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B級会社員のOFF日記(現在無職です)

尻毛助左衛門と尻毛又丸の珍道中の日記を公開しています。

定年サラリーマンのOFF日記もあります。

南九州への旅(最終回)・・・・・・やっぱり、電車だね

2016-05-19 21:24:25 | 南九州への旅

南九州への旅(最終回)・・・・・・やっぱり、電車だね

飛行機の旅は快適であった。

宮崎では終日雨。中部国際空港は雲一つない夜空。

拙者は着陸時にキャンディーをなめてみたが、耳鳴りはやまなかった。

ゆっくり夕食をする時間はないため、トンカツ弁当を買う。価格は860円。

又丸の分も支払う。

 

あとは、名鉄の中部国際空港駅から、JR東海の穂積駅まで帰るだけになった。

20時37分の名鉄岐阜行き特急が待っていた。

(又丸) 「ラッキーだね。まなかカードでもう一息」

(拙者) 「ラッキー。ラッキー。」

乗車して二人は黙々と、トンカツ弁当を食べる。

(拙者) 「今、クイズを考えました。」

(又丸) 「今、ここで、クイズですか?」

(拙者) 「鉄道クイズです」

(又丸) 「いいですね」

(拙者) 「問題。名鉄の中部国際空港駅から、JR東海の穂積駅まではどこの駅で乗り換えると割安ですか?。便利ですか?」

(又丸) 「どこだろう。考えられるのは、金山、名古屋、一宮、岐阜。しかし、名古屋と岐阜は乗り換えが大変ですよ。」

(拙者) 「それもそうだ。」

拙者はネットで調べる。

(又丸) 「名鉄は概してJRよりも少し高いので、金山乗り換えがきっと安いですよ。」

(拙者) 「残念でした。正解は一宮です。金山乗り換えより40円も安いのです。」

 

(拙者) 「以下の通りです。

      空港駅から金山は810円。金山から穂積670円。         合計1480円。

      空港駅から名鉄一宮は1120円。尾張一宮から穂積は320円。合計1440円。」

 

(又丸) 「知らなかったなあ。でもどうしてだろう。主婦が新聞のチラシを見比べているようですなあ。」

(拙者) 「競合する区間のJRは料金を安くしていますね。しかし、バスと比べる必要もあります。」

(又丸) 「説明にはなっていませんよ。」

(拙者) 「金山ですよ。前の席のカップルは下車します」

(又丸) 「いちゃいちゃしている目障りなカップルでした。もちろん一宮で乗り換えましょう。」

 

(拙者) 「名古屋です。日本一効率的なホームと言われていますね」

(又丸) 「この行き先別に並んだ人達は本当に行儀が良いなあ」

(拙者) 「小さい頃は感動しました。」

(又丸) 「助左衛門さんも感動しましたか」

(拙者) 「やっぱり、電車ですね」

(又丸) 「やっぱり、電車ですね」

 

(拙者) 「もうすぐ名鉄一宮ですよ」

(又丸) 「新一宮やあ、新一宮やあ」

(拙者) 「さすが、又丸。古い名前の方を知っていますね」

(又丸) 「あたり前田のクラッカー」

(拙者) 「私それ言いませんでしたか?」

(又丸) 「駅名もお菓子も昔はよかった。昭和30年代40年代は。」

(拙者) 「すみません。降ります。降ります。」

名鉄一宮21時23分下車。急いで乗り換え。新快速は少し遅れていたため尾張一宮21時26分発に何とか乗車。

21時42分。穂積着。

22時少し前に自宅に戻る。

母はいつも9時には休むがこの日は起きて待っていた。

 

(終)

南九州の旅は無事に済みました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


南九州への旅(その28)・・・・・・又丸の横の席に美女が?

2016-05-17 22:19:45 | 南九州への旅

南九州への旅(その28)・・・・・・又丸の横の席に美女が?

宮崎15時13分発の特急にちりん11号に乗り込む。

前回のような殿様気分にはならない。定刻の15時23分宮崎空港駅着。

 

搭乗手続きをするためにANAのカウンターに行き、席を確保する。

(又丸) 「助左衛門さん。搭乗券見せてください。」

(拙者) 「同じ飛行機に決まっていますよ。別の空港に行く訳ではないでしょう。」

(又丸) 「やっぱりです。中部国際空港は同じですが、席は別々です。韓ドラのような、美しい女性が隣の席ですよ。」

二人は念のため、同じ飛行機を待つ搭乗客を見回す。そして少しガッカリする。

(拙者) 「・・・・・・そんな調子の良い話はありません。しかし、少し困りましたねえ。」

拙者は少し考えて、再び搭乗手続きのカウンターの受付女に向かう。

(拙者) 「すみませんが、・・・隣り同士の席に変更できませんか?」

と言って又丸の障害者手帳を見せる。

(受付女) 「・・・・・・判りました。少々お待ちください。」

受付女は少し緊張して、カウンターを離れ、上司と相談している。

上司が近づく。

(上司) 「直ぐに変更しますので、少しお待ちください。」

拙者はこの手帳を見せたくない。

しかし、又丸には大事な手帳である。

 

18時40分の搭乗時間が近づく。

どの乗客よりも早く機内に案内してくれる。

拙者は足早に乗り込む。

又丸は急いでいるが、後れ後れて乗り込む。

 

航空機はBOMBARDIER DHC 8-400

74人乗りと小さい。

 

いつも笑顔のキャビン・アテンダントの仕事に拙者は感心。

自分に笑顔のキャビン・アテンダントの応対に又丸は上気。

短いフライトにコーヒーを2杯も飲む二人。

1時間を過ぎると、中部国際空港への着陸体制。

無事に20時00分。セントレアに到着。

拙者は快適な移動に大満足でした。

 

(最終回に続く)

 

 

 

 

 

 

 

 


南九州への旅(その27)・・・・・・素うどんを食べると

2016-05-15 21:04:39 | 南九州への旅

南九州への旅(その27)・・・・・・素うどんを食べると

平成28年4月24日(日)

時計は14時半を過ぎていた。

宮崎空港行は15時16分の特急にちりん11号。

時間がある。駅構内を歩けば、うどん店あり。

朝食バイキングが奏功して、腹は14時半まで持ちこたえた。

旅の終わりは、素うどん。1杯320円。

宮崎空港にもレストランはあるが、二人には敵わない4桁レストランが多いと拙者は考えた。

二人はうどん店に入る。

立ってうどんをすすっていると、店内のテレビは、肥薩線復旧を伝えている。

(テレビ) 「地震により、不通となっていました肥薩線は本日復旧しました。」

      「しかし、九州新幹線、豊肥本線、南阿蘇鉄道の復旧の見通しは依然ついていません。・・・・」

(主 人)  「今日生きていても、明日はわからないこの世だよ」

(お客A)  「ご主人、最近キャンセル電話ばかり。電話をとるのが怖いです。」

(お客B)  「宮崎は地震の影響がないけれど、外人客は減って、最近見ないね」

(お客C)  「余震がないけれど、タクシー客はいないので、暇で客待ち続きだよ。」

(主人)   「いったいこの世はどうなるの。・・・・・・」

(テレビ)  「依然行方不明となっている〇〇大学の学生はまだ、見つかっていません。捜索は続きます。・・・・・・」

(お客B)  「かわいそうだね。まだ若いよ。ご両親はきっと俺たちよりも若いはず。」

(お客A)   「私の娘は福岡だから、大丈夫だが・・・・・・」

(主人)   「生きているだけで、儲けものだよ。」

(お客C)   「タクシーで客待ちするより、ボランティアで何かをしたいものだよ」

(主人)   「こんな時に呑気に旅をしている人の顔が見たいよ。」

拙者と又丸は自分たちのことを言われていると思い、お互いに顔を見合す。

(拙者)  「ごちそう様でした。」

(又丸)  「美味しいうどんでした」

(主人)  「この辺では見ない顔だね」

(又丸)  「旅をしている者です。宮崎が好きだから又来ます。」

(拙者)  「何もできませんが、募金をして帰ります。」

うどん店を出る。

雨はまだ降り続いている。被災地を心配するが、何もできない。

呑気に旅をしているのかもしれない。

その通りである。

 

(次回へ続く)

 

 

 

 

 

 

 


南九州への旅(その26)・・・・・・他人のズボンを

2016-05-14 07:57:42 | 南九州への旅

南九州への旅(その26)・・・・・・他人のズボンを

宮崎駅で特急いちりん12号から下車すると、殿様気分ではいられない。

駅構内から周辺地図を見ると、科学技術館があり、そこにプラネタリウムがあることを発見。

拙者は科学技術の難しい理系の話は嫌いだが、星を見ることが好き。

又丸はプラネタリウムで時間をつぶし

拙者はプラネタリウムで時空を楽しむ。

1時間ほどで外に出ると、松枝の長男の康信より電話がある。

(康信) 「助左衛門さん、間違ってズボン履いていませんか?」

(拙者) 「他人のズボンを履くほど、まだボケてはいませんよ」

(康信) 「鞄の中に、義兄さんのズボンはありませんか?」

(拙者) 「他人のズボンを入れるほど、まだボケてはいませ・・・・・・・・他人のズボンが入っている。・・・ボケはじめました。」

(康信) 「今、どこにいますか?」

(拙者) 「プラネタリウムです。わかりますか?」

(康信) 「地元の人間ですのでわかりますよ。15分くらいで行きますので、そこで待っていてください。」

(拙者) 「すいません。わかりました。お願いします。」

拙者は何故こんなことが起こったのだろうと考えた。そして彼は昼の東京へ帰る時、ズボンなしでは大変だろうと間抜けなことを心配していた。

時間通りに、康信はやって来た。拙者は先方に詫びをいれた。

(又丸) 「助左衛門さんはボケはじめましたけど、又丸がいますので、大丈夫です。」

(康信) 「はい。そうですね。又宮崎に来てください。」

(又丸) 「康信君が結婚する時は呼んでください。」

(康信) 「まだ大学生ですよ」

(拙者) 「姉さんたちは大学で、相手を決めましたよ。    又必ず来ますので、皆さんに宜しくお伝えください。」

拙者は自分の老いと彼らの若さを感じるのであった。

念のため時計を見ると、彼の東京へ戻る飛行機の時間は過ぎていた。

 

(次回へ続く)

 

 

 


南九州への旅(その25)・・・・・・特急に乗り、殿様気分

2016-05-13 22:15:28 | 南九州への旅

南九州への旅(その25)・・・・・・特急に乗り、殿様気分

拙者と又丸は列車好きであるが、駅も好きである。

暇で時間があるので、宮崎空港駅を表敬訪問する。

宮崎空港駅のアナウンスを心地よく聞いていると、

「11時26分宮崎空港発のにちりん12号をご案内します。停車駅と停車時間は南宮崎には11時31分、宮崎には11時35分、佐土原には・・・・・・・・終点大分には14時40分を予定しています。・・・・・・」

「なお南宮崎、宮崎までは特急券なしでご乗車になれます。」

(拙者) 「又丸、聞いたか。特急券なしで乗車できるぜ」

(又丸) 「聞きましたよ。この旅一番の嬉しい出来事です。」

(拙者) 「大袈裟すぎるよ。それより乗車券を買わねば。・・・・350円。これは安い!。」

アナウンスは続く。

「列車は1号車2号車は指定席です。1号車の一部はグリーン車になっております。3号車から5号車は自由席です。まもなく発車致します。乗り後れ・・・」

(又丸) 「自由席は先の方ですから。今にも発車して乗り遅れそうです。」

(拙者) 「手前の車両に乗り込んで、移動。又丸急げ!」

又丸は障害者で移動に少し時間がかかる。

(拙者) 「又丸! 鞄を持ってやるから、渡せ!」

(又丸) 「すみません。助かります。」

拙者は又丸の鞄も持って急いだ。

(又丸) 「駅員さん! この列車に乗りますので、待ってください!。」

又丸の叫び声が届いた。

最後に乗る拙者と又丸を待って特急にちりん12号は発車した。

(拙者) 「乗れて良かったなあ、又丸。」

(又丸) 「本当に、危なかったよ。」

 

宮崎空港から田吉までは「宮崎空港線」。田吉から南宮崎までは「日南線」。南宮崎から宮崎までは「日豊本線

そんなアナウンスはなかったけれども、

時刻表を見ると、そのように書いてあります。

 

(又丸) 「特急に乗れば、殿様気分!」

(拙者) 「お殿様、お殿様。宮崎ですから、降りますよ。」

殿様気分は僅か9分で終わってしまった。

 

(次回へ続く)