃんが作ってくれた尻毛家のご飯には2割ほど麦が入っていた。」

(助左衛門)「お汲みおばあちゃんの時代は麦の割合が5割を超える時もあったそうだ。さすがに不味い飯と聞いている」

(横 笛) 「昔の話ではなく、今月の話をしてよ!」

(千手) 「私もまだ食べたことがありません!」

(助左衛門)「そうであった。しらすの麦とろ飯は美味しそうだなあ~」

(横 笛)「賛成多数で決まり!」

清州会議に勝る即決であった。

 

助左衛門は20年前 千手・横笛がまだ小さい時、自宅の五右衛門風呂に3人で入ったことを思い出した。

この二人は妙齢の女性になった。助左衛門はいつも、この二人の言うことは何でも叶える好々爺である。

 

(次回へ続く)