南九州への旅(最終回)・・・・・・やっぱり、電車だね
飛行機の旅は快適であった。
宮崎では終日雨。中部国際空港は雲一つない夜空。
拙者は着陸時にキャンディーをなめてみたが、耳鳴りはやまなかった。
ゆっくり夕食をする時間はないため、トンカツ弁当を買う。価格は860円。
又丸の分も支払う。
あとは、名鉄の中部国際空港駅から、JR東海の穂積駅まで帰るだけになった。
20時37分の名鉄岐阜行き特急が待っていた。
(又丸) 「ラッキーだね。まなかカードでもう一息」
(拙者) 「ラッキー。ラッキー。」
乗車して二人は黙々と、トンカツ弁当を食べる。
(拙者) 「今、クイズを考えました。」
(又丸) 「今、ここで、クイズですか?」
(拙者) 「鉄道クイズです」
(又丸) 「いいですね」
(拙者) 「問題。名鉄の中部国際空港駅から、JR東海の穂積駅まではどこの駅で乗り換えると割安ですか?。便利ですか?」
(又丸) 「どこだろう。考えられるのは、金山、名古屋、一宮、岐阜。しかし、名古屋と岐阜は乗り換えが大変ですよ。」
(拙者) 「それもそうだ。」
拙者はネットで調べる。
(又丸) 「名鉄は概してJRよりも少し高いので、金山乗り換えがきっと安いですよ。」
(拙者) 「残念でした。正解は一宮です。金山乗り換えより40円も安いのです。」
(拙者) 「以下の通りです。
空港駅から金山は810円。金山から穂積670円。 合計1480円。
空港駅から名鉄一宮は1120円。尾張一宮から穂積は320円。合計1440円。」
(又丸) 「知らなかったなあ。でもどうしてだろう。主婦が新聞のチラシを見比べているようですなあ。」
(拙者) 「競合する区間のJRは料金を安くしていますね。しかし、バスと比べる必要もあります。」
(又丸) 「説明にはなっていませんよ。」
(拙者) 「金山ですよ。前の席のカップルは下車します」
(又丸) 「いちゃいちゃしている目障りなカップルでした。もちろん一宮で乗り換えましょう。」
(拙者) 「名古屋です。日本一効率的なホームと言われていますね」
(又丸) 「この行き先別に並んだ人達は本当に行儀が良いなあ」
(拙者) 「小さい頃は感動しました。」
(又丸) 「助左衛門さんも感動しましたか」
(拙者) 「やっぱり、電車ですね」
(又丸) 「やっぱり、電車ですね」
(拙者) 「もうすぐ名鉄一宮ですよ」
(又丸) 「新一宮やあ、新一宮やあ」
(拙者) 「さすが、又丸。古い名前の方を知っていますね」
(又丸) 「あたり前田のクラッカー」
(拙者) 「私それ言いませんでしたか?」
(又丸) 「駅名もお菓子も昔はよかった。昭和30年代40年代は。」
(拙者) 「すみません。降ります。降ります。」
名鉄一宮21時23分下車。急いで乗り換え。新快速は少し遅れていたため尾張一宮21時26分発に何とか乗車。
21時42分。穂積着。
22時少し前に自宅に戻る。
母はいつも9時には休むがこの日は起きて待っていた。
(終)
南九州の旅は無事に済みました。
ありがとうございます。