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B級会社員のOFF日記(現在無職です)

尻毛助左衛門と尻毛又丸の珍道中の日記を公開しています。

定年サラリーマンのOFF日記もあります。

熱海の保養所(その六、「書類の作成」と「妻への説明」は苦手でござる)

2014-09-18 21:06:26 | 熱海の保養所

平成26年7月某日の翌々日

尻毛助左衛門は少し早めに出社し、保養所の申込用紙に必要事項を記入しFAXで申込をした。

 

(助左衛門)「これで完了、完璧の貫太郎~。  私がなんとあの又丸殿の口癖を覚えてしまうとは!!」

 

暫くすると健康組合より保養所申し込みの確認の電話があった。

(組合事務員)「申込のご住所に尻毛という組合員は残念ながらいらっしゃいません。記入に誤りはございませんか」

(助左衛門) 「わたしは美濃の尻毛の尻毛助左衛門。間違いはありません。もう一度検索して確認ください」と申すと

        その女性事務員はクスクスと笑いながら、検索をはじめた。いつまでも笑っている。そして

(組合事務員)「下野の日光の尻毛助左衛門さんではありませんか。」

(助左衛門) 「その通りだが、しかし、それは・・・まずい・・・美濃の尻毛では申込できませんかの~」

(組合事務員)「保健証の住所で管理していますので、その住所でお願いしています。申込書控えは後日、下野の日光のご自宅にご郵送します」

尻毛助左衛門は渋々承知した。大蔵大臣の妻にはどう説明したらよいかとその後ずーと、考えていた、

 

 

平成26年8月上旬のある日

大蔵大臣の妻の電話の第一声で、機嫌が良いか悪いかすぐ分かる

①良い時・・・「助さ~ん」   ②悪い時・・・「助左衛門殿(低い声で)」

今回は②であった。

 

(次回へ続く)

 

 


熱海の保養所(その五、完璧の又丸殿の列車プラン)

2014-09-15 08:24:58 | 熱海の保養所

平成26年7月某日の夜

助左衛門は唸る

又丸殿の目はイキイキしていた。

(又 丸 殿) 「ポイントは2つ」と右手を高らかにあげて、V字宣言をする。

(助左衛門) 「プランは完璧のようですね」

(又 丸 殿) 「完璧の貫太郎~」

(助左衛門)「馬鹿を言ってないで、進めてください」

(又 丸 殿)「ポイントの第一は浜松行きをチョイスすること。(岐阜県の)穂積から東へ向かう列車の多くは豊橋どまり。

        豊橋から浜松間は利用者が多いのに関わらず本数が少ない。よっていつも乗り換えに苦労する

        年老いた母を連れての乗り換えは大変。よって浜松行を選べば、楽ちん楽ちん」

(助左衛門)「もうひとつのポイントは何でござる」

(又 丸 殿)「それは島田で乗り換えること」

(助左衛門)「終点の静岡ではなく島田ですか」

(又 丸 殿) 「人が多い静岡の乗り換えはこれまた難儀する。大判の時刻表を見れば一目瞭然。島田は始発列車が多いです」

(助左衛門) 「お汲みおばあちゃんの体力を考えての案でござるな・・・」

(又 丸 殿) 「・・・あとは天気次第ですな。」

 

翌朝、又丸殿の軒先には「テルテル坊主」が吊り下げてあった。

 

(次回へ続く)


熱海の保養所(その四、幼稚な数字の中に)

2014-09-12 21:53:09 | 熱海の保養所

平成26年7月某日の夜

お調子者の又丸の発言で松枝様の長女千手、次女横笛(結城改め)からLINEで確認のトークが入る

この二人は揃って「東京から熱海は近いから必ず行きますからね、宜しくお願いします」と言ってきた

尻毛の血をひく2歳違いのこの二人のやんちゃ娘は、地方の立派な同じ大学を卒業され、社会人になっている

長女千手は幼児二人を連れてくることになった。

次女の横笛は今秋、結婚される予定である

予算やコースを考えていると、・・・その時である・・・

 

(又 丸 殿)「ご開門~ご開門~又丸でございま~す」

(助左衛門)「扉はいつも開いていることは、ご存知でしょう」

(又丸殿)「つい、うれしくなってはしゃぎすぎました。ところで熱海への列車の予定表を書きましたので参上しました」

(助左衛門)「どれどれ?相変わらず幼稚な数字ですな・・・」

(又丸殿) 「なあなあ~その話は横において・・・。美濃の穂積から熱海までJRで行く場合のポイントは2つでござる」

(助左衛門)「何ですか?その2つのポイントは?」

 

拙者助左衛門は又丸殿の立てた予定表の説明を聞き、唸った。

 

(次回へ続く)

 

 

 

 


熱海の保養所(その三、欠けた茶碗と限りなく薄いお茶」)

2014-09-11 21:05:44 | 熱海の保養所

平成26年7月某日

又丸殿のお宅でお茶をいただく。欠けた茶碗に限りなく薄いお茶

そして賞味期限が少し経過した茶菓子がひとつ

夏の暑い日の夕方、又丸殿のお宅の縁側に座っていると、電話が鳴り響く

音量は最大にしている。お汲みおばあちゃんの耳が遠くなり、隣りの私の家まで聞こえるほどだ。黒電話は健在である。

「RRRRR・・・・・」

(又 丸 殿)「尻毛です。どちら様ですか?」

(松 枝 様)「松枝です。お汲おばあちゃんは元気ですか?」

(又 丸 殿)「元気すぎて、困っています」

(松 枝 様)「夏の終わりころ、一度実家に帰りますので、宜しく!」

(又 丸 殿)「夏の終わりころは熱海で~す。来ても留守で~す。宜しく!」

(松 枝 様)「どうして熱海なのですか?」

(又 丸 殿)「助左衛門殿の会社の保養所へ行きま~す」

(松 枝 様)「私たちも連れてってください。」

(又 丸 殿)「又手拭いを買ってくれたら、いいですよ」

(松 枝 様)「買ってもって行きま~す.大人3名幼児2名の5名です。助左衛門さんに宜しくお伝えください」

(又 丸 殿)「ガッテン!承知の助!」

(助左衛門)「何がガッテン 承知の助だよ 受話器をこちらにください」

(又 丸 殿)「切れてしまいました」

 

私は総勢8名になることを考えると心配になり、自宅へもどった

 

(次回へ続く)


熱海の保養所(その二 ガッテン承知の助)

2014-09-09 22:16:19 | 熱海の保養所

平成26年7月某日

又丸殿のお宅を辞すると、呼び止める声がする

(又 丸 殿) 「助左衛門さん~なにか御用ですか?」

(助左衛門) 「青春18切符がまだ3回分残っているので、何か有効活用はできまいかと思いましてね」

(又 丸 殿) 「行きたいところはいろいろあります。たとえば大垣2249発ムーンライトながらで東京へ行きたい。東京には5時過ぎに着き花の

         お江戸を満喫できます しかし年老いた母を家に残していくのも心配でござる」

(母お汲さん) 「誰が年老いた母ですか?私はまだ88歳。嫁を貰わない又丸が心配じゃ 昔主人と新婚旅行に行った熱海へ行きたいけれど金はなし

         金はないけれど、死ぬ前に一度富士山を拝みたいのです」

 

拙者は又丸殿のお汲お母さんのこの言葉「・・・死ぬ前に一度・・・」を聞くと熱海行きを決意した

(助左衛門)「ここに青春18切符3回分があるので、のんびり熱海に行きましょう。又丸殿計画を立ててくだされ。」

(又 丸 殿)「ガッテン!!承知の助!!」

(助左衛門)「なんですか?そのなんとかテン 承知の助とは?」

(又 丸 殿) 「確かに、かしこまりました。という私の造語です」

 

又丸殿は棚にある少し古い大判の時刻表を取り出して列車を調べはじめた

 

(次回へ続く)