B級会社員のOFF日記(現在無職です)

尻毛助左衛門と尻毛又丸の珍道中の日記を公開しています。

定年サラリーマンのOFF日記もあります。

ドナルド・キーン氏死去

2019-02-26 00:45:00 | その他

2月24日 ドナルド・キーン氏がなくなった。

三島由紀夫、安部公房さんらの小説を

英訳して世界に紹介された。

心不全のため 台東区の病院で死去、96歳。

 

コロンビア大学中に

「源氏物語」と出会い 日本文学への関心を抱く。

米国海軍日本語学校に入学し

大戦中は通訳官を務めた。

 

終戦後、英国ケンブリッジ大学で学んで

京都大学へ留学する。

京都大学では 松尾芭蕉 近松門左衛門を研究した。

三島 太宰の作品を英訳する。

 

川端 谷崎 司馬さんなど日本を代表する

作家と交流する。

能や文楽の芸能を

世界に紹介した人。

 

彫刻家ロダンのモデルに

日本で唯一の女性「花子」を

顕彰する「ぎふ『ロダンと花子』の会」が

95年に発足すると 名誉会長になる。

 

拙者は著書「日本の文学の歴史」には

時々 お世話になっている。

日本人よりも日本人でありました。

ご冥福をお祈りします。

 

(完)

 

(追伸) 近くの図書館で「日本の文学の歴史」(11) を借りて

少し 読んでいます、亡き人を偲んで。

 


助左衛門VS大根

2019-02-26 00:12:09 | その他

冬の野菜は大根が一番。

拙者は土大根の話ではないが

大きな大根を買っている。

そして 毎日のように 食べている。

 

何故食べるかに 答えると

安い そして 美味しい。

別に 料理しなくても

そのまま かじるだけ。

 

みずみずしい。あの水分の味は

形容しがたい。

「七人の侍」のなかで

三船敏郎はかじっていた。

 

2月18日(月) 朝 大根を

切っていると なんと

左手中指を 少し切ってしまった。

大根の仕返しを 受けた。

 

大根を毎日切っているので

大根に切られた 感じである。

2月26日(火)現在 完治していない。

年を食うと 治りが遅いのも 悲しい。

 

しかし 昨日は おでんを食べた。

おでんの具の 半分は 大根である。

桜が咲くころまで 我が家では

拙者と大根の戦いは続く。

 

(完)


今年も確定申告を

2019-02-25 22:37:30 | その他

拙者は 会社員を退職してから

毎年確定申告をしています。

年末調整があった時代は

確定申告は考えていませんでした。

 

正社員時代は

ある程度 収入があり

天引きされる 所得税に不満があったが

仕方がないと 思っていました。

 

しかし 収入が乏しくなり

医療費が年々増えていくと

呑気な拙者も 財布の紐を

絞めなければ と思いました。

 

昨年は 貯蓄をくずして

家を建てました。

すると 岐阜北税務署より

呼び出しである。

 

2月14日 岐阜市内のマーサ21の

確定申告の特設会場へ行く。

実は拙者は 確定申告を

楽しみに していました。

 

譲渡所得があり 税金を

少し 納税しましたが

何故か 清々しい 気持ちです。

しかし 税金は 有効に 使ってもらいたい。

 

(完)

 

 


又丸も詠む「りんりん」

2019-02-22 22:52:32 | 又丸

又丸が 部屋にやって来た。

拙者のブログを見て

又丸が 「りんりん ですか

難しいですね。」

 

「リンリンという語を入れて

歌を詠めば 好きな どら焼きを 進ぜよう」 と。

「どら焼きが 欲しい」と

又丸は 頭を抱えて 部屋を出て行く。

 

 暫くして 又丸は 戻る。

「又丸よ。どうした 涙を流して

まるで 小娘の ようだ。

胸の中を はっきり 言ってくれ

 

すると 又丸は 「りんりんは

難しいよ。言葉遊びしかできないよ。」

そして 拙者に メモを渡す。

メモは 次の通り。

 

『リンリンと 確か ランラン 思い出す

インデアン今 幸せですか 』

メモを見ながら 思い出す。

そんな アイドルが いたなあ。

 

添削は 必要なしと 判断す。

拙者のどら焼きも 又丸に渡す。

 

(完)  

 

(参考) ホメロス 「イリアス」

   松平 千秋 訳 岩波文庫

   第十六歌 アカイア勢の苦戦を見かねた パトロクロスは アキレウスに嘆願する。

   下線部分は 第十六歌の 冒頭部分です。

(追伸) 又丸は どら焼きが好きですが 泣いてはいません。

 

(その後の梗概) パトロクロスはアキレウスの武具を借りて 戦場に向かう。

        しかし 敵の槍を受け ペクトルに 止めを刺される。

 


あかんべろりん・・・栃木県(下)

2019-02-22 22:02:54 | 各地の民話

お坊さんは 帰ってきました。

娘は 恐る恐る 謝りました。

お坊さんは ガッカリしました。

謝っているので どうする こともできません。

 

そこで お坊さんは それぞれ

「りんりん」という 語を入れ

歌を詠めば 許すと言います。

三人は 互いに 見合わせて 頷きます。

 

まず 刀屋の 娘は

りんりんと こぞりにしょった 小なぎなた

  一振りすれば 敵はりんりん

と 読みました。

 

すると 花屋の娘が 

 りんりんと こぞりにしょった 梅の枝

   一枝折れば 花はりんりん

と 続けました。

 

最後は 魚屋の娘です。

りんりんと こぞりにしょった 小鰯も

  十四 五 食えば 腹はりんりん

と 読み終えました。

 

お坊さんも 感心して 

 りんりんと 理(ことわり)ないこと 持ち出して

   この梨 やるは あかんべろりん

土産の梨は 一人で 食べたそうです。

 

(完)